本日、夜22時より、NHKの「プロフェショナル」という番組で
乳がん治療の第一人者、聖路加国際病院の
中村清吾先生が出演されます。
最近、病気関連のTV番組などは
ほとんど見ないのですが
今日の番組は久々に見ようかなと思っています。
以下、NHKのHPより引用。
人生によりそい、がんと闘う
~乳腺外科医・中村清吾~
現在、女性のがん罹患(りかん)率のトップが乳がん。
日本人女性の20人に一人が発症する。
その手術で年間700という日本有数の実績を誇る聖路加国際病院。
そこで乳がん治療を率いるのが、乳腺外科医・中村清吾(52)だ。
中村は、MRI画像を使った乳がん診断法や、
それを温存手術に活用するなどの治療法をいち早く取り入れた、
日本を代表する乳がん治療のエキスパートの一人だ。
乳がんの患者数は、30代後半から急激に増え、
50代後半にピークを迎える。
この年代は、母として妻として仕事人として大切な役割を担う。
病気と闘いながら、どう子育てをしていけばいいか、
子供に病気のことをどう伝えたらいいか、
仕事をし続けていくにはどうしたらいいのか、など
さまざまな生き方・悩みに応じた治療が求められる。
中村は言う。
「治療とは、ただ命を助ければいいのではない。
患者の人生を思いやることが大事だ。」
そこで、中村が実践しているのが、新しいチーム医療。
外科医だけでなく、腫瘍(しゅよう)内科医・小児科医・看護師
・薬剤師・栄養士・チャイルドライフスペシャリスト・ソーシャルワーカーなど、
さまざまな分野の専門家が対等な関係を築くチームで、患者に向き合う。
3月末、40代半ばの患者が緊急入院してきた。乳がんの再発。
既に、骨への転移が進み、歩けない状態だった。
しかし、女性は10代の二人の子供に病気のことを話せないでいた。
治療にくわえ、彼女をどうサポートしていくか。
乳がん治療最前線、チーム中村と患者たちの日々に密着する。