白金台駅から歩いて7分,松岡美術館に行ってきました。
『西洋絵画の中の人びと』 …
小さい美術館で 数点の絵を見る方が楽ですね。
以前ここへ来たような気がするのですが、
何を見に来たか 全く覚えてない。
最近記憶力が衰えたのかな これはショック~。
ジョン、エバット、ミレイの『聖テレジアの少女時代』が最初にあります。
しばらく見ているうちに、一昨年にbunkamuraで見たイギリスの画家の池の中で花に埋もれていた絵を描いた作者と気づく。
絵を見ていると突然アナウンスで
「この美術館は話し声が響きやすいので、
お話は小さな声でお願いします~」と流れた。
そういえばさっきからおばちゃんたちがよくしゃべっていたのだ。
そのあとしばらく静かでも、
小声のこそこそ話は聞こえていた。
音がよく響く美術館でした。
おばさまたちって おしゃべりしたいんですね~。
モジリアーニの絵やマリーローランサン、ルノアールの絵は一点ずつ
シャガールの絵はなぜだか四枚ほどありましたが、
一枚 昔から持っていた本に載っていた
『ダフニスとクロエ』の絵が初めて見れたので
来てよかったと思いました。
ルオーの『道化師』が座敷に飾ってありましたが、
なぜルオーが日本間の畳のところにぽつんあるのか??
アンバランスな感じがして合わないんじゃないかと思ったのは私だけ?
他にモネ、ピサロ、ブラマンクの絵が二点。
ブラマンクの写真で彼がどんな顔なのかここで初めて知りました。
ユトリロの絵は三点。
彼の父は不明だといわれていたが、どうやら文学者らしいと書かれていたのでこれですっきり?
今まで巷の話ではロートレックだとばかり思っていました。
彼の描く人間の描き方は なんかすごく雑なんですけど
おもちゃみたいで可愛いかも。
美術館の中から 日暮しの鳴く声が聞こえました。
夏休みももう終わりかなかなかな。