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東京なな猫通信

[なな猫の東京あちこち散歩] カテゴリの記事

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新橋古本祭で巨大将棋に群がるオヤジ群！

やっとお休みらしいお休みの今日、新橋古本祭に行ってきました。ずっと忙しくて、そういうのに全然行けてなかったのですが今日はこの古書祭の最終日に間に合いました。全品一皿１５０円のくるくる寿司を堪能した後、目指すはＳＬ広場！いつものように古書のテントが広場にいっぱい。いざ出陣と思いきや、オヤジの目が点になんと、巨大将棋の対戦が開かれており群がるオヤジ、オヤジ、オジジ、オヤジの群れ、群れ、群れ（爆もちろんうちのオヤジも、吸い込まれるようにこの群れに自然に進入。　　　ワタシは思わず激写してしまいました（笑将棋の駒がでっかいのも面白いは面白いんだけど、こんなにもオヤジたちがココに集結している面白さ　　　みんな考えている。駒の行方を。頼まれもしないのに。　　　なんでみんな、面白がらないの（笑あまりにハマリすぎてる、この絵。オヤジらしすぎ・素敵すぎる！！明日は早稲田の穴八幡古本市。秋の古書展がゾクゾク始まります

2010年10月02日

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高輪の洋館＊東芝高輪倶楽部とターミナルラウンジ

いつもの猫話に閑話休題・・弁理士試験二次の論文試験直前、老いたる受験生のオヤジの気分転換で日曜日、なな猫が勤務オフの日は、ふたりでご近所をお散歩するのですがちょっと人に聞いて、初めて行く場所でありながらもう取り壊される場所でもある、ある洋館を見学してきました。その名も、ターミナルラウンジ。わりと近くに住みながら、今まで全く知らなかったのですが日本人と外国人観光客が気軽に交流できる場所として公開されもともと明治の頃に、徳川最後の将軍、徳川慶喜の侍医（奥医師）だった木村春東氏が社交場として自ら設計した歴史的洋館なのだそうです。そういえば、周辺はかなり歩き回ったなな猫、なんとなく記憶に残りつつ、これまで改めて訪れる機会がなかったのも表に「木村」と表札があるために、個人のお宅と思いこんでいたためでした。せっかく知ったのに、もう取り壊されてしまうそうで、本当に残念ですが最後の見納めに、先日の日曜日、ちょっとオヤジと歩いてきました。ターミナルラウンジにたどり着く前にまずはなな猫の好きな小さな坂、洞坂から。　　　　　ウィキペディアのウンチクを一応。。「法螺坂・鯔坂とも書く。　坂名由来は、この辺りの村を「洞村（ほらむら）」といったため。　洞村の語源に関しては、昔法螺貝が出たとも、　窪地のため洞というなど、様々な説がある。」　　　　　たまに歩くのですが、どうしても写真を撮りたくなりますね。この日は、なな猫のボロ携帯しかないのでボケ画像でスミマセン(-_-)この洞坂の脇は、名だたるＷ.Ｍ.ヴォーリズの作になる、旧朝吹常吉邸・現在の東芝高輪倶楽部です。つまり、サガンの翻訳家朝吹登水子さんのおうちでもあったわけで以前から、高輪に朝吹邸があることはなにかで読んでどこだろうと思っていたのですが、たまに来る、ここだったとは(-_-;)朝吹登水子訳のサガンの作品は、学生時代からけっこう何冊も読んでいたのでなんだかちょっと感無量。　　　　　中は公開されておらず、門と、木の間から垣間見える邸宅の一部しか見られませんがこのあたり、明治から戦前にかけては皇族の専用邸や政財界人の邸宅が立ち並ぶ、真に高級住宅地。登水子さんが暮らしていた頃は、海も見えていたそうです。　　　　　脇だけ少し撮影、ヴォーリズの窓。。　　　　　坂の下から、もう一度洞坂さつえい。坂は赤く滑り止めの舗装されていてこの色も、坂の小ささと作られたこぢんまり感を強調しているかに見えます。坂下には、幕末にイギリス公使館が置かれていた東禅寺があります。　　　　　　眼前に東京湾が広がることから、海上禅林とも呼ばれたお寺だそうですが仕事柄、古書目録をひもとくことが多くつい先日も、「高輪イギリス公使館」と題された浮世絵を目にしたばかり。そう、ここだったんですね。さて、狭い露地をくるくる辿っていくうちに教わっていなければ気づかない、「木村」と標識のある洋館、ターミナルラウンジが姿を見せます。　　　　　　　　　　　　　　　　14日まで限定公開ということで、この日は玄関前に案内の椅子が出されていました。　　　　　　　　　　　　　　　　外階段を上って室内に入ると、とても暗い。その暗い室内に、レトロな黄緑の電話が置かれていました。　　　　　　　　受話器を取ってくださいと案内書きがあり取ってみると、なにやら英語の案内コール。　　　　　　天井と窓です。　　　　　　　　　　　　ちょっと傷んだ感じがありました。修復して住みたいようなおうちです。上階のリビングルームはこんなしつらえがしてありました。　　　　　　　　　　　　こういう階段も、いかにも古い洋館にありそうな造りで小公子が降りてきそう（？）　　　　　　壊されるのは、あまりに惜しい。でも、それが時の流れというものなのでしょう。ちからがあったら手に入れたい。。バカな希望を胸に、ターミナルラウンジを後にしたオヤジとなな猫でした。

2010年06月16日

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東京の小さなお寺の桜

桜、桜、桜のにっぽん、そして東京。お祭りのような桜の並木の下でまだ冷たい風に震えながら花見酒も、いいでしょうけれど小さなお寺の、桜の木一本。これもなかなかいいものです。なな猫散歩コースのひとつに、港区は高輪の魚藍坂があります。ぎょらんざか、と読むのですが魚藍寺というお寺があるので、そういう坂名になったとか。今日はふたつ、東京の小さなお寺の桜をその魚藍坂からひろってみたいと思います。ひとつめは、魚藍坂から伊皿子坂に上る最初のお寺、大信寺の桜です。　　　　　　ここは、三味線製作の始祖・石村近江の史跡でもあって　　　　　　別名「三味線寺」とも呼ばれているそうです。ウンチク、ウンチク大信寺には、こんな犬猫供養の碑もあります。　　　　　　　　※この画像は下記「お江戸散歩」さんからお借りしました※　　　　　　　　　　お江戸散歩　なな猫は仏教徒ではないので拝まなかったのですが(^_^;)こういうものを造るこころって、大事ですよね。さて、小さなお寺の桜・ふたつめは、坂の名になっている魚藍寺。　　　　　　このりっぱな赤い山門の右手に、水子地蔵が並んでいます。門には、「人それぞれに悩みあり」と(=_=)山門をくぐると、桜の木。　　　　　　ここのご本尊の魚藍観音像は左手に羽衣、右手に魚の入った藍を持って安置されているそうで【な～る！　魚藍って、ソレね漁業繁栄や海上安全にご利益があるというので船舶関係者も多く訪れるとか。　　　　　　　東京の、小さなお寺の小さな桜。ちょっと探してお散歩するのはいかがでしょうか。　　　　　　　　　

2010年04月07日

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品川～高輪・桜と猫三昧散歩

今年も、東京の桜が満開の季節となりました。不忍池や千鳥ヶ淵の桜もいいけれどちょっと歩いてみつけた、桜の名所ではない桜もなかなかいいものです。今日は土曜日。お天気もまずまず。ブラブラ、品川から高輪の桜をさがして歩いてみました。まずは、オヤジの好きな高輪隧道。高輪から品川方面に行くのにいろいろコースがありますが線路の下を歩く高輪隧道は、知る人ぞ知る昭和な場所です。　　　　　「降雨時は冠水」とあります。たしかに、ちょっと地下を下がっていく感じ。　　　　　中は、灯りがついていますが、しめっぽく、夏はちょっと臭う。。頭がつくかつかないかくらいの高さで背の高い方は間違いなくアタマ打ちますこの狭い歩道を、表の日光を目指して先へ先へと急いでいると今日は、ベビーカーを押して歩く若いご夫婦とすれ違いました。近隣に住む皆さん、けっこうこの地下の道を利用しているんです。さて、隧道を抜けて出てみると右上の線路上に、なんと新幹線が止まっていました。　　　　そう、品川はいまや、新幹線が止まる駅なのですがこの角度で止まってる新幹線を見られるのってあまりないことではないでしょうかしかも、もっと上のほうを見ると　　　　空の上に、飛行船がぷかぷか。今日はいい日になりそうです隧道を出ると、左に行けば田町・三田、右に行けば品川。いつもは左に行くのですが、今日は品川に行こうと。でも待てよここまで来て、行かないわけにいかない場所がある！それはここ、なな猫命名「運河沿い花猫通り」。　　　　ここは、区から許可を得ている篤志の方たちがお花と野良猫たちの世話をなさっているところで川沿いの道にすばらしい花園が続きよく世話されて太った地域猫（野良猫）たちがいてたまにわたしも猫たちに会いにいきます。今日はここで、すばらしい出会いがありました。ちょっとおしゃべりしているうちに、「もしかしてなな猫さんじゃ？」ということになりええー！なな猫通信見てくださってたんですか！とわたしも嬉しくて、譲渡の決まった雪ちゃん空ちゃんの話に花が咲きました。その方は愛猫を亡くされたばかりで哀しい思いのうちに雪と空に目をとめてくださり里親になれないかなと考慮してくださっていたとのこと。二匹によい里親さんが決まったことを、こころから喜んでくださいました。これも、ここの子たちが運んでくれた御縁です。　　　　わたしは、うちにもう十分すぎるくらい猫がいるし地域猫にまで手を広げられないので、餌もやったりせずあまりよその猫を写真に撮ったりはしないほうなのですが今日はちょっと撮らせてもらいました。みんな、元気で生きていくんだよ。お世話なさってる方々、本当にお疲れさまです。さて、花猫通りに寄り道した後、道を戻って予定通り品川方面へ。思った通り、品川駅に向かう道の途中には8分咲きから満開の桜がいくつもありました。　　　　向こうに高層ビル群が見える、こんな風景も東京らしくて好きです。　　　　高いビルを下から透かした桜というのも、おつなもの　　　　さらには、こんな桜並木まであったよ。桜の下で、ベンチに座ってお弁当を拡げている親子もいました。お手軽ですてきな休日の過ごし方ですね。品川駅につくと、これまたなな猫が必ず行きたくなる場所が。。それはエキュート品川。2005年にオープンした駅中ショップ街で入場券を買わないと入れないのですがなんとなく、ここをいろいろ見て回るのが好きです。今日は、品川駅の中でもこんなおもしろポストをご紹介します。　　　　湘南電車型の郵便ポストがレールの上に載っているのですがこれは、旧国鉄時代に活躍した荷物兼郵便車「クモユニ」を湘南電車型に作成し、鉄道発祥の地の品川に設置したものだそうです。「０キロボスト」とあるのは、鉄道の起点を表す標識のこと。品川は、山手線と品鶴線の起点なのだそうです。鉄男・鉄子にはちょっとイイかも？さて、品川駅高輪口に出て、柘榴坂を上っていきますと途中に、品川税務署があります。ここの桜も今日は満開。　　　　　　　　税務署の桜。。イイんだかどうなんだか、という感じでしょうか（笑柘榴坂、なんて名前もいいですがここを上ったところに、またコレ大好きな高輪プリンスホテルが。前にもご紹介したことがありますがなな猫幼少時に、「日本レコード大賞」を年末恒例行事として見る、その授賞式の場が、よくこの高プリの「飛天の間」になってて初めて見に来たときには、ここがあの！と感慨深いものがありました。今日の高プリは、皆さん桜に上京をかけて旅行して来たのか、ロビーも満席でした。村野藤吾設計の、ちょっとレトロなホテルに今年の桜が似合います。　　　　　　　　もう一枚。似たような画像でスミマセン。　　　　高プリを過ぎてしばらく行くと、左手に趣味の古書店「啓祐堂」があります。啓祐堂の隣は、しばらく前に出来たおしゃれなパン屋さん。いつだか買ったバゲットが美味しかった。　　　　わたしはここが好きで、たまに覗きに行くのですが堀辰雄の『大和路信濃路』、趣のある人文書院版を見つけたこともあります。今日ははじめて、ここのご主人と言葉を交わすことができてラッキーでしたその後、また右手に見えてくるのが、高野山東京別院。広い院内にはさすがの格式が感じられます。　　　　桜も満開。しだれ桜の桃色がキュートでした。　　　　それから、警察署を過ぎると、いつもの高輪消防署。「陸の灯台」高輪消防署の画像も前に出しましたけどカメラを持ってれば撮らずにはいられない　　　　立ち位置が近すぎて、上しか撮れませんでした消防署の次には、ここも撮りたくなるキュートな赤が超かわいいパン屋さん。　　　　BOULANGERIE SEIJI ASAKURAです。オープンしてわりと間もないお店ですが通ると、必ずちょっとなにか買いたくなります。今日も、生チョコショコラやゆずロールを買いました。さてさて、今日のなな猫・桜をさがす品川高輪散歩、最後を飾るのはやはり、高輪の名所・泉岳寺。高輪の二本榎通りから泉岳寺に行くのに高輪人御用達の、隠れ道があります。　　　　ここも知る人ぞ知る、高輪中学に添った細道で今日は桜の道になっていました。ここを抜けるとアラ不思議、赤穂浪士の泉岳寺に出てきます。　　　　泉岳寺も満開の桜で大石内蔵助が青空の下で嬉しそう（？）　　　　生臭い名前の「血洗の池」も、桜のおかげでいい感じ。　　　　　　　　ちょっと長い桜散歩、最後は全然関係ないのですが明日、里親様宅にお届けの、雪ちゃん空ちゃん画像で失礼します。　　　　　　　　もう里親さんは現れないと覚悟しかけていただけに今回の別れは本当に辛いでも、きっと幸せになると信じています。

2010年04月03日

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2010年正月の東京なな猫散歩は増上寺・東京タワー・浅草・銀座、そして箱根駅伝！？

