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東京なな猫通信

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 人間様@ 愛誤ヒトモドキは何故バカなのか? うぜえよ売人奴アザラシも他の生き物やってん…

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2005年02月16日
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きょうはちょっと、なな猫の日記ではなく
なな猫がよくおじゃましてる動物愛護グループからの
緊急のお知らせです。
かなり長いもので、読むのも大変ですが
関心ある方、是非読んでみてください。
なお、この記事は筆者の考えもかなり盛り込まれているようなので
なな猫、驚いて一応お載せしてみましたが、
挙げられているURLなどを御覧になって
よく考えてみることが必要かもしれません。

  *  *  *  *  *  *  *  *

6月から始まる新しい法律の「外来生物法」で、特定外来生物と指定された

11種類の哺乳類動物達がぜーんぶ殺されることになりました。

外来生物等と簡単にまとめてますが、外来生物は元々人間が海外でのーんびり暮らしてる生き物達を販売する等を目的として、無理やり日本に連れて来たもの達が、結局、人間に持て余され捨てられ、環境が合わずいっぱいいっぱい死んでいった中、残ったわずかの生き物達が一生懸命生き抜いて繁殖していった動物達です。

すべて人間の勝手が引き起こした事なのに、今、それらの動物を人間が全部殺せばいい!って法律が6月から始まろうとしています。

3月2日まで、この法律確定において、環境省が意見最終募集をはじめました。
詳細は以下のURLからご覧下さい。

http://www.env.go.jp/info/iken/h170302b/b-1.html

意見提出方法や、メール・FAX先も明記されています。

↑に書いてある通り、「法律確定」までは現在の段階では検討中らしいので、あと2週間の間に是非是非!沢山の人の反対意見の応募をお願い致します。
ご自分の日記等でも呼びかけて下さい、宜しくお願い致しますm(_ _)m 。

先程、財団法人神奈川県動物愛護協会の会長さんと電話でお話したのですが、これは第一弾にしか過ぎないそうです。

この法律が確定され実行されてしまうと第二弾が待っています。

今、「私は猫好きだから関係ない・・・」「犬好きだから関係ない・・・」と思ってる方。

第二弾は「猫」が控えてるそうです!!。

自然保護団体から、野良猫も自然環境、生態系を壊すということで、特定外来生物に指定するように訴えかけられてるそうです。
野良猫も一斉に殺される対象になります。

きっと、猫と同時に犬が来るか猫の次に犬だと思います。

かなり間違った法律だとは思いませんか?。
自然破壊、生態系を一番壊してるのも、壊す原因を作ったのも人間、私達日本人です。

それなのに、
http://www.env.go.jp/info/iken/h170302b/b-2.pdf
↑を見た限りでは、いかにも動物が自ら船や飛行機を操縦して日本に渡ってきて農作物を荒らし、日本を壊してる悪党のような扱いです。

今の日本では子供にまで「外来生物は死ね!」と言わせてます。

このままでは捨てる人を減らすどころか捨てる前に殺せになってしまいます・・・。
動物虐待もどんどん増えていくことでしょう。

特定外来生物に指定された生き物達は現状では見かけたら「どんどん殺してもいい」動物です。

極端な話、そのうち学校帰りの子供達がアライグマを撲殺したりしてることでしょう・・・。

うちには3年半前にアライグマのテレビを見た母から話を聞き、あまりにも酷い状況で、財)神奈川県動物愛護協会さんから2匹のアライグマを引き取りました。
アライグマはもうすでに成体はすべて殺されていますが、今までは駆除業者等から動物愛護協会さんやアライグマ里親探し施設さん等が生き残ったわずかな子供のアライグマを引き取り里親を探してましたが、6月からはすべて殺されることになります。

この「外来生物法」が決定されると「特定外来生物の運搬禁止」ということから、うちに居るアライグマのユミちゃんチュウちゃんは病気になっても病院にも連れて行く事が出来ません。





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-アライグマ里親探しのR2さんより-

生かしてやれる方法があるのにナゼ殺す!

