東京なな猫通信

保護や預かりをしている方のお宅では特に
どこでもそうだと思うのですが
血を分けたわけでもないのに
すごく仲良しできょうだいとして育つ犬猫たちがいますよね。

うちにも何組がそういうのがいるのですが
今日はその中の美人？姉妹、
ひかりとかおるをご紹介します。【もう知ってる方も多いけど】

どっちももうすぐ５歳ですが、
ひかりは葛飾柴又で保護し、かおるはうちの近くの野良溜まりで保護。
ひかりがうちに来たとき、うちに居たのがボスの奈々と
今やデブお嬢となった三毛のあずきだけ。
目出度く三女となったのですが、
野良猫の中で育ったために【当時３～４ヶ月】
いまいち人間になかなか慣れず、コソコソ逃げ回ってました。
まるで、今のあやめちゃん。

そして、野良で育った子に多い、猫どうしで助け合うタイプだったので
最初にうちで遭遇した大人猫といえばサビボスの奈々だけだったから
奈々に異常になついて大きくなりました。
といっても、奈々はヒトの世話をするタイプではないので
ただひかりが一方的に奈々が大好きで
いまだにいつも、奈々の後を慕って歩いています。

ひかりを保護して2ヶ月くらいしてからだったかなあ、
オヤジの後を付いて来たのがかおる。
肩を骨が突き破りそうに痩せて、眼が離れて、おぶすちゃんだったけど
最初からヒトにも猫にもフレンドリーな子でした。
おかげで、かおる以後のうちの保護猫はすべて
かおるの世話を受けてヒト慣れしていることも、いまや周知の事実です【笑

そのひかりとかおる、
つまりひかりがちょっとお姉さん、
そこにかおるが来た。
ダレが一番喜んだかというと、ひかりです。
猫の仲間、妹が出来たみたいに、かおるを可愛がって、
ずっと一緒に成長してきました。

どっちも争いを好むタイプではなく
うちの中でも、どちらかというとプロレスごっこ等は負け組。
猫ってみんな、わかってるらしくて
チカラの弱い子を虐めようとするんですよね(^^;)
それで、ひかりもかおるも
いつも強い子とか大きい子にヤラレル感じ。【遊びでだけど】
あの桃でさえ、ときどきひかりめがけて虐めに来ます【笑

また、家にまだ慣れない段階の保護猫たちも
ひかりが弱い、優しいことはわかるらしくて
大抵、そんなビクビク保護猫が最初にともだちになろうとするのはひかりです。
いま、あやめちゃんもひかりに付いて歩いてるときがあります。

そんなひかりが唯一勝つ相手、
それがかおるなんですよ。
戦い方も可笑しくて、アタマを押さえたほうがカチらしく
ひかりが大体、かおるのアタマを押さえて
ダレにでも負ける溜飲を下げてます【笑

そんな美人ひかりとプチブスかおる。
うちの、大事な大事な三女と四女です。

画像は、珍しく一緒に高いところにいた二匹。