皆さん、初春の日をいかがお過ごしでしょうか。場所によって、相当お天気も違いますね。またまた更新ご無沙汰のなな猫通信でしたが根気よく覗きに来てくださっていた皆様、本当にありがとうございます！おかげさまで、このなな猫通信ももうすぐ１０万アクセスを迎えようとしています。去年、一日一更新を公言しながら、やはり三日坊主で終わってしまいアップしようと写した画像もたまっているのですが今年は本当に本当に、本当に［苦笑］、頻繁な更新をこころがけたいと思っております。去年の画像も、いまごろちょこちょこ出したいと思っています今年もなな猫、あいかわらず、立原道造と猫で邁進する予定です［笑立原道造のコーナーも手つかずのまま尻切れトンボなので今年はこのページの増殖をはかるとともに猫たちの里親さま募集も、引き続きがんばりたいと思います。どうぞお見捨てなく、よろしくお願いいたします。さて、列島大荒れの今週ですが、東京は新年早々からまずまずの上天気。陽が差すとあたたかいくらいな日も多かった。陽気に浮かれて、元日はなな猫＋オヤジ恒例の東京タワー登頂を果たしてきました。その前にまずは増上寺。この日の画像は携帯なので、あまりよい画像ではないのですが　　　　　ここまで歩いて行ける距離に住んでいるということが、いまだに不思議。増上寺といえば、堀辰雄の葬儀をした所、なんていう超マニアックな話題はさておいてとりあえずオヤジは一杯。なな猫も甘酒一杯。露店が並び、大晦日と変わらず大変な人出で外国人が多いのも、港区という場所柄でしょうか。服を着た犬たちも多い。そしていざ、東京タワーへ。　　　　　飽きずにもう1枚。　　　　　東京タワーは日本一！［笑　　さて、展望台まで行くと、お日様が当たって暑いくらいの室温。ここもすごい人で、やはり外国人、それと、お国なまりの地方人家族が多いのも正月タワーの特徴。そして今年は、富士山が遠くに見えました。　　　　　わたしのボロ携帯だしガラス越しだし、なんちゅう画像か！なのですが、見えますか見えますか、はるかかなたにちっこい三角の富士山が。　　　　　これは、左下に増上寺、向うに東京湾まで見えます。羽田から飛んでくる飛行機も見える窓で一枚カシャ。この風景は、毎度東京タワーに上るたびに、なな猫感動の一遠景なのです。　　　　　また下に眼をおろすと、歩いてきた三田通りをずっとたどることができます。東京に来てから、わたしは三田通りが好きで、よくお散歩するのですがこんなふうに空から見下ろすのはついぞないこと。実に大きな通りなんですね。さて、展望台内を何周りかして展望台を降りたところで、猿回しを演っていたのですがちょっと複雑な思いで見てきました。　　　　　お猿のチャーリー氏は9歳、人でいうと40過ぎたオッサンだそうです。これはこれで幸せか？と。。さて翌日は、これも恒例になってきた、浅草松屋の新春古書展を漁りに浅草へ。これがまた、とんでもない人出で雷門からずーっと仲見世の通りが、ぎっしり人の川。　　　　　少しずつ少しずつ進む列を、警察は脇を通せんぼして途中から入れないようにするくらいです。正月といえば浅草、という方もいまだに多いんですね。そして三日は、ちょっと銀座に。といっても、ただブラブラするだけなのですがなんか好きなんだなー。ここも人が多くて、結局ワタシとオヤジはデパートに入るでもなし、福袋を漁るでもなしもちろんリッチなブランドショップは横目で通り過ぎるのみ。スターバックスでお茶しただけでした。なにせコーヒーだけでも800円みたいなお店が多いからねお正月の銀座も人人人。地方人、外国人は、東京タワーや浅草と同じ。要するになな猫自身が地方人なのですね、まだまだ［笑そうそう、銀座には、服を着ただけでなくサングラスまでかけた犬がいました。実は、銀座に出てくる前にちょうど最寄りの泉岳寺駅がある三田通りに出てみたらいきなり読売の旗を渡されました。そう、箱根駅伝がまさに通る沿道にあたるわけだったんです。箱根駅伝を間近に見るなんて、産まれて初めてなワタシ。。テレビで見るもんだと思ってました。だいぶ待たされて、ボロ携帯で写そうと待ちかまえたけどみんな足が速くて【当たり前か　笑】とても撮れず、一枚だけ、4位の人の走り去る後ろ姿が撮れました。　　　　　こういうのがすべて初めてだったんですけど先頭の人が来る少し前に、広報車っていうのが通ってもうすぐ来ますというのを沿道の人たちに伝えてくれるんですね。そしてテレビの実況車みたいなのが通って、警察の先導の後、ランナーが走ってきます。いやー。まだまだ産まれて初めてのことってありますねー［笑

2010年01月07日

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ＧＷの思い出は高プリのロビーでアフタヌーン・ティー

長いお休みが終わって、またお仕事が始まった月曜日。わが家は暦通りの休日数でしたがそれでもゆっくり出来ました。といっても、オヤジが弁理士試験2週間前といういつもの時期で車もないし、遠出もできずちょこっと神保町の古書展に行ったり三田のＴＳＵＴＡＹＡにビデオ借りに行ったくらいですがなかでも、今年のＧＷの最大の思い出は高プリのロビーで過ごした至福のアフタヌーン・ティータイム。高プリ、そうです。グランドプリンスホテル高輪。。前にもここで書いたことがあるけれど、わたしにとって高輪プリンスホテルといえば年に一度、紅白の前の日本レコード大賞とかで出てくるあのホテル、あの飛天の間。スターたちが毛氈の引かれた［？いや、そういうイメージなのですが(^^;)］階段をパタパタ下りてきて、ＮＨＫの紅白の会場に急ぐ、そんな場所なのです。その高プリに、歩いても行ける地区に住んでいる今の不思議それを噛みしめつつお勉強の合間にオヤジと散歩がてらたどり着いて友人が教えてくれた、あのロビーでお茶しよう♪とやってきたのでした。　　　　　　　玄関口からして趣深く緑に囲まれた階段を上っていくと、れいの飛天の間がすぐに現れる。　　　　　　　折しも、この日は仮面ライダー系のキャラクターショーが開催中で小さなこどもを連れた若い家族連れがいっぱい列を作っていました。ロビーを入ると、広いフロアにゆったりしたソファ、大きな窓。　　　　　　　プールを見下ろしながら、ゆっくりくつろぐ。ここに坐っていると、下界の憂さを忘れそう。。楓が涼しい緑を作って、秋の紅葉がいいだろうなと想像できました。木々には、ところどころ鳥の巣がかけてあります。　　　　　　　アフタヌーン・ティーセットは小さいながらどのケーキもお菓子もサンドイッチも繊細な味わいが美味しくお茶も何杯もお替わりしてくれます。　　　　　　　［写真撮ろうと思ったのが、もう少し食べてしまった後でスミマセン(>_

2009年05月11日

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なな猫東京散歩♪キャットストリートのAnnon cook

カフェ好きのなな猫ですがあまり入る機会はありません(^^;)オヤジがラーメンビール党なのとなな猫個人で大してお金を持っていないので(-_-)それでも、たま～に所用で出かけるときにちい～さく羽を伸ばす折もあり表参道から入ってキャットストリートの終わりごろにこんなお店を見つけました。　　　　　　　　おもてなしごはんがテーマというAnnon cook（アンノン　クック）、ちょっとネットで調べてみたらけっこう、ここについて書いてるブログも多いんですね。みんな、「イイ」と思う感覚が似てるひとが多いのかな。　　　　　　　　玄関から中をのぞくと、明らかによさげなテーブル、椅子、窓、ライトたち。　　　　　　　　まだランチに間に合う時間でタイ・カレーをオーダー。わたしは辛いのが苦手なので、「辛いですか」と聞いてみたらそんなに辛くないと言われたので。スープもついて、サラダも野菜が有機な感じで自然食の美味しさでした。　　　　　　　　こんなコーナーで本を読むのもいいかも。表参道には、まだまだすてきな場所があります。

2009年04月28日

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なな猫東京散歩♪三田からてくてく麻布十番へ

今回は、一枚画像じゃなく久々にちょっと長めのお散歩レポでお送りしようと思います。三田から十番のコースは、ここのところ東京タワーを横目に見ながら三田通りからそれていくコースが多くまた、十番から二の橋を渡って三田に出るコースというのもなな猫散歩定番だったのですが昨日はちょっとだけ趣向を変えて三田から二の橋に降りて十番に向かうコースを歩いてみました。いよいよ春到来、桜も昨日７、８分咲き、今日はとうとう満開ですね。昨日は、歩いてるとニットのコートを脱ぐような陽気でした。さて、まず三田の慶応大学の裏のほう、いつも人が並んでるラーメン二郎のほうの道の角にこんな酒屋さんが。　　　　　　　　スゴイ重厚な造りのお店。津国屋さん。古いんだろうなーと。ところが良く見ると、　　　　　　　　黒板に「メンチカツ」とか。。食堂をやってるみたいですね。中をうっすら覗いて見ると、たしかにテーブル、椅子。気になります【笑ちょっと入ってみたかったけど、先を急ぐので次回にしました。さて、津国屋から小径を左方向に入っていくと、名門・慶応中学校があります。門の中では、乙女らがお花見中。守衛さんに断って写真を撮らせてもらいました。　　　　　　　　いいね。乙女と桜。似合うね。若いっていいな【トオイメさらに慶応中学の先、なにやら塀のくせに素敵な造りの長く続く塀が。　　　　　　　　プレートには「三井綱町倶楽部」とあり、ああそうか、あそこの塀なんだ。塀まで素敵。坂道になっていて、坂道ってなんか夢があるよね、とてくてく昇っていきます。この坂は、綱坂というんですね。向かいにイタリア大使館員宿舎、とかあってそこからちょっと右に入ると、あら、イタリア大使館。　　　　　　　　彫りの深いお顔の方たちが出入りしてました。と思う間もなく、門が自動でぱーっと開いて、中から真っ赤な車。たぶんイタリア人女性の運転で「外」ナンバー。はー、世界が違う。ひとしきり感動したところで、オーストラリア大使館のある通りに出るとそこが綱の手引き坂。そして、右手にこのすばらしい建築物が。　　　　　　　　いつも、何かなーと思ってたら簡易保険センターというのですって。旧逓信省簡易保険局だそうです。そして向かいに、三井綱町倶楽部です。　　　　　　　　何度見てもいいですね。会員制なのでなかに入れませんが、ある友人は、上京のたびにレストランを利用しているそうです。三井倶楽部をちょっと行くと、オーストラリア大使館の近代的な建物がありますが今回もまた撮ろうとしたら、警備員さんに阻止されました【笑写してるサイトもほかにありましたけど、ココはやはり指示に従って。ほんとは、ここの坂を下りたところに住みたいと上京当初目論んだのですが、条件が合わず(-_-)いつ来ても、ここらは良いところです。さて、ここがもう日向坂というそうで、二の橋を降りていくと、そこは麻布。横断歩道を渉って渉って右手に進むと、麻布十番の街が見えてきます。まだまだ田舎者のなな猫も、かなり十番には通じてきたような気もするけれど今日は二カ所だけご紹介。まず、たまに寄る店、もち玉。駅の4番出口、バーガー屋さんを左手に、パティオ通りというのかな、行くと右手に現れます。パティオ十番の真ん前でしょうか。　　　　　　　　ここはたまたま入って、美味しくて、お店の雰囲気も良くてちょっと感動、その後ちょくちょく行ってます。中央に大きな木の机が置いてあって、椅子にひとつひとつ座布団がかけてあって机の下に荷物を置く場所が広いんですよ。ポイントアップ！しかもトイレがきれいで、こころを感じる。女性好みのお店といえるようで、いつも女性のお客が多いです。なな猫お勧めは、もち玉肉じゃがとか、天むす。こんどランチも食べてみたいな。さて、もうひとつ大好きなお店は自然食品でいっぱいの地球人倶楽部。　　　　　　　　入り口の感じもいいのですが、中の造りがすごく好き。こんなおうちに住みたいといつも思う。「ロード・オブ・ザ・リング」のホビットの家なんですよね。　　　　　　　　そこに、美味しそうな自然食品がところ狭しと並んでいて、カレー鍋の素のレトルトをよく買います。ここをもっと行くと、六本木ヒルズが見えてきます。東京ですねえ。。愉しい十番商店街。外国人が多くて、服を着た犬をお散歩させる人の多い街。だけど、老舗でも、気の張らないお店も多い。まだまだ探検しがいのある街です。

2009年04月04日

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春待ち三田台公園☆なな猫東京散歩☆

　　　なな猫東京散歩☆１日１写真プチコラム　　　　　　　都会にも春が来る。当たり前のことが嬉しくて、この季節には「小さな春」を撮りたくなりますが今年もやってきた、本格的春の前の小さな小さな春。三田の住宅地の中にひっそりある、小さな三田台公園。すぐ近くに、亀塚公園というもっと大きな公園もあるのですがわたしはこの小さな三田台公園が好きで、ときどきお散歩しに来ます。今年も咲いた。深い紅の梅。小さなしだれ白梅。となりに椿。春はもうすぐです。

2009年02月10日

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本当に橋のある水道橋☆なな猫東京散歩☆

今日からときどき、「なな猫東京散歩☆一日一写真一コラム」みたいなものを始めようと思います。どうしてもたくさん写真を撮ってしまってそれをアップする段になると、編集とかめんどくさくなってしまって(^^;)結局出さない、書かない、ということが多いので。第一回は、なぜか水道橋です。　　　東京には、「橋」とあっても橋がなく「川」とあってもない川が多い。でも、水道橋は本当にあったんですね【笑今頃知る、いつまでもお上りさんのなな猫です。都会の橋と川、汚くても、澱んでいても、川と、周りに立ち並ぶ「生活」が見えるようなごみごみした建物とその間に小さく覗く空と、なぜか好きなんです。　　　

2009年02月06日

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2009年元日は東京タワーへ♪

はじめて東京に住むようになってから、元日は大好きな東京タワーに登っていたのですがここ１～２年ちょっとご無沙汰していました。去年は2回も入院したり、保護猫が死んだりいろいろマイナーなことも多かったので新年にあたり、清々しく1年を始めたく、久々に登ってまいりました。　　　　　　　　　　　　　　　折しも東京は最高の日本晴れ。ちょっと寒いという天気予報でしたが歩いて芝まで行ってみたら、汗ばむほどの陽気でした。　　　　　　　　　　　　　　　この、下からのタワーも好きなアングルです♪着いてみると、案の定すごい人出で外国人の方も多く、東北弁や九州弁も飛び交っておおげさに言うと、日本や世界がここに集結したかのよう【笑わたしもオヤジも、とても歩いて登る元気はないので(^^;)おとなしく切符を買う列、展望台までのエレベーターに乗る列に並びそれでも40分くらいで上に行けたのかな。　　　　息を呑むように美しい空と海と街。残念ながら、お天気が良すぎて空が光っていたのと多少の雲で、富士山は見えませんでした。でも、羽田からの飛行機が東京の海の上を昇っていくのが夢のように見えて本当にすばらしい日本晴れの元日でした。東京タワーを降りた後は、芝の増上寺へ。　　　いつも思う、この、お寺とタワーのマッチした感じも大好きです。　　　やっぱりすごい人出で、猿回しの大道芸には人だかり。わたしは甘酒、オヤジはちょっとイッパイいただいていい気分。さて帰宅するとこんなに猫密度。　　　　　　　　　　　　少し前から預かっている、赤坂出身のお嬢さんエグゼもこんなにオヤジに甘えてます♪　　　　　　　　　　　　エグゼは里親さん募集中です！詳しいことは後ほどお知らせします。何ともかんとも飼いやすいゴロゴロ猫のエグゼ、どうぞよろしくお願いします！　　　　　　　　　　　　　　　　　　★新年にあたり、ちょっとサイトデザインを一新してみました★　今年もなな猫通信を、どうぞよろしくお願いします。

2009年01月01日

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有楽町線で怒る女　＆　杏の里親さん募集！

携帯を忘れたので画像がないのですが(^^;)今日は仕事も休みで、池袋西口公園の青空古本市に行ってまいりました。驚いたのは、その池袋ではなく有楽町線の車内です。永田町で南北線から有楽町線に乗り換えて池袋と。なな猫も東京に住んで5年地下鉄をだいぶ乗りこなせるようになったのですが麹町駅を過ぎてからだったかなあ、前の席に、女性二人組が座ったんですよ。そして、わたしのほうの側に女性が一人立ちました。どっちの女性たちも、ワタシよりも年配。ふと気づくと、その立ってる女性がスゴイ剣幕で、大声で何かしきりにしゃべっている(^^;)何を言っているかが聞き取れないのですが携帯で電話しているわけでもないしなんだか、前の席の二人に視線が向かって、怒ってるらしい。そして次ぎの駅に着いたときその立ってた女性も降りたのですが降りるときもなんだか逡巡してる感じでなかなか降りずドアが閉まる寸前まで、スゴイ大声で「わたしはあなたたちが……！」とか何とか怒鳴りながら降りて降りたあとも、窓の外から車内に向かってなにか怒鳴りながらものすごく怒った目で見つめていました。車内のほうの二人は、？？？って感じだった。なにがなんだかサッパリわからないけれどとにかく、すごく怒ってるんだなということがわかりました(^^;)東京にはいろんなヒトがいる、そうは思ってたけどそれでもわりと普通じゃない？みんなキチンとサンじゃない？と思ってたけどやっぱり、変わったヒトがいました東京には限りませんか？でもやっぱり、こういうの、地方では出にくいと思うんですよね。人がとにかく多い東京。岡山でいえば、毎日「桃太郎祭り」をどこの街でもやってるような東京だからこそ、誰が誰だか、いま会った人とたぶん二度と顔を合わさないであろうそんな東京だからこそ、あそこまで人前で、大声で怒鳴れる、しかも「女性」がいるのだと感慨を新たにした本日のなな猫でした。話は変わりますが、美人杏【あんず】です♪　白黒ハチワレーズの兄弟、守と透、それぞれ、クリちゃん、空ちゃんという可愛い名前をいただいていま別々のお宅でトライアル開始です！ご縁がまとまりますように。。1匹だけ残った、1匹だけ女の子の可愛い杏をよろしくお願いします。　　当初、一番お問い合せが多かったのですが種々の事情でお話が流れ、結局ヒトリだけ残ってしまいました。　　やさしい飼い主さんを待ってます。

