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カテゴリ:なな猫家の猫たち+保護猫物語
なな猫んちの4匹の猫たちのうちでも
特に深窓の令嬢っぽい憂いを秘めた、 グレー虎のひかり。 この子が、きのうの夜、 うちに帰ってこられなくなったんですよ! 夜、よく外に出る出るというので もともと恐がりですぐ帰ってくるからと すんなり出してやったのが 間違いの元。 いつまで待っても帰ってこず、 探しに行ったら、 なな猫んちの部屋を外界と仕切る、 たかーい塀の外に降りて 塀外にある マンション管理のプレハブ小屋の縁の下で 心細げに、にーにー泣いてました。 このひかりは、柴又帝釈天で拾ったんですけど すでに野良猫生活を経験し、 まわりの大人のノラたちに 人間を怖がることを教わってたので こうなると、飼い主でお母さんのなな猫までも もう怖がっちゃって、 呼んでも呼んでも出てきません。 こうなったら強制手段と 旦那とほうきでつついて追い込もうとしたけど かえってよそに逃げてしまい、 呼べばにーにー悲しげに泣くのに、 追うと逃げてしまう。 鳴き声はだんだんヒステリックになってくるし もう、どうしようかと思いました。 この攻防を、きのうの9時過ぎから 夜中の1時まで繰り返し、 猫砂や食べ物を置きにいってみたり さまざましたけど全然だめで、 もう待つしかないと いったん寝ました。 でも、気になって気になって うつらうつらしてたら うちの2番目の、豚顔のあずきが外に出るというので もしやこの子が 連れて帰ってくれないかと出してみました。 そしたら案の定、塀の上に乗っかって、 あずきはひかりを眺め、 塀の下のひかりがにーにー泣いてます。 そのうちあずきが、うちに帰るそぶりを見せた、 そのとき! ひかりが、あずきがいなくなると思って心配になったのか ばーっと塀に乗っかったんです。 塀の上に乗れた、と見えたので、 なな猫が「ひかり!」と呼ぶと ようやく塀をつたってさーっと帰ってきました。 もちろんあずきも後を追って。 もう泣きましたよ。。 それにしても、猫同士、 たとえ産みの母はみな違っても ずっといっしょに暮らして、 家族意識というか兄弟意識みたいな感情、 あるんですね。 猫でも。 あずきがつれて帰ってくれるとは、感激でした。 もう、れおの二の舞は踏みたくないと 必死で追いかけた夜中の数時間。 疲れたけど、帰ってきたのが とにかくなによりうれしかった。 もう、ひかりのばか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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