夢の余韻
初夢の余韻がなかなか消えない。 宇宙にまたたく星の美しさが脳裏を離れないし、楽しい披露宴会場のなごやかなムードがふっと胸に沸き起こる。 レストランへ席を変え、そこでの楽しい会話の雰囲気とか紅茶のいい香り、コーヒーの温かさ、お菓子の甘い匂い、花瓶に飾られている花が優しく揺れて、ほのかに香ってくる。貴重品が入っているバッグを気にして、自分の席の近くに置かなきゃと意識する感覚まで戻るからなんだかおかしい。現実でも、常に荷物チェックしなくちゃ(苦笑) どこからか笑い声が響き、おしゃれを楽しむ人たちの衣擦れの音がする。芸能人がいるだけで場の空気が華やいだものになる。生演奏なのか、クラシックの調べも流れてくる。 と思うと、とたんに宇宙空間へと記憶もワープ。どこだかわからないけど、宇宙基地のようなところで地球防衛軍にでもなったようなつもりで人々のために一生懸命働く自分。もちろん、宇宙服に着替えている。これって変身願望!? 夢のおかげで、ふとした瞬間に、おいしいものの香りがしてきて温かい感覚が戻るからなんだか得した気分。誰かを助けたり、おしゃれしたり、楽しい会話を楽しんでる余韻もなかなかいいよ。 現実に足りない何かを夢が求めているのか、夢がこの先の暗示を示すのか。どちらにしろ、夢の中で味わった感動とか、美味しさとかがふとした瞬間に蘇り、なんだか2倍美味しいものを味わってる気分だわ♪