2008年10月22日

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チャリオヤジ

ていうか、チャリなな猫ですー。実は最近、車を泣く泣くウッパライ、苦労して電車で猫のお届けなんかしてたんですけど連休の最終日は、いつものＧ動物病院に、自転車で行けないか！？ということになりオヤジが、穴の開いていたチューブなんかも全部交換してくれてワタシ用のママチャリ完成！もともとあったオヤジの通勤用自転車と並んで上目黒までツーリングしてきました。則猫さんやあきさんが乗ってる、カッチョイイ自転車は高いし怖くてダメ。なな猫にはママチャリで結構！というわけで保護猫格安Ｇ病院を出来るだけこれからも使いたいと自転車で行ってみたのですがとお～～～～(^^;) 坂ばっかりだし。ちょっと、コレで後ろに猫キャリーまで乗っけて走るのは無理だな(^^;) ◆画像１　Ｇ病院の看板犬、ルーシーとオヤジ。　　　着いたらちょうどお休み時間だったので、窓越しにご挨拶。　この前から、オヤジはルーシーにアイスもなかをプレゼントして　歓心を買っているので、ルーシーも覚えてくれてた様子。　耳輪でオシャレしている、かわいいルーシーです。　この子ももともと、この病院に置き去りにされた犬でした。２　帰りは目黒川沿いの気持ちよい緑道を走りました。　　東京で大事にされている小さな自然。　　★あ、そうそう、　杏のお話、破談になりましたので、再募集開始です。　よろしくお願いしますー。　　　

2008年10月15日

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品川と高輪☆なな猫体力増強散歩＆新入り子猫登場！

どうもー。今年2度も入院したなな猫でっす幾ら何でも、年に二回はきついだろう。お金もなくなるし(>__

2008年10月08日

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銀座でピアノピースを3000円で(T∇T)アハハ・・・(|||_ _)ハハ・・・

一昨日は、退院後の初外来で病院へ。「一件落着でしたね」くらいのお言葉を伺うのに、早めに到着してるから予約しててもほぼ1時間待ち。まあいいやね、「永遠の少年」系ナイスミドルのＡ先生に会えたから入院時の保険手続きのために文書カウンターに行ったら、あのときわたし、最初救急で「胃腸科」にかかり、後に「外科」に転科になったのでもしかしたら２科分、13000円かかるかもしれないとのことで唖うちは貧乏なので保険とか全然入れずそれでも、ひとつだけコープのやす～いのに入ってて今回の入院で2万くらい出るらしいのですが文書代に13000円もかかってたら残らないよ怒りつつ病院を出、フト銀座に楽譜を買いたくなり退院後はじめてのリハビリ散歩に行きました。最初バスに乗ったのですが、わたしは東京に来て、おもに地下鉄を使うので、東京のバスに疎い。最初に200円払い、どこまで行っても200円というのはナイスなシステムだなーといつも思う。最初に驚いたのは、バスが近づいてくるとバス停からピンポーン「渋谷行きのバスが来ます」みたいなアナウンスが東京ってスゴイなー。岡山でも茨城でも、今だにそんなのあり得ないな～と感心したなな猫でした。久々の銀座は、暑いのに大勢の人人人。気づいたのは、銀座ってビルが大通りを囲んでるから陽がささない側を歩けば、けっこうず～っと日陰なんですね♪ ヤマハを探して歩いたんだけど探せず(^^;) 山野楽器さんに初めて入店。そこで、フォーレの「夢のあとに」が入ってる曲集を探したのですがどうしても見つけられずピアノピース【その1曲だけの楽譜】を見つけてじゃあまあ、これで、とレジのところに行ってお財布を出していたら 3000円だってよ　ｶﾞ━━Σ(ﾟДﾟ|||)━━ﾝ!! なんでピースなのにそんなと思ってよくよく見たら、舶来品だった。。また、値段も見ないで、どうせピースだから数百円と高をくくったワタシがオバカさん(￣▼￣|||) なんかショックが強くて「いいです」と突き返すことも出来ずたまたまその日は、病院に行くからお金をちょっと持って居たこともアリ【普段は本当に持ってないので、普通なら突き返さざるを得ないのに】つい払ってしまいましたま、いいさ。。舶来品だから持っていればまた高く売れるか？(´△｀)↓ ちょっと嬉しくかなりガッカリしながら銀座コア1階のザ・ダージリンで高いアイスティー【800円】とケーキを楽しむ。紅茶に一杯800円は高い！【うちでは】だけど、大きめのコップいっぱいに氷が積まれ、そこにギャルソンが並々と熱い紅茶を最後の一滴一滴がぽとり、ぽとりと落ち尽くすまで注ぎ尽くしてくれるのを見ながらウインドーから道行く人々を眺めて、銀座を五感全開で満喫したらまあ、その値打ちアリと見ました　　　　くたびれ果てて家に帰ると、台所の調理台の上に置いてあったお盆の上で、桃が寝てました（￣ー￣；）　　

2008年08月16日

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三田で見たナマ仮面ライダー

GW終わりましたね。テレビを見ると、砂浜に芋を洗うような人出。。そうまでして貝を掘りたいですかねわたしがしたくないものの一つに潮干狩りがあるのですが腰が痛い！意外と暑い！なのに海で泳げない！【スタイル的に】というわけで、あんな大挙して押し寄せる気が知れませんわ。ＧＷはひたすら、弁理士試験直前オヤジのベンキョベンキョ！でご近所をブラブラしただけだったのですがわたしの好きな広い三田通りを東京タワーを見ながら歩いて、そこから三田の住宅街にそれて、綱町三井倶楽部やオーストラリア大使館のところを降りて行ったら前から気になってたカフェ件レストランの中にテレビカメラ！野次馬で覗いてみたら、あの仮面ライダー本郷猛役の藤岡弘サンがもう一人、職人のお爺さんて感じの方と対談中。窓越しだけど、十分芸能人オーラが出てました。あの黒い黒いフサフサ髪と眉毛、もみあげ、やさしそうな瞳はテレビで見るまんまで、あんなヒト、いないね。普通には。ワタシはウルトラＱを知っていて初代ウルトラマンで育った世代なので仮面ライダーはちょっと後になるのですが(^^;) せっかく東京に住むようになったのにあまり芸能人にお会いしなくて残念なのでちょっとウレシかったです

2008年05月08日

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高輪＊なな猫路地裏散歩

五月晴れの今日、猫フードなど買い出しもあり、なな猫、今日のリハビリ散歩は泉岳寺からスタート。　　　　桜の頃もいいですが、葉桜の頃の泉岳寺もなかなかよいものです。泉岳寺といえば赤穂浪士、と思えるのは、もうトシなんでしょうか(^^;)この泉岳寺の裏、高輪学園との間のせまーい露地をキリキリ登っていくと　　　　大正末期に建てられたという洋館、堀江歯科。　　　　一度この中を見てみたいと思いつつ世の中に歯科医院ほど怖いもののないなな猫ですので道を渡ってマンションのような都営アパートの中に入ると、大石内蔵助ら赤穂浪士数人の自刀の跡という場所があります。　　　　いつも門で閉ざされていて入ることはできないけれど鬱蒼として、そこだけ違う時間が今も流れているようです。アパートの中の木で覆われた小径を歩いていくといつもヤンママ【これももう死語？】が子供たちを遊ばせている、小さな公園があり、その向こうにまた狭い狭い露地。　　　入っていくと、いつか、いなくなったレオという猫を探し歩いていた頃も会った覚えのある、かわいいシャム猫がいました。　　　「元気だった？」と聞いたら、「うん」と答えてくれました露地を抜けると、そこは天神坂。　　　天神坂からなおも露地をくねくね入っていくと女性専門カフェ花門。　　一度入ってみたいのですが、大抵はオヤジ連れだし(^^;)今日はお休みでした高輪にも出来てしまった高い高いタワーマンション。わたしが越してきた頃、周辺住民の建設反対看板などが見え隠れしていたけど条件が合ったのか、どうでも建ててしまったのかビッグな外観を青空に曝していました。　　　タワーを下から眺め、また狭い狭い階段道をウンショコラと登りながらこんなところで火事が起きたらどうするんだろうと余計な心配をしながら東京の住宅事情というものを考えてみたりして【笑　　　　上の道に戻ると、向こう側に味の素グループ高輪研修センターが。　　　味の素記念館（元社長であった鈴木三郎助氏の邸宅）跡地に建設されたもので、旧施設の土塀や門、船底天井、壱の間など昭和初期の文化的価値のある建築が復元されているそうです。まだ中まで拝見したことはないのですが、とにかく地方出身者にとっては「あの味の素の！」というだけで十分こんな古いお店もあったりして　　　高輪って、以前住んでいた北関東の町の近くにあった、大子町という古い田舎町に雰囲気がそっくり。だけどマンションが並んでいるところは、さすがに東京です。最後は、たまに行くラーメン壇太のそばのドラッグストアで猫フードなど買って帰宅。　　　ここは元首相の小泉さん御用達のラーメン屋さんで美味しくて安いのですが、ちょっと愛想悪いのが玉に傷。東京というところは、美味しい、安い、と思われたらほっといてもお客がドンドン来る。それで愛想が悪くてもヨシになってる店もある気がします。西出身のなな猫には、ちょっと気になるところですね入院して、退院して、もう2ヶ月が過ぎお仕事のほうも一応復帰したのですがいまだに出歩くと後に響く。からだを壊す、ということの意味を感じる今日この頃です。　　　　　　

2008年05月01日

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なな猫表参道散歩

病後に、身体を慣らすと称してお散歩中のなな猫です。ずっとうちの近辺を歩いていたのですが昨日はちょっと思い立って、久々の表参道散歩でした。表参道といえば、「おもて～さんどお～はら～じゅーくは～♪」だったか(^_^;)　いまだに古い古いパンダさん《？》の歌が口をついて出る、北関東の田舎町に住んでいた頃も、ときどき上京したときにきっと歩く大好きな街でした。東京暮らしも5年になるなな猫ですがいまだにお上りさん気分が抜けず(^_^;)あいかわらず好きな街、表参道。一昨年まで通っていたピアノ教室が表参道だったのですがその頃から仕事も忙しくなり来ても、あまり歩いたりせずすぐに帰宅していたのでゆっくり歩くのは本当に久しぶりです。初めて気づいたのですが、表参道にカワイ《楽器店の》があったんですね。前からありました？(^_^;)ちっとも練習も上達もしない、永遠のピアノレスナーなな猫、楽器店て、なにも買わなくても入りたい。だけど結構、楽譜は釣られて買ってしまう(-_-)楽譜って、けっこう高いんですよね。だけど買ってしまいました。フォーレのノクターン集。これを機に、またレッスン再開したいものです。さらに、いまは表参道に、表参道ヒルズがあるじゃないか去年一度、オヤジと来てみたことはあるのですがオヤジ的に全然ダメで(-_-)面白くねえ！というわけで、ちっとも楽しめなかった。なな猫だって、お金はない、ブランド志向ゼロでそんなにブティックに縁もなく(^_^;)ただフラフラ歩いてるだけなのですが、なぜか楽しい♪１Ｆのアートカフェ「ＨＩＬＬＳ　ＳＡＲＹＯ」でランチしました。　　　　　　　海老のクロワッサンサンドとサラダにコーヒーで1000円ちょっと。こういうランチは、休日ラーメンビール党のオヤジ付きではあり得ない(-_-)日だまりに、フォーレの「ノクターン集」も撮ってみたりして。　　　　　　　道行く人を窓から眺めていると、実にいろんなスタイル。頭の後ろに大きなピンクのリボンをつけて、まさにお嬢様スタイルで歩く可愛い女の子の表情が暗かったり《笑マスクしたサラリーマン、家族連れや外国人も多く、やっぱり表参道って、観光客ばっかりなのかな。あと眼についたのは、いわゆるチョイワルオヤジ？がよくいる《笑ポニーテールを定番のようにちゃんとしてて赤いブルゾンに黒のパンツで、必ずヒゲ。うちのオヤジがどう頑張っても出来ないスタイル(>__

2008年04月04日

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なな猫静養散歩◆3月13日は高輪から白金1丁目あたり

病後の体慣らしのなな猫散歩、今日は、高輪から白金まで、少しだけ足を伸ばしてみました。伸ばすといってもルートを変えただけなのですが(^_^;)まずは、近くの人気お団子屋さん。　　　　　　　　ここの豆大福は絶品です。だけど、すぐに売り切れてしまって行っても何もないこともあり。取材のカメラが入っていたこともありました。一件、ふる～いお店。それから、伊皿子坂のてっぺんにある、スーパー、ピーコック。　　　　　　　　ピーコックというのは、東京辺のスーパーのチェーンなんですね。はじめてここに来た当座、近くにここしかお店がないみたいで【ほんとはすぐ傍に八百屋さんあり】仕方なく通ってたのですが、魚なんか高いことにビックリ！太平洋のそばの小さな町に長く住んでいたので東京の高い魚に驚きました。それに、越してきた4年前、ここには外国のビールしかなかった(^_^;)日本産ビールを置いてないという、さすが、港区高輪のスーパーと思ったものでした。　　　　　　　　伊皿子坂から降りると、どこから魚欄坂なんでしょうか。とにかく、魚欄坂の中腹にある、英国風カレー屋さん、サンライン。すごく辛くて、美味しい、というお話。近くにいながら、まだ行ったことがありません(^_^;)看板に「お水はいっさい出しません」と銘打ってあるのが高飛車だと、オヤジには気に入らないので(-_-)魚欄坂を下っていくと、もうひとつ、坂下にピーコック魚欄坂店があり、その傍らに、間口だけみたいな小さなお総菜屋さんがあります。いつも、お弁当を買うサラリーマンやOLさんで行列のお店なんだけど　　　　　通りかかったときは、まだ開いてなくて犬が繋がれていました。ブルブル震えてかわいそう。服来てたけど、寒そう【笑魚欄坂って、特になにもないような商店街なんだけどこんな昔ながらのお菓子屋さんがあったりして　　　　　近くのお茶屋さんで、猫のマグカップ300円也、購入♪それから、大きな通り【1号線？あやふやでスミマセン】を渡って白金ブックセンターで、山本周五郎の作品集￥630、2冊を購入♪わたしは山本周五郎が好きなのです。けっこう読んでいるのですが、わたしの悪い趣味で、好きな作品を違う版で読みたいというのがありまして(^_^;)好きな作品の『柳橋物語』が入った新しい作品集だったので。この伝で、立原道造全集は全種類数版、堀辰雄全集も数種類持っているのです(-_-)白金ブックセンターから小径を入って、白金1丁目を散策。マンション街なんだけど、合間合間に小さな工場がけっこうありました。ぐるぐる歩いて、気づいたら大きな白金タワー。こんなのあったっけ、と思ったら、これはなな猫御用達・白金高輪駅の別出口だったんですね。そして、日経ＢＰ社がこんなところに。　　　　　　　　日経ＢＰ社といえば、立原道造賞！　　　　　　　　　　立原道造賞　それから、また通りを渡り戻って、よく行く魚欄坂ラーメンを横目に【ここ、麺といいスープといい、美味しいです！特に味噌ラーメン】　　　　　　　　　ＢＩＧＩのビルも通り過ぎて、　　　　　　　　　オシャレな人たちが、お昼でどんどん出てくるのを脇からポカンと眺め【ここは、かのファッションの大御所、ＢＩＧＩの自社ビルなのです。　高輪にビギがあったのか！と、越した当時感動したものです(^_^;)】疲れたので白金高輪駅の入っているビルをエレベーターで上に上って、高輪1丁目に。　　　　　　　　最後は、旧細川邸の椎の大木をアップ。細川邸は、あの赤穂浪士の大石内蔵助たちが討ち入りのあとに留められていた屋敷なのです。またどっぷり疲れて家路についたら、こんなかわいい子たちが迎えてくれました。　　　　　　　　本日の戦利品。猫のマグカップと、山本周五郎。向こうにいるのは、黒猫の菊ちゃん。里親さん再募集です(^_^;)　　　　　　　　　　　　

