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今回の麻生内閣で、小渕優子が少子化担当相に任命されたのには、今更ながらあきれてしまった。小渕さんの娘だから?それとも最近出産したばかりだから?この人に知識・経験・実績は?「日本を明るく強い国にすること」が麻生総理の使命と言うが、果たしてこの国の未来は大丈夫だろうか?
少子化対策に国が力を入れ始めたのがいつ頃か知らないが、依然として少子化問題は進展していないというのが実感ではないだろうか?高齢化の進展と国全体の経済や活力の増大、そして年金問題等を考えても、長期的に最も力を入れなければならない問題のひとつではないだろうか?思い切った政策が実施されて来ていない状況が続いていて、そのままであれば今後も大きく改善するとは思えない。 そもそも、なぜかいつも少子化担当相に選任されるのは女性なのか?女性だからというわけではないが、いつも「お飾り」的な感は拭えない。特に、今回の任命は話にならない。本当に力を入れてやる気があるのか?顔だけそろえればいいのか?女性だからいけないとは言わないが、もっと経験や実績のある「重鎮」クラスが任命されることはないのか? 私が考える最大の対策は、現在またはこれから子供を作ろうとしている若年層に、安心して産める仕組みを作ってあげること。例えば、お金のかかる教育費の補助や養育費に対する税制上の優遇措置。これらを思い切って拡大することが、最も効果的だと思う。高校や大学まで授業料を無料にするとか、子供に対する扶養控除を大幅に拡大するとか、そんな考えには至らないか? しかもそれを、長期間にわたって保証しなければならない。これまでのように、3年や5年でその時その時の勝手な言い訳をつけてコロコロ政策が変わっては、とても安心できない。そこに大きなモラルハザードが存在する。少なくとも今後20年間は方向性を変えないという確証が得られるようなものでなければ意味がない。 これら日本の将来のための施策のためなら、他の予算を大きく削減してでもお金をつぎ込む意味があると国民全体に認識してもらえないだろうか?結婚して産まなきゃ損ぐらいの感覚を作れるといいと思うのだが、行き過ぎだろうか?本当に力を入れるのなら、大胆な政策を提案し、発言力・説得力のある人を担当相に任命されないか? 自民党がダメなら、この際、民主党に政権を交代してもらって、思い切った政策を取り入れてもらいたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/09/27 12:34:46 AM
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