今朝、仁吉は6時前に家を出て、学校へ向かいました。
楽しみにしていた修学旅行ですから、
もちろんさっさと自分で起きてルンルン状態でした。
一方、太吉と三吉はいつものように7時までご就寝。
寝ぼけ眼で起きてきて、「あ、仁吉は?」
「とっくに修学旅行に出かけたで。」
「ふ~ん」
それから二人とも、仁吉の話題は出さず、
普通に登校していきました。
太吉は、自分が修学旅行で行った行程と全く同じですから
騒ぐことはないといった様子です。
しかし、三吉は寝る時になって、急にモジモジ。
「仁兄ちゃんいてないから、一人で寝るのこわいなぁ・・・」
いつも2段ベッドの上と下で寝ている二人。
くっついて寝るわけでもないのに、やはり一人ではいやなようです。
結局、三吉は父ちゃんと枕を並べて寝ることになりました
って、それは母の布団やろが~!
しょうがない、今夜は三吉の肉布団で寝ないといけないようです・・・。
たかが1泊2日。
明日の夕方にはもう帰って来るのに、
弟の三吉にとっては、ちょっぴり寂しい夜になりました。