2008年03月13日

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昇くんサヨナラ＆4年ぶりの柴又散歩

先週の土曜日は、体調もよかったのでれいの、1年間お預かりしていた昇くんを本当のママさんのところにお届けに行ってきました。　　ママとご対面の昇くん。お餞別に、昇くんお気に入りの猫ハウスもプレゼントしたのでとりあえず隠れる場所があったせいかそんなに怖がったり慌てたりしませんでした。以前いっしょだったときの自分の臭いも残っていたみたいで、すぐにママのことを思い出したみたいです。　　サヨナラ、昇くん(*^_^*)1年間、なな猫家に居てくれてありがとう。元気で幸せに。新しい里親さんのところへのお届けと違って、もとの飼い主さんのもとに帰るわけですから間違いなく幸せになれるお届け、安心でした。柏のほうまで車でお届けに伺ったのでちょうど帰り道が、葛飾柴又。思えば、東京に越してきてすぐの頃に初めて行ってそれからこの4年間、ご無沙汰だったので久しぶりに柴又に寄ってみました。　　寅さんの像のある、柴又駅。4年のあいだに、また少し変わってました。すぐとなりにちっちゃい祠があって、そこが猫だまりになっていたのですが4年前はそこがもっと広くて、猫がいっぱいいました。そのとき、実は、いまではうちの子になった「ひかり」を保護してしまったのです(^_^;)　　赤ちゃんのときから今まで、こんなに美人猫見たことない！と毎日思う、キジトラひかり、今年の春で4歳。ちょうど4年前、赤ちゃんだったひかりをここで保護したんだなー。あのとき、たぶんお母さんや兄弟たちも居て、この子だけ捕まえられて、連れて帰るのが果たしてこの子にとって幸せだったのか？と思ったりしたこともあったけどやはり厳しい生活を強いられる野良の寿命は短く、良くてもせいぜい２～３年と言われています。うちでぬくぬくしているひかりを見るにつけ、あのとき連れて帰って本当によかったと感無量です。さて、柴又といえば帝釈天、そして参道。　　土曜日もすごい人出で、みんな観光客なんでしょうけど浅草みたいににぎわってました。　　帝釈天の中で、大道芸人が芸を披露。とても上手で、お話も上手く帝釈天に似合ってましたね。参道を彩る、飴屋さんや佃煮屋さんや煎餅屋さん。　　　　どこも、小さなお皿をたくさん並べて試食できるようにしてあって本格的なお店ばっかり。　　「昭和」をお店にしたよう、ここ「ハイカラ横町」も面白い。もちろん、柴又名物草団子のお店も何軒もありました。4年前に入った、寅さんの舞台になった食堂には今回は入らなかったのですが第4作までここで撮ったと説明が書かれてあったのが気になり、じゃあ後の作品はどこで撮ったのか？　　というわけで、寅さん記念館に初めて行ってみました。後の作品は、撮影所にこういうセットを作って撮ったのだそうで40日余り撮影しては、全部倉庫に保管しておくということを寅さんの全作品中していたのだそうです。なにを隠そう、なな猫、大の寅さんファンなのでほとんど全作品をビデオで見たのですがあれをみな、セットで撮ったとは驚きでした。だって、とてもセットとは思えない。すごく良く出来てるんですもの。ちなみに、わたしがちょうど成長する過程でずっと、寅さん映画が毎年の正月映画として撮られていたわけですがリアルタイムで演っていた頃は全然興味なく、映画館で見たことは一度もありません。全部、寅さんが亡くなってから、ビデオで見ました。一度くらい、正月の映画館で見たかったなあ。　　記念館には、昭和の柴又がこんなふうに再現してあったり撮影秘話のビデオも上映されていて寅さんファンでいっぱいでした。【写真撮影ＯＫみたいで撮ったのですが】そのあと、近くの「山本邸」というところを探訪。　　　　　　かつての素封家のお宅がそのまま残されていて和洋折衷の豪邸なのですが旧岩崎邸とか、庭園美術館になっている旧朝香の宮邸とかに比べるとちょっと庶民的。もちろんそうは言ってもすごいお宅ですが。　　大きな鯉も泳いでいる日本庭園を見ながらぜんざいや甘酒、コーヒーもいただけます。山椒の実もついた美味しいぜんざいをいただいた後は近くの江戸川土手へ。ここでよく、寅さんの最初のシーンがありますよね。矢切の渡しも見えました。　　もう、さすがにヘトヘトだったので(^_^;)あまりゆっくり歩いたりは出来なかったのですがここを寅さんが歩いたり、寝っ転がったりしたんだなーとまた、ここの帰りに神保町の安ビデオ屋に行って安い寅さんビデオを仕入れて帰ったなな猫でした。　　

2008年03月10日

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なな猫静養散歩3月6日は高輪二本榎木通り

病気療養中のなな猫です。今日は朝からちょっと調子よかったので身体慣らしのお散歩にようやくＧＯ。まだまだ本調子ではないので手始めに、近くの二本榎木通りをブラブラしました。ちょっと歩いてみたら、びっくり。全然歩けない。もともと、けっこう早足のなな猫ですがいつもの倍もゆっくりしか、どうしても歩けないんです。フシギなものですね。どこか、患部のお腹をかばってしまうのかな。まずは、ご近所さんの高松宮様邸。　　　　　　　　　　ここはいま、主がいないはず。いつだったか、何年か前にオヤジと車で出かけてたらものものしい警備体制がいきなり付近に敷かれていて黒い車が出入りしていたんだけど、そのときは知らなかった。あとでニュースで、宮妃が亡くなられたと知りました。だったら天皇陛下とか来られたわけ！？って、ミーハー気分が湧いたんですけど、あとの祭りで。屋敷を守っている人たちしか住んでいないんじゃないかな。ここが今後どうなるのか、近隣住民としては気になるところです。このまま、宮様邸跡として残してもらいたいような、それとも、有栖川宮公園みたいに一般開放してもらいたいような。　　　　　　　　　　　高野山別院というのが、高輪にはあるのですね。東京に越してきてすぐの頃、「高野山！」なんて田舎者のなな猫、妙なことに感動したりしたものでした［笑　　　　　　　　　　その、一軒隣がお寿司屋さんでそのお隣が、プロテスタント系の高輪教会。　　　　　　　　　　　お寺と教会がお寿司やさんをはさんで並んでいるというのも八百万の神さま崇拝の国ならではの光景か。撮らなかったけど、このお寿司やさんにはちょっと思い出があります。東京に越してきて、はじめてここらを歩いたときに行きつけの、江戸っ子が集まるお寿司やさん、ていうのに憧れてちょっと入ってみたんですけどなんだかほんとに、いつも集まるご近所さんたちで一杯でちょっと、いちげんさんお断り的な空気を感じオヤジ、怒って、ちょっと食べて出てきてしまいました(-_-)こんな歯医者さんも。なんかオシャレ。看板が。地方にはない感じ。東京風。　　　　　　　　　　　このなな猫通信を書き始めた最初の頃、高輪や三田を歩いて、写真を載せていました。そのページは削除してしまいまして仕事が忙しくなってしまって、近所の街歩きも全然できなくなっていたのですが今日、また、この高輪消防署まで歩いてこられて、嬉しかった。　　　　　　　　　　　陸の灯台と言われた高輪消防署。ここの、てっぺんに登ったことがあります。所員の方にお願いすれば見学させてくれるのですが上から見ると、とても高くて、愉しかった。こういうところも、壊さないでずっと残してほしいものです。消防署でＵターンして、また二本榎木通りを逆戻り。高輪は、寺町だった。そして、寺町には、和菓子屋さんが多い。お寺の行事に、和菓子はつきものなのですね。たくさんあるのですが、今日はまず、こちらの一軒をアップ。　　　　　　　　　小さな間口がきれいに掃き清められていてここのお菓子はとても美味しいです。泉岳寺饅頭は絶品ですよ。行きにはあまり、目をとめていなくて帰りに、歩いていた人が「おお！」という感じだったので気づいた、通りを入った奥にある、梅が満開のお寺。　　　　　　　　　わたしが病院のベッドでウンウン言っていたあいだにも春が来ていたんですね。第一回なな猫静養散歩の最後は、とらや。やっぱり和菓子屋さんです。　　　　　寅さんのとらやとは関係ないらしい。ご主人は、江戸っ子口調のおじいちゃんで戦前からお店があるそうです。ほんとの東京弁、真似できないですねえ。ちょっと歩いただけでしたがほんとに疲れた(>_

2008年03月06日

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なな猫チョイスのお店at神田

神田神保町。数あるなな猫の好きな店のなかでも特に3指に入るのが、このお店たち。まずは、ボヘミアンズギルド。本屋さんなんですけど、とてもおしゃれで、しかも、カッコばかりでない本物が置いてある。　　　　　　　大体、この手のお店って、例えば六本木ヒルズに入ってる本屋さんとかビジュアル本や洋書ばっかりで、一見目新しくて面白いんだけど結局買いたいものはない、って感じが多い気がするのですがこのお店には、ホンモノがありました。調べたら、大変なお店だったんですね。1920（大正9）年頃から、池袋や阿佐ヶ谷で稀こう本を扱ってきた『夏目書房』の三代目・夏目滋さんが出店した３つ目の店だそうです。竹久夢二のものなど、ガラスに入ってる本なんか欲しかった。。丸山薫の初版本もありましたね。だけど、うちのオヤジにはあまり評判よくない。。あまりにもオヤジとはカンケイない本ばっかり(-_-)高いし。って、500円以下じゃないと買わないからね、あのオヤジのヤツは。このお店のすぐ近くにあるのが出来れば寄りたいカフェ、「Voici Cafe」。ここも、カフェというものでお金払いたくないオヤジには不評ですがわたしは大好きなお店です♪　　　　　　　　ちょっと薄暗い店内の感じも好きだし珈琲もケーキも美味しいです。この日のケーキは、キャラメル・シフォン・ケーキで文字通り、ほっぺた落ちました。コーヒーにお金出す気のなくなった、うちのオヤジはさっきラーメン・ビールをやったばっかりだというのにビーフカレーを注文するも品切れで、仕方なくミートソース。神田３店目は、立原道造もルフランのパステルを買いに行ったという絵画用品の老舗、文房堂。　　　　　　　この日は、部屋に飾るポスターを貼るパネルを買いに行ったのですがなんだか、いろんな物が欲しくなるお店です。ここばっかりは、うちのオヤジもわりと好き。文房具とか絵の材料って、描かなくても面白いよね。ここに来ると、絵を描きたくなる。。そうして、店を出るとそんなこと忘れてしまう(-_-)なな猫チョイス、神田神保町の３店でした。

2006年04月02日

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桜と焼き芋とゴキブリの足、アンド桃(T_T)

昨日は勤務だったんだけど帰り、弁理士予備校に行ったオヤジと待ち合わせて飯田橋の焼き肉やで飲んだら、かなり酔った。その後フラフラ、飯田橋からお茶の水まで桜並木を歩いたんですけど桜が満開ですごい綺麗だったのに加えて、だんだん、ただ花見客を見て歩いてるみたいになってきてすごい寒いのに、東京の皆さん、桜の下、しかも電灯もなにもない真っ暗なところで、隣がゴミ捨て場って場所を確保しながらよくお花見やりますねえ。ちょっと驚きました。歩きながら、酔っぱらったわたしを焼き芋屋が心地よく誘う。。ああいうところで焼き芋を売る、いいですねえ。酔った胃に、おいもの甘さはうれしい。焼き芋一本300円、高いのか安いのか、とにかく美味しかった♪ 桜並木を行って帰って、一周して疲れたので目に付いたおでんやに入りました。カウンターの小さなお店で、おばさんが一人飲んでてそのおばさんの話聞いてるうちに、わたしもなんとなく加わってジャンジャン話してあとでオヤジが言うには、おでんにゴキブリの足みたいなのがあったと！気付かなかったよー(T_T) でも、熱燗とレモンサワーとおでん、それにゴキブリの足で1000円ちょっと安い♪それからなんだか歩きに歩き、東京大神宮とかってところも過ぎて、もう、なんでこんなに歩くんだよとギャーギャー文句いいつつ気付いたら神保町。でも、もう本屋は全部閉まってる時間なのでそのまま地下鉄に乗って三田まで来たら、いきなりオヤジが降りると言い出し嫌がるわたしを引きずるようにして下車。三田のツタヤでビデオ借りたいと(-_-) また戦争物、二つも借りてレジのところで、なんでオレには半額クーポンがないんだとごねて店員さんに嫌がられつつ（わたしは柱の陰で他人を装う）ようやく帰宅。ごめん、みんな、遅くなった。桃、ごめん。案の定今朝また、桃にオシッコされた(T_T)

2006年04月02日

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閑散正月トーキョー、でも浅草は大にぎわい

暮れからの風邪を引きずりながらどこに行くでもなく、家で猫どもとごちゃごちゃ正月を過ごすなな猫とオヤジですが、明日からはもう、なな猫も仕事始め！ということもあり、午後遅くから、ちょっとドライブしてまいりました。正月の東京は、車も人も、少ないね。閑散として、清々しい。皇居のあたりまでくると、さすが一般参賀対策のものものしい警備があったり正月の靖国神社は、虎さん映画で見る、あの、正月のテキ屋村風景だったり地方ではなかなか見られない、東京らしい正月風景でしたが、なかでも浅草。やはりここは、人、人、人。外国人もたくさん訪れる、正月ニッポンを満喫する人々の街でした。べつになにをどうするわけでもなく、ちょっと車を止めて、人の波のなかをそぞろ歩きしたなな猫とオヤジ、焼きたて饅頭の匂いに鼻をぴくつかせたり、刀や軍服の店の前で立ち止まるオヤジを引きずって歩いたり浅草の仲見世通りをブラブラしつつ結局、久方ぶりのミスドーで珈琲とドーナツ。せっかく浅草だってのにね。単に、オヤジのトイレが近くなってしまい、手近な店に入っただけなんです(-_-)そうこうしているうちに、伝法院通りのはずれにある、地球堂という古書店でみつけてしまったー。なな猫にとって掘り出し物2点。『追憶の野村英夫』『日本文学研究資料叢書　中原中也・立原道造』野村英夫という人のことは、堀辰雄や立原道造の著書に出てくる、「野村少年」であること以外は、あまりよく知らないなな猫、一度このひとについて読んでみたいと思いながら、あまり文献もなく、今日に至っていました。日本文学研究資料叢書のほうは、ずっと探していた一冊でした。読まなきゃいけない本が増える一方ではあるのですがまた見つけた嬉しい2冊。風邪と猫で、どこにも行けなかった正月に、ちょっと固いお年玉でした。

2006年01月02日

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雨の旧山手通り

雨になってしまいましたね。渋谷のヤマハで楽譜を探したあと、久しぶりに松涛美術館で静かな時間を過ごしてきた、なな猫とオヤジ。いま展示されていたのは、「中島宏現代(いま)を生きる青磁展」というもので並ぶのは青磁の壷、壷、壷の数々。陶器についてはまったくわからないなな猫とオヤジ、ただ、ふーーーん・・・という感じで歩いてきました。そのあと、もう暮れなずみ雨のけぶる東京の街をなんとなく車で飛ばして、気がついたら旧山手通りに出てしまっていた。わたし、この通り、前からなんとなく好きだったんですけどせっかく東京に住むようになったというのに渋谷も代官山も、まだあまり歩いてないのでここも、ときどき車で通っては、いい感じだなーと思っていただけ。ちょうど、バプテスト教会でなにか催しをしていたみたいで教会前に外国人の親子や若い人たちがたくさんたむろしていた。そのすぐ近くの、ちょっと道を入ったところにかわいいカフェを発見！入ってみると、ああ、うちもこんな部屋にしたい♪と思うような造りのお店で周りの棚にかわいい食器や自然食品などが置いてあってハーブのお茶に豆腐とアプリコットのタルトも美味しかった。オヤジは、穀物コーヒーなる代物に砂糖もミルクもついてこないことに苛立ってました。（泣）毎日忙しい忙しいでここのところ東京の街歩きも、決まったところしかしていなかった。渋谷や代官山なんか地方にいた頃のほうがよく来てたな。すてきな通りや、掘り出しカフェなどがまだまだあるはず！もすこし仕事に慣れてきたらまたあちこち散策してみたいと変に力んで、こころに誓ったなな猫でした。