「外来生物法」という法律が6月からスタートします。
この法律確定において、環境省が意見最終募集をはじめました。
詳細は以下のURLからご覧下さい。
http://www.env.go.jp/info/iken/h170302b/b-1.html
意見提出方法や、メール・FAX先も明記されています。

これが最後の一般意見募集になります。
「アライグマは見つけ次第に殺せ!」的な法律案が作られ、
数ヶ月先には実行に移されようとしています。
どうか皆様には、物言えぬアライグマ達のためご意見提出きたくお願い申し上げます。

R2の基本姿勢
1. 野生化アライグマを保護した後、不妊去勢処置、並びに逸走防止策を施した
  適切環境で飼育する事は更なる拡散懸念には至らない。
2. 適切処置施し終生飼育する事は、外来生物法における防除目的の一方法として
有効であるばかりでなく、同個体群を一般家庭に引き受け飼育するは、本法定める
ところの防除の意に同じである。
これら一般市民が自ら提供する真に人たる善意に対し、公的機関は何らかの助成措置
あって然るべきでありながら、更に個別負担を強制する法には断固反対する。
3. 物言えぬ動物達に対し全ての責任を負い被せ、延命策を模索する事をまったくせずして
机上論や推論を盾にし地上からの抹殺を肯定する法には断固反対する。

-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-

R2が譲渡出来るアライグマは今年限りになるかもしれません。
助けられる筈の命。
それを良しとしない法律。
アライグマ達に生きる事が絶対許されない時代がやってきます。
この悲劇がアライグマばかりで済まない事を知ってください。
アライグマ対策を突破口として、必ず第二次、第三次が続きます。
そして、行政には、学識経験者には、動物の命など消しゴムのカスと同じなのだという事も。

命は、尊いものであり、全てに優先されるもの。
誰もが社会道徳の基本として心に刻んできた筈。
それなのに国は完全否定する蛮行を平然とやってのける。
「アライグマは全てにおいて悪であり、如何なる生態行動も悪以外の何者でもない。
こんなアライグマを生かしておいて何になろう。」
そうレッテルを貼られました。
日本には、命ある事を第1とする、いわば当たり前の人間性を持った動物学者は存在しないのでしょうか?
研究目的の為、地位の為、名誉の為・・・
それが為に築かれた屍の山の上に立ち、手にしたものとは何なのでしょうか。
大切なものをいつ忘れてしまったのでしょうか。
私達R2スタッフ、そして里親となった人間にはさっぱり理解出来ません。

どうか心ある皆様、罪無き彼等動物達の為にお力をお貸しください。
外国語に堪能な方には、どうか海外の心ある人達にも
日本で惨劇が起きている事を伝えてください。
-R2-



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- 財)神奈川県動物愛護協会さんより -

アライグマ・タイワンリスの悲劇

~動物の輸入大国・日本~


悲劇は、日本へ輸入された事から始まりました。

日本は、動物の輸入に対して殆ど規制がなく、国内での販売や繁殖には全く規制がありません。
動物の流通業者にとって日本は、大変良い市場になっていました。
そして、その動物の生態も飼育管理方法も飼育指導も必要ない状態で、販売され国内にばらまかれたのです。
アライグマは1960年代、タイワンリスは1930年代に輸入され始め、どちらも最初の問題は動物園や植物園の飼育管理不備からの逃走・自然下での繁殖が記されています。
専門家が管理する施設でさえ問題を起こしているにも関わらず、何ら対処策は取られませんでした。

アライグマの場合は、アニメの「ラスカル」人気から「ペット」としての販売が盛んになり、
生後間もない赤ん坊のアライグマが大量に犬猫同様売られました。
「野生動物を飼う」という認識を持たず、犬猫と同じ感覚でに購入した人達が飼育放棄に至るのです。


