蔵王町の花屋さんに久々に行ってきました
一昨日の月曜も暑い日
今年の夏は湿度も高く　高温が続きましたが
残暑も厳しい…


青空の中…
黄金色した稲穂のじゅうたんが広がっていました

蔵王明花園では看板娘のももちゃんが待っていました
いつも満開の笑顔で迎えてくれます　(*^_^*)


この日は白萩やベンケイソウを選んできました
また…少しお安くして頂きました♪

3月11日の東日本大震災から半年がたちました
名取市の仮設住宅に住む親戚さんは元気にしてるようです


大地震のあと…津波で大きな被害にあった
名取市のゆりあげ地区
震災後、今日　やっと行ってきました
長い間　通行許可証がないと入れなかったのです


父が何度となく行ってみてみたいと言い続けていました
お正月と墓参りの時期は欠かさず通っていた町
親戚が言ってた通り…何もかもなくなっていました


いとこの自宅があったあたりの風景は
あれほど立ち並んでた家並みがひとつもありません
遠くに老人福祉施設の建物だけが残っていました

市場のあったあたりに行ってみると対岸には
高い高いガレキを積み上げた風景ばかり
木々を津波にもがれた日和山や橋をたよりに
以前の風景を思い出そうとしますが…


海に近い場所に昔風のラーメンが美味しかった
港食堂もまわりにあった住宅もなくなってしまいました


長く入れなかった間はグーグルアースで
ゆりあげ地区の様子を母には見せていましたが…
いつも墓参りしていたお寺の本堂は　やはり、なくなってて


お隣に残っていたお寺の本堂の建物をたよりに思い出すように
母が道路を歩き　親戚の家があった場所に行きました
親戚が言ってたように何もないです…土だけです


お隣の半分以上　崩れたブロック塀が名残を残していました
ブロックの内側には立派な竹塀と和風のお庭が素敵で
竹塀を自分にも作れないかと眺めたので覚えています
親戚が地震あとに避難するとき声をかけたそうですが
逃げなかったらしく津波の犠牲になったと聞きました


写真の道路の両脇にはビッシリと家が立ち並んでいたのに
何にもありません
１番　奥に見える木々の向こうは名取川
右側が河口へと続いている風景だと思います
知らない土地に紛れ込んだような錯覚におちいりそう…

写真は親戚のお墓のある寺の西側にあったお寺の本堂
近くまで行きませんでしたが
中は大津波でえぐられたような感じで屋根もいたんでいました


行政のかたが長い時間をかけて作業してくれたので
道路はきれいになっています
何もなくなってしまった中
お寺の駐車場だったのがここ、入り口はここ、と思い出しながら
お墓があったであろう場所で手をあわせてきました


そして…猫の鳴き声…？カモメ？
猫の鳴き声のするほうに母が向かいます
(津波が来ると怖いから早く帰ろうって連呼してたのに)


ひとつだけお墓の土台が残っていた場所
猫のいた場所は　本来、骨壷が収められているスペース
人気のまったくない墓場の跡地にいた猫


捕まえられたら持っていくよ！と言ってみたら
母が隠れる猫の首根っこをつかんで捕まえてしまいました(^-^;
置き去りにすれば後味が悪いので…しようがないです
その後の話は明日にしようと思います

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