2005年11月06日

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高円寺商店街は楽しい♪

高円寺の西部古書会館で古書展があるというので行ってきたんですけどあいかわらずあそこら辺て、楽しいね。残念ながら、古書の収穫はなかったけど商店街のぶらぶら歩き、久しぶりに楽しんできました。それにきょうは、お祭りやってて高円寺なのになぜか阿波踊り。各グループがそろいの衣装ですごい上手に踊ってました。神輿も出てたし江戸っ子って、やっぱりお祭り好き。これから秋にかけて、東京のあちこちでお祭りがありますね。そして、ガード下に出来てる商店街の中のお好み焼きの看板につられて入ったお店が座敷もちょっとはあったけど、入ってすぐ鉄板のカウンターでそこのお好み焼き、まさに焦眉を開くというのかな微妙な味わいが何ともすごい美味しさ。広島風お好み焼きで育った岡山人、なな猫も唸らせる味でした。どちらかと言えば大阪風と言える作り方かな。でも、大体作ったものにアルミで蓋をして蒸らす、あれに秘密があるような気がした。普通、広島風お好み焼きでは、絶対そんなことしません。千切りキャベツを山と載せてでっかいへらで、ギューギュー押し焼きにして作るふるさとの味も懐かしい。。でも、へんな部分にシャイなオヤジはカウンターの前にすぐ料理人がいて見張られながら（？　べつに見張ってはいない）食べるのが駄目で食べたような気がしなかったそうです。わたしはおいしかったよ！椎茸の肉詰めも、すごく旨かった。今度また、是非行きたいです。

2005年08月28日

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高輪盆踊りと麻布十番祭り

ものすごく日記の更新が久しぶりーのなな猫です。毎日いろいろ忙しくて、ついお留守になってました。このお盆休みも、実は浦和のヒアシンスハウスと、それから東京ディズニーランド・・いま、もう皆さんTDLって言うんですか、あそこに行ったりもしたんですけどそのお話はまた後日ということできょうは、久しぶりの日記更新ですのできのう行った、高輪の盆踊りと麻布十番祭りのお話を一つ。〈日記更新がべつに理由になってないけど〉高輪は寺町だから、泉岳寺をはじめとして大小のお寺が散在する、ふだんは静かな街なんですけどきのうは高野山東京別院で夏の盆踊りが行われおどーりおーどーるなーら、ちょいと東京おーんーど、よいよい♪まさに、あの東京音頭で踊っているじゃありませんか。地方育ちのなな猫にとって、それは特筆すべきことであります。だってね、岡山に居た頃は、盆踊りっていうと岡山や中国地方の民謡しか聴いたことないし北関東で過ごした20年の間も、北関東や東北の民謡はやっても盆踊りで東京音頭をやるのは、やはり東京ならではです。まさに、ここ、東京でやるべき民謡ですものね。由緒ある高野山別院の中央に櫓が築かれ中学生くらいの少年少女が太鼓を上手に叩く中、ちょっとトウノタッタ踊り子さんたちが、そろいの浴衣も美しく上手に踊ってらっしゃいました。そして、プロのテキ屋さんみたいなお店は呼ばれてないようすで町内会が出してる焼きそばやビールなどの出店で腹を満たしのどをうるおした、なな猫とオヤジ。ちょっと物足りないか？そういえば、麻布十番も、きょうやってるよね。というわけで、ちらっと行ってきました。実は、去年初めて麻布十番祭りに行きそのあまりの人の多さにおそれをなしたなな猫、もう今年はいいやと思ってたんですけどやはり「祭り」の誘惑には勝てなかった。でも、やっぱり、行ったらちょっと後悔。あいかわらず、筆舌に尽くしがたい人出。人。人。人。犬。みたいな感じ。なな猫の前も後ろも右も左も人でいっぱいで、何も見えない。ただ、暑いだけ。数メートル進むにも、エライ時間がかかるんです。なぜか犬をつれた人が多く法被着たラプラドールやキャパリア、ダックスにプードルと純血腫が多いッぽいのも、土地柄でしょうか。それに、大使館の街、アザブジュポン〈フランス語風〉だけあって外国人の方もすごく多い。日本の祭りは、楽しいのかな。高輪と違って、テキ屋さんの数も半端じゃないし若い人ばっかり！で、自然、警察官の数も異様に多かった。もう帰ろうと思いつつ、またオヤジの「ラーメン・ビール」病が出て人の波を避け、つい入ったラーメンやさんが、ペケでしたー。お店が汚い・臭い・ラーメンもしょっぱすぎ。しかも、気づいたら電車代もなかったので歩けばけっこうな距離を、とぼとぼ歩いて帰ってきたらもう足がダルダルです(T_T)でも、帰りに見た、とろけそうなでっかい満月はきれいだった。東京に、住んでるんだ。妙にそれを実感した、きのうのなな猫でした。

2005年08月22日

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自由が丘で初デート

デートといっても、浮いたハナシではなくこの「なな猫通信」にいつも遊びにきてくださる、もう1匹の「なな」ちゃんのママさん、「ななまま」さんときょうは初対面を果たして来ました。場所は、自由が丘。そもそも、ななままさんの日記に出ていた猫の香炉のあまりのかわいさに見惚れたなな猫、欲しい欲しいと思ってたらななままさんが、自由が丘のお店にちょくちょく見に行ってくださってまだ売れてないみたい、ということで、今日、行って参りました。　　　　　　これですー。かわいいでしょ♪うさぎの香炉もあったけど、やっぱり猫。初めてお会いした彼女、ななままさんは、「ままさん」ていうから、もっとお母さん的かと思ってたらどーしてどーして！　すごくスリムな美人若妻。お互いの猫のことから話もはずみ、初めてお会いした方とは思えないほど音楽の趣味も、カラオケ好きも、意外にぴったりで世代を超えた（？）お友だちがまた1人できたー。なな猫、感激の一日でした。自由が丘もあまりよく知らなかったのであちこち案内してもらったんですけどれいの「スイーツ」、ほんとに雑誌なんかで見るまんま。やっぱり雑貨屋さんが多い街ですね。地域猫が自然に実践されてる猫だまりに猫さんが1匹もいなかったのが残念でした。初対面なのに、カラオケ行こうと盛り上がったわたしたちって、やっぱりO型？満室で残念だったけど、今度行きましょうね。大事に持って帰った猫香炉、これから、絶対うちの猫どもに壊されないようにしないとね。

2005年06月12日

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早稲田の青空古本市で、なな猫的お宝ゲット

弁理士試験の直前勉強に四苦八苦の八甲田オヤジも、ふと勉強に疲れた隙を狙って今週開催されている、早稲田の青空古本市に行ってきました。いつもの神社で開かれる古本市じゃなくて早大の正門前でやってる古書市です。早稲田にも、慶応みたいな、歴史を感じさせる立派な建物がありますね。なな猫が行ったときには、ちょうど、何か女の子たちの、何て言うんだろう、リズム体操みたいな、かけ声掛け合って跳んだりはねたりの若人が練習してました。あー、若いっていいな♪みたいな空気をまき散らすさなか、トシクッタなな猫とオヤジは古書の波の中に突入。いやー、あったあった。欲しいのいっぱい。大学で開催されてるせいなのか、年に一度の神保町の古本祭りなんかよりもっとアカデミックな古書が多かったような印象。一般書や実用書は少なかった。それだけ、なな猫としては、目的チョクな感じで目を皿のようにして本の背に視線を走らせなな猫的掘り出し物ゲット!佐藤実著『立原道造――豊穣の美との際会――』清岡卓行著『萩原朔太郎『猫町』私論』『ユリイカ　特集―日本浪漫派とはなにか』『国文学解釈と鑑賞　太宰治の肖像』以上、なな猫の戦利品。武田静澄著『日本伝説の旅』（文庫本で上下）これ、オヤジの戦利品。佐藤実氏の『立原～』、ずっと欲しかったんですよ。この著者の別の1冊も古書で買っていて、こちらをずっと探してました。それに『『猫町』私論』も。これはもう、出た当初からつまり、なな猫がうら若き娘時代に卒論みたいなものに取っくんでた頃、買おうかな、やめよかなを繰り返し結局買わないできた1冊。日本浪漫派のことは何も知らないので、お勉強用。太宰のはいろいろあるけど久しぶりに買いました。これ、全部300円！やった。お得だった。特に『萩原～『猫町』私論』は、いままで古書店で見かけても300円なんてことなかった。嬉しいっす。オヤジは、日本の伝説が好きなんですと。ほら、カッパ伝説とか、じめじめした場所にある塚に呪いの言われがある、みたいな気持ち悪ーい話。まあ、お勉強に疲れた頭にちょっとカッパの風でも吹かせたら。爽やかじゃないけどね。

2005年05月19日

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東京のおもしろ古書店　*根津のオヨヨ書林*

東京には、おもしろい古本屋さんがいっぱいある。そう思いながら、普段は仕事に縛られあまり出歩けないなな猫ですがこないだちょっと、根津のオヨヨ書林というところに行って参りました。根津！て、名前聞いただけですごく東京的で、前から憧れてたんですけどぶらぶら歩くと、ほんとに昔ながらの下町の佇まいも感じられてしっとり落ち着いた街の雰囲気。オヨヨ？　そう、オヨヨ。オヨヨ書林。何回も言ってると、自分で笑えてくる楽しいネーミングね。ときどきなな猫がお手伝いに上がってる、立原道造記念館のパンフレットとポスターを根津のつつじまつりの期間中だけでも置かせてもらおうと学芸員さんと二人で行ってきました。映画関係の古書が多かったかな。植草甚一氏のものとか。でも、いろいろ物色してると面白そうな本がいっぱいあって『言ってはいけない妻の一言集』みたいな笑えるのや、中原惇一の『それいゆ』のレトロなのとか。あまり文学関係はなくて何も買わなかったけど、面白かった。窓辺に、いろんなイベントや新進アーチストのパンフレットや手作りマッチが置いてあってそのパンフとかわいいマッチだけ貰って帰ってしまった。こういう古書店も、もっとあると楽しいかな。有名な『ユトレヒト』のような。代官山にありますね。明日、4月30日は、不忍ブックストリート（そんなストリートあるの）で一箱古書市という楽しそうなイベントもあるそうです。ネットを通して知り合った、古書店業修行中の方が一箱のお店を出すそうなので、うちの八甲田オヤジの勉強が疲れた頃、ちょっと覗いてみたいと思ってます。

2005年04月29日

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なな猫、神楽坂から神保町をお散歩

きのうの日曜日、やっと今月の仕事の山を越えたなな猫と弁理士講座の答練結果に多少の自信がついて、気をよくした八甲田オヤジ、久々に、ブラブラ東京の街歩きを楽しんできました。まずはこの前、ネットお友だちのkeiさんに教えてもらった神楽坂。飯田橋に八甲田オヤジがゼミで通ってた頃は何度か歩いたこともあったんですけど春うららの日曜日、また新たな発見もあろうかと地方出の人間には、その名前だけでも東京！みたいな神楽坂を歩いてきました。あそこのメインの通りにある、巴有吾有ってすてきな喫茶店、ご存じの方も多いんでしょう。ぱうわうと読むんですって。　　　　　　　　　　　以前何度か入ったんですけど濃厚なチョコレートケーキが美味しかった。昨日も、たくさん人が出入りしてました。それからブラブラ歩いてるうちに、とある横町を入ったところで見つけた、面白い喫茶店。残念ながら、お名前を失念してしまったんですけど表の窓でおまんじゅうを売ってて楽しそうなので入ってしまった。　　　　　　ビールないの、ビールないの、とうるさいオヤジにトマトジュースをあてがい、なな猫はお抹茶とつぶあんのおまんじゅう。ホカホカでおまんじゅうが出てきて、お抹茶も熱めに点ててくれて、とても美味しかった。写真に映ってるおじいちゃんは、近所の方らしくて、なな猫が、写真を撮る許可を店の人に取ってたら「その写真、プリント屋で焼くの？」と聞かれました。自分のHPに出すだけなので、焼かないと答えたら、最近みんな、そうなんだよねー、ということでひとしきり始まり、聴けばおじいちゃん、カメラ屋さんのご主人だそうでたまには写真を、店にもってって焼いてくれと頼まれてしまった。それからまた歩いてるうちに見つけた2ショット。　　　　　　　寺内公園と書いて、じないこうえんと読むそうです。昔そのあたりが、寺内という町だったそうで漱石の「格子戸の中」に出てくるとか、こないとか。【すみません、不勉強で。なな猫、漱石は2～3冊しか読んだことない】公園自体はちっちゃい、特にどうってことのないかわいい公園だったんだけど、この碑の文字の雰囲気、こういうのすきで、撮りました。近くにあったケーキ屋さんは、表ででっかいゴリラが店番。それからまたメインの通りに戻り、ちっちゃい箸置きなんか、いっぱい売ってる瀬戸物屋さんできゅうすをひとつ購入。　　　　　　　　　　　　ふたのところの、持ち手が猫になってます。カワイイ！なな猫って、岡山弁で「かまの手」。「鎌」？　あるいは、カマキリの手？岡山弁の宝庫といわれる、なな猫の母の方言なのでルーツはよくわかりませんが、とにかくイメージとしては、すぐ物を割る。おっちょこちょいで粗忽者。何個目かの急須です。そのあと、飯田橋の駅の近くでガソリン切れて、ふらふらになった八甲田オヤジ、ミルクホールで缶ビール購入、300円で安いと大喜び。だけど、お客さんいっぱいで缶ビール1個買うのにだいぶ待たされて、ちょっとお冠。オヤジって、どこの親爺もぶつくさウルサイでしょう、そういうの。　　　　　　　その後また飯田橋からふらふら歩いて九段下方面へ。とちゅうに、こんな碑を発見。　　　　　　　　　　遠くに九段会館を見晴るかす、その手前の通りなんですけど台所町といってたんですね、江戸時代は。なな猫、思うんですけど、東京にはこういう昔のなになにの跡っていう碑が多い。坂も、何坂何坂、汐見坂、石榴坂、蛇坂、幽霊坂って多いけどそれにいちいち、碑を建ててあるでしょう。こういう文化、地方にはあまり見ない。古い物がどんどん壊される東京だからこそなにか思い出を残そうっていう気分も高いのかな。その後にたどりついた九段下ビル。　　　　　　　　　　　もう、いまにも壊れそう。でも、どうぞして壊さないでほしい。そんなこのビルの左端の、お店か病院かよくわからない玄関先にいつも出されてる、なな猫の白いお友だち。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かわいいのよ、この子。性格のよさが、つぶらな瞳に表れてます。手を入れると、自分からアタマ寄せてきます。なな猫なんか、白チャン白チャン【勝手につけた名前】と呼ぶとそれだけでもう、アタマ寄せて、なでてくれって。一度、手を噛みつかれたことのある八甲田オヤジはちょっと恐る恐る触ってますね。九段下に、大抵毎日いるみたいよ、この白チャン。その後、神保町の古書モールでオヤジは『みちのくの宿駅』、なな猫は、ずっと探してたキレイな『現代史手帳　立原道造』（イエー！）を発見、それに『ケストナーの生涯』を、それぞれ500円でGET！これについては、また後日お話致しましょう。疲れて帰って、この二人。　　　　　　　　　　　　いや、かおるは疲れてるわけじゃないけどね。オヤジは、右手に弁理士講座のプリント、ばらまいて疲れてますね。素敵な左右対称ショットだ。しかし、デジカメを接続できて、PCも直ったし仕事も一段落ついたからってこんなことして遊んでていいのか、なな猫。

