「萌え」
「オタク」
「メイドカフェ」
これを中国人に中国語に説明するのは難しい!
萌え
:中国語では「萌」
表現例としては、
「最萌!(めちゃ萌え~)」
「我被萌到了。(萌えた~)」
本意是指読者在看到美少女角色時,
産生一種熱血沸騰的精神状態。
(漫画やアニメで美少女キャラを見た際、一種血が沸騰した精神状態を表現したもの)
と説明されていました。
オタク
:御宅族
中国語の辞書では
在日文字面上的意思是指[イ尓]的家是一種対対方比較尊敬的称呼。
到了80年代,当時動漫画迷之間以御宅来互相称呼,例如説
請[イ尓]展示(御宅)的収蔵。
御宅比普通的称呼保持距離,同時也暗示了大家不要太接近。
(日本語での意味は「あなたの家」という意味があり、比較的尊敬語である。
80年代に入り、当時漫画やアニメが好きな人たちで互いを呼び合った言葉である。
尊敬語でもあり、例えば「お宅のコレクションを見せてください」という意味が含まれると同時に、「普通」と比べて少し距離を置いて、あまり近づくな、という意味も含まれている。)
メイドカフェ
:女僕珈琲店、女僕[口乞]茶
これは説明するのに一番難しいです!
日本語で「メイド」と云うのと、中国語「女僕」と云うのとでは、
響きの印象が違うからです。
ただ単に女僕というと、通じません。
日本語のように可愛い女の子のメイド、というイメージに繋がりにくいからです。
女僕珈琲店主要是参照ACG当中女僕的角色,由店中的年軽女店員扮成女僕,并制作許多餐点,供到店的客人食用,店中的女僕会親切的和客人問侯并称呼主人(日本語:御主人様),客人群多以男性為主,其中不乏御宅族、ACG愛好者及単身男性。
(若い女の子がACG(アニメ・コミック・ゲーム)に出てくるような女僕キャラクターを参照にして、若い女の子が女僕の格好に扮して、メニューの品を作ってくれてサービスをしてくれる。店内の“女僕”はとても親切で、客をご主人さまと呼んでくれる。客層は主に男性で、その中でもオタクやACG愛好者、独身男性が多い)
と説明すれば通じるようです。
ただ、すぐにイメージ沸くかなぁ~。
なんはいずの周り、アニメといっても、
「ドラえもん」とか「スラムダンク」で育った世代の子たちばかり。
30代以上の人に説明するのはもっと費勁(大変)。
今じゃ台湾や香港にもたくさんあるようですね。
台湾じゃ2004年に初めてできたとか。
きっと上海や北京にもあるはず。
しかし、私の友人であるリチャード先生(中国東北人・35歳・男)は、
ヘタクソななんはいずの中国語で説明すると、
すぐに理解してくれました。
そして、
「あ~仕事ばっかしてないで、日本に行って女僕珈琲店に行きたいよ」
と言っていました。
私の影響で、オタク文化や萌えアニメに興味を持った彼は、
先日「勉強のためです」と言って、ドラマ「電車男」のDVDを買っていました。
リチャード先生、最高
日本は明治時代以降、西洋から取り入れた「哲学」などという言葉を漢字に訳し、
当時多くの中国人留学生がそれを持ち帰り、
多くの日本で作られた言葉が今でも中国人の日常語として飛び交っています。
日本語と中国語の言葉の交流の歴史はとっても長く、
そして時がたつにつれて、その関係もより深くなっているのですね^^♪