翻弄される小さな命達

人間の私利私欲の為に無理矢理捕らえられ、生まれた地から遠く離れた日本に連れて来られた動物達。
そして、管理不備での逃走や飼育放棄での遺棄(2000年から罰金30万円の犯罪)により、
人の手を離れ、必死で生き延びて来た結果が…「根絶」という二文字で終結されようとしています。
今やアライグマもタイワンリスも「極悪」扱いです。
人の過ちに翻弄され続けて来た小さな命に対して、
今度は自分達を脅かす魔物のような言葉ばかりをどうして平気で言えるのでしょうか
存在を「害」と位置付けるあり方は、「殺して良い動物」を作り、虐待の助長を懸念します。
殺す事が「善行」となってはなりません。


求められる人道的な対処

時代の流れが生態系保全に向うことは良い事です。
やっと政府も「移入種法」に着手し、動物輸入の規制を始めようとしています。
しかし、まず最初にあるべきは、今まで行なって来た過ちに対して反省し、
その為に殺害という最悪の不幸を強いられる動物達への謝罪です。
それは実際の輸入・販売者、飼育・逃走あるいは放棄した人々だけではなく、
私達国民全てが過ち正す事ができなかった事に謝罪する心が必要です。
本当の被害者が動物である事を認識した時、彼等を「害獣」と呼び、
「根絶」の二文字で殺りくすべき問題ではない事がご理解頂けると思います。


私達の提案

移入種の問題を通して「日本人は殺す事を嫌がり過ぎる」という言葉を研究者から幾度も聞きました。
しかし、それが国民性なら、日本人に合った対処方法を考えるべきで、
この為に国民の性質を変えるという方向は本末転倒と思います。
私達人間は、既に取り返しのつかない沢山の殺りくを行ない、どれだけの動植物を絶滅させてきたか知れません。
そして今、自分達の過ちの尻拭いを動物の生命を奪う事だけで片付けようとしています。
思いやる心が薄れていると言われる中、それで良いのでしょうか?
私達は、不妊化放獣や一時保護施設(現在、移入動物が逃げた場合保護する施設はありません)
を兼ねた移入種動物園といった教育施設の設置を提案しています。


アライグマは凶暴ではありません

報道では「アライグマは狂暴」とされていますが、けっして狂暴な動物ではありません。
非常に、極端に「臆病」な動物です。
屋根裏で子供を生み人に見つかっても、人を襲うことはなく逃げてしまう程に臆病な動物です。
ですから、捕獲されたり、逃げ場がない状況では「窮鼠猫を噛む」と同様の攻撃体制を取ることになります。
もし、アライグマに攻撃性があり「凶暴」であれば、既に多くの障害事例があるはずです。
また、飼育下での咬傷は別次元と考えます。
アライグマは飼育の歴史がなく、野生動物と考えた方が正しい状況ですから、
アライグマにとっては犬猫のように飼育者への服従という概念はないと思います。
飼育の際に、犬猫と同様に考える事が間違いであり、アライグマであることへの認識があれば問題は起こらないでしょう。


タイワンリスはどこでも生きられる動物ではありません

神奈川県では鎌倉市を中心に三浦地域までタイワンリスの問題が拡大していますが、タイワンリスは非常に弱さを持った動物です。
飼育下では死亡率が高く、それが大学の研究課題にもされています。
町田市のリス園ではタイワンリスのドームがあり、一定範囲の許容頭数がいれば繁殖さえ行なわれないと聞きました。
生息地域の拡大を停める措置(移動の分断)と不妊化処置を行なう事が生息数を確実に下げると思います。



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外来生物法を作る人間と私達反対する人間と同じ生き物だとは思えません。

私からすると、特定外来生物は「外来生物法」を作った行政の人間です。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。







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Last updated  2005年02月16日 23時08分17秒
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