2005年04月18日

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東京・下町の味な古家

皆様、お待たせ致しました！なな猫の普段仕様のPCに、見事デジカメが接続致しました！あるときは八甲田オヤジ、またあるときはパソコンおたくオヤジのあーでもないこーでもないのソフトインストールによりいままで、拾ってきたノートにしか接続できずにせっかく買ったデジカメの画像もめんどくさくてアップできないでいた、うちの劣悪なPC環境がこれで少し解消です。やるじゃん、オヤジ。役に立つわね。というわけで、こないだの日曜にちょこっと撮った画像などを今頃やっと「なな猫通信」にアップであります。いわく、“東京・下町の味な古家”実は先週、以前取材でお世話になった、上野の矢先稲荷さんにちょっと遊びに行ってきまして馬の天井画で有名なのネットで知り、その天井画なるものを拝見してきたんですけどすごかったですよ。ま、その絵は直接、矢先稲荷さんのHPでご覧下さい。で、そこに行き着く前に歩いた、カッパ橋道具街。こーれが面白かったんですよ。　　　　　　　　　　　　　　まずこれ。カッパ。立ってた。家のわきに。　　　　　　　　　　　　　　合羽橋道具街って、面白いお店がいっぱいあって東京の下町の風情がそこここに残ってるんですけどこういう、なんでもないんだけど味があるというか懐かしいというか、そう、昭和。そんな古い民家がちらほら見えてこういうの見ると、なな猫、どうしても写真撮りたくなるんですよ。　　　　　　　　　　　　　　矢先稲荷の宮司さんに教えてもらって行った、その近くの源空寺って、ほら、日本地図を作ったという、あの伊能忠敬のお墓のあるお寺に見事に咲き誇ってた、しだれ桜です。実は、なな猫の実家が大昔、岡山の脇本陣をしてましてかの伊能さんも、地図作製の旅の途上に実家の「福岡屋」に泊まったとかいう話もありでちょっとばかり気になって、行ってみたんですけどお墓より何より、桜でした。あまりうつくしくて、どうしよう、って感じ。ひとけもなく、ひっそりしてたのもよかった。古家ついでに、ちょっと前に行った入谷で見つけた古家をどうぞ。　　　　　　　　　　　　　　きのう見た夜の渋谷みたいなのがありこのカッパ橋や入谷の古家みたいなのがありいろいろあるのが東京ですか。そうね。地方って、わりと一色でしょう。案外、こういうふるーい家も残ってない。変に近代的に、都会的にって急いでる。東京は、ビルやマンションの谷間にぽそっと昭和の匂いのする、いや、もっと前の匂いまでする建物が地上げの波をさぶんさぶんかぶりながらも立ちつくしてる。両方すきな、なな猫です。

2005年04月16日

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天下の東大で買う三色弁当

きのう、今日と、立原道造記念館の受付に座ったなな猫です。もうひとりで座ってます。アタフタ、マゴマゴ、ドギマギしながら。それでね、今日は感心にもお弁当作ったんだけど昨日は緊張して朝もソワソワしてたもんで弁当をもってく余裕などあるはずもなく、お昼は、初めて東大の生協に行ったんですよ。東大！天下の東京大学じゃ。その生協です。行ってみれば、まあ所謂大学の生協なんだけどなな猫の学生時代と違って店内はまさにコンビニ状態。おにぎりやサンドイッチなど、セブンイレブンやローソンなんかと変わりない。当然ですか。そうですか。なな猫、大学の生協って久しぶりなもんでしかも、東大だ！って自分で興奮してるからいろいろびっくりでした。まわりの学生さんたち、あの人もこの人もあー、みんな東大生。そう思っただけで、なんだか不思議な気分。東大生って、あまり身近に見たことないのでね。最近太ってきたのでダイエットしようと思ってたのに初めて行った東大の生協！って自意識が強すぎてトチクルイ、卵の黄、そぼろの茶、菜の花の緑がカラフルな三色弁当なんかシッカリ買ってしまった。味がよくついてて美味しかったです。

2005年03月10日

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本郷菊坂と銀座の日銀

きょうは取材の画像撮りにピアノのレッスンも合間に入れるという忙しぶりで、なな猫あちこちに出没。まずは、本郷菊坂の樋口一葉旧居跡。地図を片手に歩き回った本郷の街、菊坂は、昔ながらの雰囲気をまだ匂わせてきょうは、一葉がよく通った質屋さんをテレビだか雑誌だかの撮影をしてました。こういうのに時たま出くわすのも東京生活ならではでしょうか。地方に住んでて、テレビカメラが来たなんてあまり聴かないものね。一葉の旧居跡は、まるまる住宅地の中のふつうのお宅の片隅がそれで一葉が使った井戸が残ってるというのでわずかにその面影を偲ぶことができます。名作『たけくらべ』とかなな猫は、その昔、子ども用全集かなにかで読んだきりで、詳しくはないのですが東京の下町のちょっと哀しい雰囲気をいまの菊坂にもなんとなく感じることができました。おひるは、約束してあったピアノのレッスンで表参道に行くまでに食べなきゃというので前から入ってみたかった、本郷通りにある「ルオー」って、あの画家のルオーをそのまま店名にした喫茶店に行きこれも前から看板で気になってたカレーライスを注文。セミコーヒーつきで900円。すごく辛い。でもすごくおいしかった。時間が迫ってたので、ハフハフで食べました。表参道に飛んで、めくるめく30分をグランドピアノの上で奮闘し次は銀座、三越前でおりて日銀へ。ここ、今までちゃんと見たことなかった。しっかり見てみると実にすばらしい建築物であります。ちゃんと日の丸も風になびいてました。日銀の向いに、分館の貨幣博物館があってこれは現代建築だけど「お金をめぐる東京の旅」プランに入っているので一応撮影。ちょっと守衛さんに不審顔されてしまった。なな猫、怪しいオバサンかな。このあと、ちょっと仕事を抜きに半蔵門線で神保町へ。実はなな猫、さっきのピアノのレッスンのとき秋の発表会に出るよう先生に励まされてしまい、もしかしたら、だいすきなラベルの「亡き王女のパヴァーヌ」をやったら？なんてだいそれたことになりそうなんです。それでさっそく、古楽譜を買いにいったわけ。結局ちょうどいいのがなくてすぐ神保町とはおさらばしたんですけどね。そうこうしてるうちに、もう夕方。このままきょうは帰ろうかな。と思って予定表みたら、忘れてる。漱石の旧居跡。別名、「猫の家」といわれてたところが本郷の日本医大のところにあったんじゃん。これだけ撮って帰ろうと重い足をひきずりひきずり、また本郷へ。ほんとに、塀の上に猫の銅像？何像？だかちゃんといるんですよ、猫が。最後は猫缶買って帰りました。あー疲れた。地図を見ながら探し探しだから今回の仕事に使う画像を全部取り終えるにはトロいなな猫、まだまだかかりそうです。

2005年03月07日

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銀座の雪

ふつうなら、家でしっとり久しぶりにさくさく降る東京の雪を眺めながら家にいられる幸せを感じつつ出てゆかなきゃならない旦那に「行ってらっしゃい」を言いたい。そんな雪降る東京、しかも銀座に出没した、きょうのなな猫です。ネットお友だちのエクスキーズさん、立原道造の詩を歌につくって澄んだうつくしい声でうたってらっしゃる北関東に住む抒情音楽家からきのう、突然のメールあり、あしたご主人のお仕事の都合で東京に行くので会いませんかということになり銀座で待ち合わせの運びとなりました。なな猫がこの「なな猫通信」を始めてはや２年。その間、ネットというよーわからん世界の中でさまざまな人とお話するという楽しみを知ったなな猫ですが、実際にその相手の方とお会いするのはこの前の、庭園美術館でお会いした花乙女M子さんに次いでこのエクスキーズさんが２人目です。まさか雪になると思わなかったけどかえって思い出になったかな。とにかく寒いので、結局、銀座のメイン交差点にあるドトールでずーっとお茶して降る雪、行き交う人を眺めながら話し込んでたんですけどね。主婦でもありながら昼間はバイトで家計を助け、しかも自分の音楽を追求しているエクスキーズさんは髪をおだんごにまとめまっかなジャンパー的コートにジーパンの上からプリント柄のスカート、赤青のラインがかわいいスニーカーともしなな猫が若かったらやってたかもって不思議おしゃれをうまく着こなしてるかわいい人でした。ネットで知り合うというあやふやなカンケイでもちゃんと、いい人間関係を作れる。それをじかに教えてくれたエクスキーズさん。これからも、ずっとずっと彼女のつくる透明感あふれる音楽や楽しいネットラジオの魅力にとりこになっていたいなな猫です。

2005年03月04日

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神田明神下は平次のふるさと

きょう、仕事の画像撮りで神田駿河台に行って来ました。おきまりのニコライ堂にしばし感嘆、バシバシ写真を撮って、お茶の水の安いせまーい洋食屋さんで久しぶりに洋食ランチみたいなものを食べ神田明神に行こうと旦那さんが言うので行ってみました。初めて入った神田明神。入り口には甘酒屋さんが数件あって中に入ると祭囃子もなぜか聞こえ、絢爛豪華なお宮でした。あの赤だの黄だのの彩色、日本のお宮ならではの美的感覚かな。ふしぎな様式美を醸し出しております。お宮の中をぷらぷら歩いてたら発見！　銭形平次の碑。なな猫にとって銭形平次といえばあの「おーとーこだったーらー」の舟木一夫のテーマソング、大川橋蔵の平次しかない。昭和４０年代のテレビを囲んだお茶の間がよみがえるあの懐かし空間です。そう、神田明神下は平次のふるさとだったんですね。となりにちっちゃく、「がらっ八」の碑もあったりして碑建立の貢献者の中にまさに橋蔵や長谷川一夫の名前もみつけ、しばし昭和に浸ったなな猫です。そうかあ、ここだったんだ、と感慨ひとしお。その神田明神のある東京に住んでるんだなとまた自分一人、改めて感動。いつまでたっても東京人になりきれないなな猫です。

2005年02月27日

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青山通りの古本屋さん

きのうは、久しぶりのピアノのレッスンで表参道まで行って来ました。帰りは、すぐ地下鉄に乗らないで渋谷にむかってぷらぷら歩いたんですけど道の向こう側に青山学院を見晴るかすおしゃれな青山通りに2件、古本屋さんがあるんですよね。1件目の外の本棚、100円のコーナーで佐多稲子の『夏の栞』発見。100円だし、買ってしまった。佐多稲子といえば、なな猫愛読の堀辰雄と同人雑誌『驢馬』時代からのお友だち。『夏の栞』は、その『驢馬』からのつきあいだった中野重治の死を見送る小説でした。なな猫、中野重治についてはプロレタリアの人、そして『驢馬」で堀辰雄とも親しかったというくらいしか知りません。中野重治の奥さんが、女優の原泉。なな猫の記憶では、いつもどこかの方言でしゃべっていた存在感ばっちりのおばあさん女優、そしてどこか険のあるきりっとしたお顔だち、そんなくらいしか印象のない方ですけど。でも、堀辰雄がサナトリウムに入っていたときちょうどその原さんも病気で近くの民家に仮住まいかなにかされててそのときに堀辰雄が見舞いにきた中野とお散歩かなにかした、そんなことを何かで読んだとあー、いま調べれば出てくるんでしょうけどちょっとめんどうでできない。曖昧でごめんなさい。とにかく、その中野重治の死を書きながら『驢馬』や堀辰雄についても触れてある『夏の栞』。ちょっと重いけど、読んでみよう。それからしばらく歩くと詩集で有名な中村書店。ここはいろいろ有名らしいんですけど詳しくは、なな猫、知りません。ただ、やっぱり詩集が充実だなと。そして見つけてしまった、郷原宏著『立原道造　抒情の逆説』。千円で買いました。なな猫はまだまだ道造初心者なのでとにかくお勉強中なのです。青山通りから渋谷に向かうと宮益坂について近くに旦那さんの勤める事務所があります。渋谷は会社ってイメージだから行くのイヤだと休みの日でもなかなか渋谷に遊びに来られない。せめて、たまのピアノの日くらい渋谷でウインドウショッピングでもと思いながらなな猫の帰りを待ってる4匹の猫たちのことが気になってまたまっすぐ地下鉄に乗って帰るなな猫でした。

2005年02月26日

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東京都庭園美術館は姫の住むアール・デコのお城

きょうは、白金台にある東京都庭園美術館に行って来ました。ここは、なな猫の家から歩いてもいけるんですけどきょうは初対面のお友だちと待ち合わせ、遅れてはいけないと、地下鉄で一駅だけど南北線に乗って行ってきました。新潟から来るその方はなな猫よりずっとお若いお嬢さんなんですけど立原道造を通して知り合ったピンクハウス系の素敵な花柄なんかがお似合いの夢見る乙女で実際お会いするのは今日が初めて。なな猫、なんだか恋人に会いにいくような変なドキドキを感じつつ白金台へ。庭園美術館に実際に入って見るのも実はなな猫、今日が初めてのお上りさん。旧朝香宮邸という美術館は展示品もさることながら若宮の居間だの、姫宮の寝室だのまるで物語の世界を地でゆく異空間。その建物自体、また部屋のしつらえ自体が豪華なアール・デコのお城でした。いま、展示されているのは日本のジュエリー100年展。ポスターになってた素敵なティアラをはじめとして櫛や帯留め、印籠といった日本的なものにも施された美しく繊細な宝飾の数々になな猫、ため息の出るものばかり。宝石を物に施すという、一見ヨーロッパ的なはずのものでも日本の職人の巧みが生きてるという感じで蝶やとんぼ、セミなんかも意匠になってるかわいさに思わず見とれてしまいました。宝石箱なんか、こどものころ思っていた、お姫様の宝石箱ってこれなんじゃないの、っていう感じのキラキラ、しかも本物。初対面とは思えないほどうちとけて話してくださったM嬢の詳しい説明で部屋の見所とか建築様式なんかがすごくよくわかって見学でき、800円という入館料を十分こなしたやった！みたいな満足感がありました。喫茶室で食べたパスタランチもおいしかった。いつもうちの旦那さんとラーメンビールの庶民の味しか堪能できないなな猫、もちろんそれもいいんですけど久しぶり、実にひさーしぶりにおしゃれな午後を過ごせて大満足。地方にいたときは東京に行ったらあそこに行こうとか、あれもしようとかいろいろ夢を見てたのにいざ東京に来て、仕事も起動に乗り忙しい生活が始まっちゃうと、夢見ていたことの半分もできないものです。庭園美術館なんかに行ってランチしたいなんて思ってたのが、いまごろ出来たんだな。変な感慨にふけったなな猫でした。PS　庭園美術館の喫茶室のとことに　　大きな、ちょっと年取った虎猫が爆睡。　　かわいがられて、飼われてるっぽかった。　　それもうれしかった午後でした。

2005年02月17日

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湯島の白梅

寒かったですね、きょう。ニュースを見てると、雪国はすごい雪。ここ東京はそんなことないけどでも、それなりには寒かったきょう、二月の日曜日。なな猫、また午後も遅く近づく弁理士試験の勉強に疲れた夫と湯島に行って来ました。ちょっと前に取材でお世話になった湯島天神社。その梅まつりがちょうど開催中でニュースで報道してたのを見て行ってみようかってわけで。湯島の前に、ちょっと上野に行って来たんですけどあいかわらずのすごい人出でアメ横も上中通りも人、人、人。なんかわさわさわさわさ歩いてたら精神的にちょっと疲れました。嫌いじゃないけどね、あの喧噪。そのあとで初めて入った湯島天神。人混みの後だからか、とてもすっきりした感じがしてもう夕暮れ近かったので露店もしまいかけ甘酒３００円で飲んだんですけどあったかくて甘くておいしかった。なな猫、甘酒が好物なもので。梅は３分咲きくらいです。まだ。でも白梅がやっぱりきれいで真っ黒な木の枝と花のコントラストはなんだかニッポンて感じ。湯島天神は学問の神様、合格祈願の絵馬が鈴なりでした。中には博士論文が完成するようにって絵馬もあったりして合格甘酒って銘打って売ってるおじさんもいた。湯島といえば、おーつーたーちかーらーのーこれ思い出すのはかなり前世代ですね。いや、もちろんなな猫世代でもないですよ！だけど、なな猫のあのスパルタの父、あの人がけっこうファンでなな猫がエレクトーン練習してたら湯島の白梅、弾いてくれっていわれたのふっと思い出してしまった。うちの八甲田おやじも最近はかなりもうお勉強が架橋に入り相当お疲れのご様子。そうはいいながら、きのうまたTSUTAYAで「奇兵隊」とかいう、幕末ビデオ借りてきて上下２巻、併せて５時間近いやつ夜中の２時まで見てたんですけどね。。。湯島さんに願掛けなんかはしなかったんですけど早く無事に試験おわってほしい秘かにそう思ったなな猫でした。

