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この13日に、晴れて正式譲渡になった黒猫の菊ちゃんですが
素晴らしい里親さんとわかっていても、別れはやはり悲しく その後どうかなー、大丈夫かなー、と心配なもの そんななな猫家に、菊ちゃんの里親さんから早速嬉しいメールをいただきました。 それによりますと、里親さん宅に連れて行かれて わたしとオヤジが帰宅した後、 お嬢さんが抱きかかえたり、ひざに乗せたりしたときも 嫌がらずじっとしていたそうです。 そして、朝起きると餌を少し食べた形跡とトイレを使った跡があり 脱衣所の洗濯機の後ろに隠れたりして、 その後午前中、お嬢さんの布団に入って一緒に寝たそうです そして夜、お母さんが帰宅されて一時間くらい声をかけながら 背中や首をさすってくださっていたら 夜になって、突然にゃ~と鳴き声をあげながら 尻尾をまっすぐに立ててスリスリ甘えたとのことで その後、初めて身繕いをしたり、 声をかけると自分から狭い場所から出てきて甘えたりして 夜遅くなって、やっと里親さんたちの見ているところで水を飲み、 餌を食べたそうです ****************** いやー。菊ちゃんたら、甘えてるよー。初日から。 よかった ホッとしました。 蒲団に入って娘さんと寝たりして 里親さんの言葉で、こんな嬉しいお言葉をいただきました 「なな猫様が大事に育ててくださったおかげで 素直な猫ちゃんになっていたようです。 人間に対する不安は少ないように見受けられました。」 これは一時預かりをしている者として、最高のお褒めの言葉ですね。 元野良猫はもちろんだけど、飼い猫だった子でも、 要するに里親募集されるような子は、 もとのうちで何らかのことがあったわけで いろいろココロに傷を負っているわけです、猫といえど。 その傷は、人間のグレた子と全く同じで、他人に対する攻撃、 および自分のなかへの引きこもりという形に表れてきます 一時預かりは、いろいろワケあってうちに来た猫たちのココロをほぐし 人って怖くないよ、人に甘えるって嬉しいものだよ、 そんなことを体感させてあげる仕事だと思っています。 菊ちゃんも最初、うちに来たときすぐにシャー!と手爪を出す、 スケバン少女みたいな子でした なにせ家庭内暴力息子の家から来たんだものね。 それが、うちでたくさんの猫たちの中に混ざり、 わたしに甘えることを覚え、 オヤジのウザイ手から逃げることを覚えて(^_^;) 人間を「ママ」と思うことを学んでくれたんだな わけあって行き場のない猫の保護や一時預かりなどをしていても まだまだ世間の風は冷たく(>_<) こうした活動に否定的なご意見の方も多い。 ただ意味もなく管理もせずに増やすだけの多頭飼いはもちろん言語道断ですが ちょっとオカシイオバサンと思われたり 「また増やして」と非難されることも少なくありません けれどもこうして、放置するなら捨てられるか いずれは酷い目に遭って死ぬかしかなかった 小さな命をまたひとつ、幸せにしてあげることが出来て 貰ってくださった里親さんのお宅にも、 猫を飼うこと、小さな者に慕われることの喜びを 分けてさしあげることができます それは、こんな里親さんからのお便りで 預かるほうも改めて実感することが出来ます。 とても嬉しかった、里親さんの言葉でした。 画像は、うちに居たときの菊ちゃん。 勉強疲れて眠るオヤジに乗っかって見つめる菊ちゃん。 お届け前々日くらいなので 別れを惜しんでいたのか? うちの桃と菊ちゃん。 よく桃のことも叩いてました(^_^;) 年下のくせに。 おなか出してゴロゴロしていた菊ちゃん。 そのうち、里親さんちでもこんなリラックス出来るでしょう 菊ちゃん、 いやクロちゃん、幸せに お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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