昨日は、公開初日の『サヨナライツカ』を観に行ってきました。
年末に試写会で観てたから、2度目だったのですが
今回は主演女優さんたちの舞台挨拶があったので
ぜひとも行ってみたくって・・・。
婚約者がいて結婚が3ヶ月後に迫ったエリートビジネスマン(西島秀俊)が
タイのバンコクへ赴任して、そこでミステリアスな女性(中山美穂)と出会い
激しい恋に落ちてしまうというストーリーです。
婚約者役は石田ゆり子なんですが
この人が「したたか」に見えて仕方なかった私です・・・。
韓国人の監督が撮った映画で
画面が、終始まばゆいように撮影されていました。
25年という長い歳月を追う、ラブストーリーですが
内容はやはりちょっと重いです。
映画ではややぼかしてあったけど
原作では、ある人がガンになって死んでしまうので
治療をしている人が見ると、つらいかも・・・です。
でもこの映画の何がいいって
一番は、西島秀俊さんが、文句なしにかっこいいこと。
映画の中で、バンコクの正式名称をスラスラと答えるシーンがあるんです。
クルンテープマハーナコーン ボーウォーンラッタナコーシン
マヒンタラーユッタヤーマハーディロック ポップノッパラット
ラーチャターニーブリーロム ウドムラーチャニウェート マハーサターン
アモーンピマーン アワターンサティット サッカタッティヤウィッサヌカムプラシット
現地の人は、バンコクのことを略して「クルンテープ」と
呼んでいるそうです。
そして、音楽がまた素晴らしい。
ピアノが終始効果的に使われていました。
この映画のピアノ曲、弾いてみたいと思いました。
でももう、ピアノをやめて2年になるので
すぐには弾けないだろうな・・・。
しかも、今の家にはピアノないし・・・
舞台挨拶で、中山美穂と西島秀俊と石田ゆり子の3人を
生で見ることができました。
中山美穂は、入ってきた瞬間
独特のオーラが漂っていました。
石田ゆり子は、映画ではそんなに細いように見えないけど
実際はかなり細い人でした。
トークも、真面目に話しているのに
随所に笑いが盛り込まれていて
一番話がうまかったかも。
とても切なくて、重いんだけど
なぜかまた観たくなる・・・そんな映画でした。