2005年02月13日

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浅草の神谷バーから上野公園まで巡り、猫用青テント発見。

きょうは、この前からとりかかった新プランの仕事、上野・浅草・北千住あたりを巡る旅の取材で浅草と上野に写真を撮りに行ってきました。まず浅草は、どうしても浅草寺。東京・下町の江戸庶民が信仰した神社を巡るなんていうと、やはり浅草寺ははずせません。いつものように大変な賑わいだったけど伝法院通りまで来ると、どうしても立ち寄ってしまう地球堂って古本屋さん。けっこう、ここ、いいもの置いてあるんです。でもきょうは見るだけで我慢。浅草寺の後は、荷風がよく立ち寄ったというメトロ通り（？）のボンソワールって喫茶店を写真だけ写して、雷門の近くにある、神谷バーに行って来ました。古い洋風建築がいい感じの神谷バー。でも、入ってみるとバーっていうよりレストランていうより洋風大衆酒場かな。一階は。もうたくさんの、赤い顔したオジサンオバサンで大賑わい。ようやく合席で席をみつけ、夫と二人座り込んで、初めて飲みました。デンキブラン。聞いたことはあったけど、飲むのは初めてのこのお酒、アルコール度40％というものすごいしろもので口当たりはなんだか甘くておいしい。でものどにくる！小さなグラスでちょびちょび皆さんやってました。向かいのおじさんなんか、もうすっかりできあがってここは雰囲気いいからねー、なんて言い機嫌。神谷バー、とてもいいところでした。浅草のあとは一路、上野へ。黒田記念館や、そのまわりの素敵な洋風建築を写真におさめ、上野東照宮、冬ぼたん真っ盛りのぼたん苑、精養軒に弁財天なんかも写して、ふと気づくと、上野公園てホームレスの方たちの村ができてる。そして、猫がいっぱいいたんですよ、みんな丸々として。しかも、青テントのそばに首輪した子も座ってて猫用の小さな青テントまでありました！ちゃんと小窓も開けてある、不思議な国のアリスの家・・それよりはぼろいけどそんな感じまでするかわいい猫テント。飼ってるんだ！　って言ってるうちにかわいい子がにゃあにゃあ近寄ってきて、近くに住んでるらしいおじさんも来たので飼ってるんですかと聞いたら3匹くらい箱につめて棄てた人がいて、かわいそうだから飼ってるんですって。でも、その子たちを通りすがりにわざわざ石なんか投げていじめる男がいてひどいよねーと、おじさん、東北訛りで言ってました。なな猫と夫は、ひとしきり猫をかまってからかわいがられてるから幸せそうですねと言って帰ってきました。家も持たないおじさんだけどテントできちんと猫飼って暮してる。やっぱり眼が優しかったな。風が冷たかったけどなにやらあったかい気持ちになれた日曜日でした。

2005年02月06日

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新橋の地下街はたのしい

きょうは久しぶりにピアノのレッスン日。表参道の裏にある先生宅まで行ってきました。いつものように最高の笑顔（？）で迎えてくれたプードルのピアノちゃんとフレンチブルのナナコちゃん。あの子たちと遊ぶ楽しみもあるレッスンですがいざ始まるとなかなか厳しい、なな猫のピアノの先生。多分まだ２０代の若奥様なんですけど一室全部を占めてるグランドピアノに向かうと、すごくかわいいお顔がたちまち先生顔になりなな猫をビシバシ指導してくれます。ショパンのエチュードなんて無謀だったよーなんて、いつものように勝手に自分で始めといてすぐ音を上げるなな猫、どうかこうか練習してきただけを弾きまくって３０分のレッスン時間はあっという間におわりました。残してきた仕事も気になって、きょうは、あまり北青山をお散歩しないでまっすぐ帰ってきたんですけど途中通り過ぎる新橋の地下街でいいものやってた。靴の爆安セール！一点ものが９９９円也。サイズが合うのがあるかどうか問題だけどわりといい感じの黒のサンダル発見。離れて暮らす娘に送ってやろう。ほかにも、２０００円台、３０００円台の激安シューズが山と積まれてました。この地下街は、ウインズとつながってるんですけどそんなとこまで行ってたら遅くなるしお金も使ってしまうと地下鉄に通じる部分だけ歩いてきたなな猫。ほかにも小さなお店がいろいろやっててたのしい地下街でした。東京の地下街って地方より案外おとなしいよね。それでもって、昔の商店街の雰囲気もある庶民的なスポット、なな猫、すきです。

2005年02月04日

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目白で「切手と戦争展」*画像いっぱい*

きょうは、午後から雨になるって言ってたのになかなか降り始めず、淡い陽がさしてました。雨が降るっていうから出かけるの見合わせておとなしく家で勉強やら仕事やらしていたなな猫とパソコンオタクの夫、陽がさしてきたのに我慢できず、行ってきました。目白の「切手の博物館」で開催中の「切手と戦争展」。また午後も遅く出かけたのと例によって道に迷ったせいもあって着いたのがようやく4時過ぎ。5時までって閉館時間には間に合ったけど。でもってこれ、そのとき同時開催してた、プラハの切手を模したすてきなパンフレットとおみやげに無料でいただいた切手です。　　　　　　　撮影が下手で切手なんかぼけてますが。そもそも、この展覧会、なな猫が仕事でお世話になり、またHPにも遊びに行ってる馬の天井画で有名な矢先稲荷神社の高嶋宮司さんのご紹介で知った展覧会で、会期が明日30日までなのでせっかく教えてもらったから行ってこようと。戦争、ほら、うちのおじさんの趣味だから。小さな部屋だったけどパネルに切手がいっぱい展示されていて、同時開催のプラハの切手なんてとてもかわいくて素敵でした。面白かったのは、「紙爆弾」だっけ。戦時中に、アメリカの方からビラを巻いて日本人の戦意を喪失させようとしたもので、こういうものがフツウニ行われていた狂気を感じましたね。ところでと。今日のタイトルとはまったく関係ないのですがやっと最近映したデジカメ画像を整理したのでちょこっとここに公開です。といっても、あいかわらず猫たちのしか、ないけど。まずはななお姉の最近。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これ、完全に頭を下につけちゃってるんですよ。ななはよく、この形で爆睡するんですけどね。。。　　　　　　　　　　　座布団にあたまピタッとつけて寝てるのがななで、　となりで外見てるのは、ひかりです。　それから塀の上からだらっと下がってるのは　外を見てるななのしっぽです。　　　　　　　　それから、ちょっと画像がぼけちゃってますけどソファの上でまったく、まったく同じかっこで寝てるあずきとひかり。それに、お風呂だいすきな元気ちび、かおるです。よくひとりでお風呂の中に入ってひとりっきりでも跳んだりはねたりして遊んでます。はー。画像整理ってほんと大変。ここまで見て下さった方、ありがとうでした。　

2005年01月29日

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冬の夜の銀座

　きのう土曜日、スキャナを拾ってちょこっと出かけたあと早めにうちに帰ってきたんですけど、少し遅い夕食の後で、うちのオヤジの言うことに、「地下鉄で散歩に行こう！」というわけで、行ってきました。冬の夜の銀座。もう、時間も10時半を回ってたっけ、どこに行こうかということになったとき、財布を見たら千円札と小銭が少し。夫は財布を持ってきてないし、まあ、緊急時はコンビニを探してATM、と一応千円で二人が行って帰れるところ。そういうわけで、浅草線の東銀座駅で降りたなな猫と夫。夜の銀座は、とても気持ちよかった。お店はもうほとんどが閉まってるか閉店準備の感じでしたが、閉まったシャッターの合間にショーケースだけがきらきらして不思議な街を演出してました。昔なな猫が、卒論なるものを必死で書いたこともある萩原朔太郎の「猫町」を思い出した。驚いたのは、通りにぽつんぽつんと占い師の女性たちがお店をいっぱい出していたこと。見てもらっている若い女の子もいたりして、有名な銀座の母は、その日その時間にはいなかったけどすごく寒いのに、けっこういるんだ、こういう人たち。夫は、通りすがりにいちいち占い師さんたちの顔をじろっと眺めて自分の知ってる誰々に似てると言うので困りました。大通りをそれて、中の小道をちょっと入ると、黒白の、すごく人なつこい大きな猫がいたりして、大人しく抱っこさせてくれたものですっかり喜んだ夫、うちくる？　うちくる？と一杯機嫌で猫に誘う。猫、困ってました。音に聞くライオン堂も、もう閉店前。歩き回って、そのうち新橋へ。新橋駅の地下街もほとんど閉まってたけど、ちらほらやってる立ち飲みの一杯飲み屋さんのところに夫みたいなオヤジたちが何人も群がって楽しくやってたのが印象的でした。うちまで歩いて帰ろうかと思ったけど疲れて足も立たなくなり、結局また地下鉄に乗って帰ってきました。真夜中の地下鉄。さすが東京、かなり乗客がいるんですよね。これが地方だと、11時半すぎて乗り降りするお客なんてぽつんぽつんになってしまうのに。夜中の散歩は楽しかった。寒かったけど、冬の夜の銀座は、昼間とはまた違う魅力の街でした。

2005年01月23日

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なな猫の東京地下鉄物語

きのう、水曜日は、夭折の詩人、また建築家でもあった立原道造の人と作品を記念する、立原道造記念館に見習いお手伝いに行く日。いつものように、白金高輪駅から本郷の東大前駅まで東京メトロの南北線に乗車したなな猫です。東京に住む。それは、地下鉄に慣れることを意味します。ね？東京以外にも、地下鉄のある都市はいくつかあると思いますが、けっこう引っ越しを重ねながらもそもそも地下鉄のある都市に住んだことがかつてなかったなな猫、地下鉄が毎日の生活にとけ込んでいる東京生活はちょっと不思議で、いまだに面白い。東京に家を探していた2年前、夫の弁理士ゼミにつき合って毎週末に一緒に上京しネットで調べた家々を実際に見に出かけていたのですが、そのとき乗ったいろいろな地下鉄の路線が家を決める決め手の一つになったともいえます。つまり、夫の職場に行き易いというのはもちろんチェック点ですがなんとなく感じる駅や車両の雰囲気もこの線を使う街に住みたい！そう思う一因にはなったのでした。最初にかなり本気になった三田二丁目のマンションは南北線の麻布十番駅。麻布という街の名前にも地方出のなな猫、あこがれがあったのですけどそのマンションを見に来たときに乗った南北線の駅の雰囲気、なかなかいいなと思ったのです。だいたい、地方の者が考える東京の一般的なイメージというと、コワイ。これがまず第一、じゃないでしょうか？なんか事件に巻き込まれそう。犯罪やサリンや事故や。だから遊びに渋谷や池袋には行っても、あまりあのあたりに住みたいとは思わないわけですね。それが、初めて行った南北線の麻布十番駅は驚くほど静かでキレイ。乗車口に開閉ドアまであるんですから。しかも地方にはない、やっぱり東京的な、都会的な感じもあってここらに住みたいと思いました。結局は麻布十番駅じゃなくて、その一つ先の白金高輪駅の街になったんですけど、白金高輪駅の上はビルになってて図書館や支所もあり、便利がいいのです。駅を降りてエレベーターを5階まで上がった先に高輪の住宅地があるんですけど、ここのまわりにはコンビニもなくてちょっと不便。でも、不便というのは一面、静かというおまけがありますものね。その後、東京に慣れるにつれて三田線や浅草線、銀座線に半蔵門線などなどいろんな路線に乗ってきましたけどそれぞれに個性があって面白いです。神保町の駅のホームには以前、「東京ことば」の紹介があって面白かった。学習院なんかがすぐそばにある目白駅はやっぱりおしゃれな感じで好きでした。学生の多い茗荷谷駅、ごちゃごちゃした感じがなかなか味があって銀座線の表参道駅、おしゃれな街についに来た！　と感激したわりには駅が小汚かったり浅草駅内のくねくね商店街が、昭和の匂いぷんぷんでよかった。ちなみに、東京の人は並び慣れてますよね。よく行列のできる～屋さんがありますけど、地下鉄でも皆さん、さっと2列3列に並んで大変にお行儀よし。こないだの朝、仕事でちょっと新橋から銀座線に乗ろうとしたら、ホームの上の階段の上までいっぱいに人が並んで皆さん大人しく列をつくって電車を待っているのに驚きました。これが田舎だと、下手するとわりこんでくるおじさんとかわからないふりして入ってくるおばさんとかいそうなんだけど、さすが都会の皆さん、整然と、蒼々と（？）待ってました。それに、地下鉄に乗るととたんに寝るのがうまい人とか、けっこう分厚い大きな本をしっかり読んでる女性とかもしかしたら粋筋のお姉さんてああいう人のことかと思うような、いわゆる小股の切れ上がった感じの年配の女性とかなかなか地方の電車やバスでは見られないような人々がウオッチングできて、なな猫、いつも地下鉄に乗ると寝るどころではなく本も読まずに同車両に乗り合わせた皆さんの興味深い様子をちらちら盗み見てしまうのです。あそこに行くには、あの路線でここまで行って次にどこ、なんてようやく少し覚えてきたなな猫、まだまだ東京地下鉄物語が続きそうです。

2005年01月20日

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表参道・大人の北青山

きょうは、れいのピアノのレッスンに、午後もおそく、表参道まで行って来ました。いまごろなんでピアノなんて始めたのか、なんて自分でも思いながら細々と練習していたなな猫、どうやらチェルニー40番の第一番とショパンのエチュードを2ページばかり指に覚え込ませて、表参道の裏道にある先生宅に急いだのであります。だいたい方向音痴のなな猫、この前は携帯で先生と連絡を取りながらどうやらたどりついたけど、今日またちゃんと行き着けるかは、実はわからない人間。表参道駅で降りて、こどもの城方面に向かって少し早めに出かけていきました。あのあたり、こないだはちょっと興奮気味だったのでどんなお店があるのかもよく見えなかったんだけど、きょうはさすがに2度目だけあってまわりのお店が目に入ってきます。北青山というのかな、あのあたり。小さなブティックや美容院、雑貨のお店に画廊と、まさに青山らしい、表参道らしい、おしゃれなお店がちらほら、あっちこっちに。それに、何のお店かもわからない、でもおしゃれっぽいみたいなお店もあちこち、マンションの上や下にあって、入ってみたい、でもコワイ。そんな田舎物のなな猫でした。だけど概して言えることは、ここは大人の街だなと。10代、20代の若い子だけを相手にしているというよりは、けっこうその上、30、40，50となっても入っていける、そんな感じの街、店、人。先生のお宅では、またプードルとフレンチブルちゃんたちが大喜びで迎えてくれ、なな猫、ひさーしぶりのグランドピアノのタッチに恐る恐る指を走らせたのであります。なな猫がようやく、ただ譜読みをしただけの曲にさすが先生、いろいろ指導してくださり、30分のレッスン時間はあっという間に終わってしまった。上がり症のなな猫、先生の前でとちってばかりだったけど、ボールが向こうから飛んでくるイメージだのいろんな説明の仕方をしてくださってなな猫、なんとか覚え込みました。驚いたのは、実は先生宅の近くにあったのがあの、最近テレビなんかにも出演されているカリヤザキショウゴ先生、（すみません、不勉強で）あの華道家の自宅兼お花の教室であった。やっぱり東京、そんなことってあるんですね。渋谷区でも、閑静な住宅街の中の豪邸で、外側にはお花の箱だのオブジェみたいにしてある枝木だのがあってお花の先生のお宅らしい雰囲気に満ちてました。いや、逆に、いわゆる華道家の家らしくはなかったですけど。静かな渋谷。そんな空気が心地よい街でした。

