東京なな猫通信

ネットお友だちからの情報で知った
このニュース、もうテレビでも報道されて
いま、大変なことになってるらしい。
荒川にうさぎ数百匹？　それはおおげさか。
ともかく、うさぎの王国ができてるそうです。


聞けば、そこにホームを築いておられた
ホームレスのおじさんが飼い始めたうさぎが
ねずみ算で増えに増え、
きのうのテレビでも「また増えた」とか言って
ねずみみたいなうさぎの赤ちゃんが
テレビ出演してました。


行政としては困るんでしょうけど、
なな猫としては、そっとしておいてやって
なんて身勝手なこと言いかねない。
いや、実はね、なな猫、
数年前にアンゴラうさぎを飼ってまして、
10年生きて、大往生を看取ったんですけど
うさぎに関しては、一応一家言あり。


家の中で
猫みたいに飼ったアンゴラうさぎの「もこ」。
いい子でした。。。
ちゃんとトイレも覚えて駆け込むし、
庭に出してやっても
あたふたと帰ってくる内弁慶。
好物は、年中食べても飽きないラビットフードと
炊きたてのアツアツ御飯に
うどん、スパゲッティなどの麺類、
そしてケーキや小豆、チョコレート。
思えばグルメなうさぎでした。


図書館で「アンゴラうさぎ」というのを調べると
性格が温厚だが毛を刈るのがめんどうだと。・
たしかに、ときどき毛を刈ってやらないと
ものすごくもわもわーになってしまうし
刈るといっても、バリカンは刃が立たず
はさみでちょきちょきやれば
何度か肉にまで・・ごめんね、もこ。


今いる大ネエの「なな」が赤ん坊で
うちにきたときに、もこになつきまくり、
鹿を倒すライオンさながら
もこに飛びついてはバターンと倒すのが
ななのお気に入りの遊び。
そんなおてんばにも黙ってつきあってやる
温厚なうさぎでした。
うさぎで10年はかなり老齢。
天寿を全うしたもこが死んだときは
しばらく放心してしまった。


だからね、うさぎって
かわいいかわいいだけでなく
猫みたいに飼える、飼い易い動物なんですよ。
耳を洗うしぐさなんて
何度見ても飽きるってことがなかったもん。
そんなうさぎたちが
荒川の土手でつくったカワイイ王国、
どうぞして、存続させてほしい。
そんな勝手な思いにふけるなな猫でした。