葬祭会館から自宅へつく直前
ラジオから地震情報の警報音

千葉県のほうで震度5弱の揺れがあったそうです
津波の危険はないと伝えていましたが・・

昨夜、いとこからの連絡で
入院中だった伯母さんが亡くなったそうです

今日の午前中は母と納棺に立会い
夕方からは家族で通夜に行ってきました


母の庭のニリンソウが咲き始めています
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
この花も母の実家の山で採取したものです







伯母には伝えられていませんでしたが
かなり前に末期がんと診断されたようです

昨年の3.11の津波で亡くなったイトコも
知っていたようです

イトコの一周忌まで頑張らないと・・と
津波で自宅を流出してしまったあと
不便な仮設住宅で前向きに暮らしていました

半月前あたりから痛み止めの薬のせいで
酸素マスクをして眠る日が続いていました

もう、苦しむこともなく・・
イトコもお迎えに来たんだろうな、と思っています



北庭でポットに植えてるハナニラが咲き始めました






納棺で午前中、行ったとき
白装束に着替えさせられた伯母は
わらじを履かせてもらった後で・・

係りの方が親族に印刷した六文銭を
わらじに挟み込むよう伝えていました

ああ・・六文銭の旗印の武将がいたなぁ・・
赤い甲冑で兜には鹿の角つけて・・誰だっけ？
などど、ぼ～っと考えていました


北庭の斑入りのアオキの花
小さくて地味だけど　かわいいと思います






六文銭はあの世にいくとき
三途の川を渡るときに使うと
係りの方が説明していました

昔の旅人は死ぬ覚悟をして
六文銭を準備していたとも伝えられています

帰宅してから六文銭の旗印の武将を
博士に聞いたら　真田幸村さんだと教えてもらいました


北庭の庭桜（ニワザクラ）のツボミ
バラ科で母からもらったものです






伯母が入院したとき
余命２ヶ月の宣告をうけていたと
聞いていたので覚悟はしていましたが・・

地震や津波なんか来ないで
自宅で普通の生活をしていたら
もう少し、長生きできたんじゃないかと
どうしても　思ってしまいます


ベランダのアジサイ　舞孔雀
最初の三つの花は終わりに近づき
カットしてしまいました

葉に隠れていた下のほうに
小さな花が咲きました






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