2005年01月14日

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神保町の古書モールはたのしい

　明日から仕事始め。そう思っただけで「あー仕事だ」を連発する今日の夫。そう、今年は暦通りでいくと、去年より休みが少ないのです。なんだか一日、そのことでかえって何も手に着かず、車でぶらぶら（車はぶらぶらって言わないか？）した今日のなな猫。　お昼は、お天気もよく暖かかったので家にいるのも勿体ないと、どこってこともなく出かけて車を止めたのは神楽坂です。ここは東京のプチパリと称される、フランス風味の街だとか。粋なフランス料理店やかわいいケーキ屋さんなんかも探せばあるんでしょうねえ。でもだめ。生れたときから親父だったんではないかとの疑惑を感じさせる、うちの夫と歩くのでは、そんなお洒落な雰囲気に触れることなど難しい。せめて街の洋食屋さん的なお店でナポリタンとドリアのランチになっただけでもよしとしなきゃ。ふだんならラーメンビールですからね。それに、お店を出たら冷たい風に吹かれてしまい、神楽坂通りを歩く気力も失せてました。まあ、まだ三が日で、あまりお店も開いてないしね。そのあとは夫の双子の弟が最近ひっこした、練馬のお宅にちらと寄って、誰もいなかったので、犬たちだけと挨拶をかわし、来たといういたずらを残していこうという夫が玄関のしめ縄をゆがめてきました。このまま帰るのも、どうも寂しいと結局また行ったのが神保町。きょうはお茶の水経由で行ったんですけどあのお茶の水から神保町までの通りも、歩いてみれば面白そう。今度また来よう、と思いつつ、神保町で初めて見つけたのが、古書モールでした。なな猫、日記タイトルから、この要点までが、いつも長くてすみません。この前まで気がつかなかった、この古書モール。三省堂書店の脇のビルを5Fまで上がるとデパートの古書祭りみたいな感じでできてました。かなりランクの高い感じの本でいっぱいの場内。なな猫、さっそく見つけてしまったのが、角川版、昭和38年刊の堀辰雄全集の中の3冊。「聖家族」と「風立ちぬ」、「菜穂子」です。一冊一冊ちゃんと箱に入っていて、保存状態もわりといい方だと思ったけど、よく見ると、ちょっと汚れのあるのが800いくらのゆえんかな。安い！　ほしい！ためつすがめつしながら、もうかなり迷ったんですけど、結局きょうは買いませんでした。だってえ・・堀辰雄全集、もう2種類も持ってる。それでもほしい、あの角川版だったけど、なな猫、ただ持ってるだけのマニアじゃ嫌で、できるだけちゃんと全部読みたい方なので、あれを買ってまた同じものを読むか？　と思って二の足も三の足も踏んだわけです。いま別の角川版全集を、また毎日一から読んでるところなんですもん。でもわからない。また2-3日して行っちゃうかも。行ってあったら、買うかもしれません。こうなってくると、なな猫もあの、226や八甲田山のビデオを毎日見て、セリフを暗唱する夫と似たり寄ったりです。たとえば「美しい村」や「大和路信濃路」や「風立ちぬ」、あれを筑摩の大きな全集版で読んで、またしばらくすると、同じものを角川版の小さい本で読む。「風立ちぬ」なんて、復刻版のも持ってるし、昔からのいろんな版も含めると、片手じゃもしかしたら足りないかも。。古書のマニアって、おかしな人ですね、そうじゃない人から見ると。うら若きころのなな猫はファッションに凝り、服や靴を買いまくってた時代もあったけれど、いまじゃ娘のお上がりだけで十分、ちっとも服など買わないで、もっぱら古書探しに明け暮れる東京生活です。しかも、広く浅くというのじゃなくすごく偏ったところで探しては買ってるので、聞いても、つまらない人にはほんとにつまらないでしょう。まあ、服なんかに比べたら安いもんです。安く買えばね。とにかく、神保町の古書モールはたのしかった。田中清光著の「八木重吉」や、コレットの分冊など、ほかにもほしいもの、たくさんありました。

2005年01月03日

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2005年1月1日のなな猫

　元旦。とうとう2005年になってしまった。なんだかんだ言っても。。当たり前か。昨日、31日の終わりまで、なな猫、身からでた錆的トラブルに泣き、なな猫通信にもなんだかわかんないことを書いてしまいました。読んでくださった方、なんだかわからないけど、なな猫怒ってる。。そんな感じだったかな。すみませんね。感情的なおばさんで。年甲斐もないんです。いつも。あ、おばさんて感情的なもんか。ふつう。おし！　気分を変えよう。1月1日だ。きょうはなな猫、東京タワーに登ってきました！あはは。東京ッ子の方には笑っちゃう行動かな？でも東京タワーは、お上りさんにとって永遠に憧れです。なな猫、やっと東京都民になっても、いまだに東京タワー見るたびに、わーわー言っちゃうんですよお。しかも今日はフンパツして、800いくら払って入る大展望台の上、さらに600円払わないと行けないてっぺんまで登ってきたよ。正月だものね。そのくらいの贅沢しよう。元日の東京は、よく晴れて美しかったです。あそこが渋谷、あっちが池袋、レインボーブリッジの向こうがお台場でえ、羽田空港から飛行機まで飛び立ってくれました。そして、富士山、見えたんですよ。いやー、絶景でした。都会の絶景は東京タワーにあり！しかしその後がいけませんでした。登りも下りも、エレベーターの前には長蛇の列ができてたので、登りはともかく、下りはもう階段で連絡ビルの屋上まで下りよう、と気の短い夫の言うまま、500何段の階段を下りたらもう、ひざが笑う笑う・・もうがくがくでした。そのあとは大門を通って増上寺の屋台をひやかし、甘酒を飲んでから、芝神明商店街の通りをがくがくの足で歩いてとにかく新橋までたどりつき、浅草線で泉岳寺まで帰ってきました。まあまあ、一年の計は元旦にありとか。どんな計だかわからないけど、とにかく久しぶりの運動にはなった1月1日でした。ちなみに、昨夜のトラブルはいちおう一見落着です。なな猫にも悪かった点があり、それをこのなな猫通信にまでちくっと広げたなな猫こそまったくのお馬鹿さん。そういったところです。

2005年01月01日

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なな猫、表参道の教室で、ショパンのエチュード始めます

きょうもかなり寒い12月の東京。なな猫、きょうは午後、表参道に行って参りました。と言っても、いつものように浮かれてふらふらしてたわけじゃありません。ピアノ。またピアノ習いに行くことになったんですわ。習うといっても、月に1度か2度、レッスンに行くだけなんですけど、ネットで探して、できるだけレッスン料が安く、しかも通うのに面白そうな場所をと思って探し当てた教室です。やっぱり、ピアノは弾いてないと、習ってないとだめなんですよ。この1年、なな猫、仕事も忙しくてすっかりピアノが埃をかぶってしまい、これじゃイカンと、またぞろやる気になったわけです。一応4歳からやってはいるものの、高校あたりから習ったりやめたりを繰り返し、別に音大に行くじゃなし、といい加減なレッスンしかしてこなかったので、弾けるような弾けないような、中途半端なピアノ力。でもやっぱり、好きなんですね、なんかかんか言っても。ピアノの鍵盤に指が吸い込まれてゆくような、あの快感。弾けないとこれほどイヤになっちゃうものもないかわり、弾ければほんとに嬉しく楽しい、それがなな猫のピアノです。ネットで探した表参道のM先生宅は、こどもの城にほど近く、青山通りをちらっと小径に入ってくねくね歩いた先にあった普通のマンションの一階です。ピンポンしてすぐ聞こえてきたのが、犬の足音と興奮した鳴き声。お！　犬がいるなと、動物だいすきのなな猫、まずはもうそれだけで喜んじゃいました。先生のお宅にいたのは、茶のトイプードル「ぴあの」ちゃんと、真っ黒の、えーとなんだっけ、ブルドッグのちっこいやつ、忘れた、あの、「菜々子」ちゃん。もうめちゃめちゃかわいかったわ。なな猫を大歓迎してくれ、興奮しまくって2匹で大乱闘を始める始末。お部屋の奥にはりっぱなグランドピアノもあって、さすがピアノの先生ですね。なな猫もほそぼそと、知り合いにピアノをお教えしていた時期もあったんですけど、そんなのやっぱり、物の数には入りませんね。検討の結果、またチェルニー40番を1からやり直し、そして、あのショパンのエチュードを1曲、挑戦することになりました。チェルニーというのはピアノの技術を磨くための練習曲集で、嫌いな人も多いんですけど、なな猫はわりと嫌いじゃない。大変は大変なんだけど、あの、苦労して指に音を覚えさせる作業、わりと好きなんですよ。その40番というのはかなり難しく、なな猫、一応終わりまでやってたんですけど、指ならしのために、もいちど1番からとびとびで練習することになりました。そしてショパンのエチュード。Op。25の1というのは、わりと弾きやすいからという先生のお薦めでやることになったんですけど、「エオリアンハープ」って異名もある美しい曲で、シューマンがこの曲を弾いたとき、これはエオリアンハープだといったとか。。とにかくそんな感じの、透明感ただようメロディラインです。またレッスンして弾けるようになると思うと嬉しい。。それに、東京のピアノ教室のわりには破格のレッスン料だしね。なな猫の細腕で稼いだお金で十分お月謝が払えそうです。　帰りは、せっかく表参道に来たからと北青山の街をぶらぶら歩いて帰ってきました。あのあたり、服や雑貨の小さなお店なんかも多くて、一応せっかくデジカメ持って行ったんだけど、歩いてるだけで楽しくて、すっかり街にのまれた格好。これから、月に1度か2度はこの街に来られるのも、来年からの新しい刺激になりそうです。

2004年12月28日

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早稲田の古書現世と代官山のユトレヒト

　きょうは、古書店2件、ご案内します。このHP、「なな猫の東京・文学散歩ノオト」と銘打っておきながら、ずっと古書店や本については考えてみたら書いてなかった。HPつくって日記かいていくうちに「カウンター」の魔力にとりつかれ、しだいしだいに、カウント数でものを考えるようになってました。それはおかしいよね。となな猫、考えたわけ。なな猫の好きなものを書けばいいんだ。それを読んでくれる人がいれば、嬉しい。それでやり直そうなんて。。一人でリキンデ今日からまた書きます。まずは早稲田通りの古書現世。馬場口を早大に向かってしばらく行くと、ちょっと小径に入ったところにあります。この現世書店の手前にも不思議な古本屋さんがあって、ときどき開いててときどき閉まってる。聞けば、御店主がお母様を一人で介護されてるそうで、その兼ね合いで開けたり閉めたりしてるみたい。すごい空気の店内の奥には店主のこたつが置いてあって、御店主さんがたまにお茶もいれてくれるんですけど、きょうご案内するのは、その奥の現世書店です。　古書現世は一般的な古書を扱う古本屋さんです。つまり、科学書オンリーとかじゃないという意味。入るとすぐの棚には、100円の本のコーナーがあって、なな猫、ここでこの前、鴎外選書を2冊買いました。「舞姫」と「青年」の入ってるやつ。もともと鴎外は、なな猫が愛する堀辰雄や立原道造や太宰治が愛してた作家なので、ちょっと読みたかったんですけど、あの文語調がどうにも読みづらく、今まで手が出ませんでした。でも100円なら買おうと。100円の古書にしてはきれいでした。　その棚の奥は1000円以下のコーナーがあって、なかなか充実の品揃えです。なな猫お気に入りの近代文学カンケイも結構OK。あとは演劇カンケイもいっぱいあったかな。　ここのお店には可愛い子がいます。ノラ。ノラって名前のけっこう大きな猫。なんか品種がかかってるみたいに見える雑種ですけど、これがすごく人なつこくて、なな猫、もう名前を知ってたので、奥のご主人の机のところに座ってたノラに「ノラ」って声かけたら、すぐさま「にゃあー」って寄ってきてくれて、おとなしく抱っこもさせてくれました。古書現世のご主人は、早稲田の古本サイトに店番日記も出してる方で、なな猫、ときどき読ませてもらってたんですけど、ご本人にお会いするのはこの前が始めて。ノラのこと話して嬉しかった。ふつう、あまり夫にはなついてくれないよその猫なのに、ノラは夫にもごろにゃんしてくれました。　つぎにご案内するのは、代官山のユトレヒトです。わりと最近、代官山に店を出したとネットで知り、地図を頼りに行ってみたんですけど、これが、古いマンションをリフォームして出したというだけあって、とてもじゃないけど、わかりづらい。一度まったく見過ごして通り過ぎてしまい、いや地図だとやっぱりあそこだよ、というのでもいちど廻ったら、ありました。まったく古マンションの1室みたいな表のつくりでかろうじてユトレヒトと小さな看板でそれとわかるくらい。入ってみると、まあこれが、実になな猫ワールドで、絵本からデザインの本、小説や画集、写真集が雑多に並び、そんなに品揃えはまだよくない感じしたけど、すべてに店主のコンセプトが感じられるお店です。こんな部屋に住みたいと思うような、ね。奥の小部屋では小さな展覧会もやってて、その日は写真家？のミニ展示してました。本は古書だけでなくて新刊ものも扱ってるらしいけど、いいと思うものしか置かないんだ！みたいな感じがそこここに見えて、また来たい！　そう思わせてくれるおしゃれな古書店でした。　

2004年12月26日

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なな猫、オーストラリア大使館をちょこっと探訪

　きのう、猫虐待のニュースに燃えたなな猫、なな猫通信始まって以来という、100を越えるアクセス数に感謝しました。だけど「虐待」の二文字にいや～な気持ちがなかなか抜けず、仕事のキリをつけて、午後ちょっとそこらをお散歩してきました。　どこ行こう。そうだ、原点に返ろう。いえ、原点ていっても大した原点じゃないんですけど、つまりなな猫が夫の仕事の都合で東京に家を探し始めて、早いものでちょうど1年がたったわけで、その一等最初に、ここに住みたい！と思った処があったんですよ。そこにちょっと行ってみようと思ったわけです。　それは、三田二丁目。なな猫の現住所から近いんですけど、東京に住むと決めて、ネットで200や300は物件を見ましたか。始めは賃貸を探してたんだけど、いや待てよと。この東京のべらぼうな家賃からすると、買った方が払えるのでは？　と無謀なことを考え始め、目星をつけた最初の家が、三田二丁目の三田マンション。そこに、しばらくぶりにテクテク歩いて行ってきました。　慶応女子学園なる高雅な学校を過ぎてしばらく行くと、細道くねくねした三田二丁目。右手に三井会館のクラシックな建造物がそびえて、坂道に銀杏の葉が舞い散って、そりゃもういいところ。住みたいと思った三田マンション、結局住めなかったんですけど、あいかわらずいいところに建ってる。見てたら、中から品のよさそなお年寄りが出てこられたりして、真ん前は別のマンションの広い駐車場だし、港区のど真ん中だってのに林に囲まれてるし、あーここなら猫たちも幸せだなあなんて。で、ここの前の坂道を上っていくと現れるのが、どこあろう（誰あろうの変化形）オーストラリア大使館なのであった。大使館の隣に住む。これは地方在住者にはあまり望むべくもないことですね。それもあって、なな猫、はじめここに住むことをかなり熱望したんですわ。久しぶりに来たオーストラリア大使館は、やはり、すごかった。東京に来て、いくつか大使館を見ましたけど、このオーストラリア大使館はかなりランク上ですね。建造物として。イギリス大使館のようなクラシカルな格調はないにしろ、現代建築の美しさをゴシック風にアレンジしたとでもいいますか（なんだそれ）大変豪壮な、しかも有用な感じ。歩きながら掲示板にちらっと目をやったら、図書館の案内があって、誰でも入れるみたい？　ん？というわけで、なな猫、オーストラリア大使館の図書館に行って来ましたよ。まず入口で、守衛の人に案内を請い、免許証とかお見せして自分のことを記帳するんですけど、ちゃんと空港みたいに、金物に鳴るゲートを通るんですね。こういうの当たり前ですか？　世間知らずのなな猫、初めてで驚きました。そのあと、玄関口のすぐ左にある図書館へ。はじめ洋書しかないのかと思ったけど、日本文の本も案外たくさんあった。そのほとんどがオーストラリアを紹介してる本でした。まあ当然と言えば当然ですね。大使館だから。きれいな純・金髪の女性が本を見ていたほかは人もいなくて、ぶらっとしてから、なな猫、出てきました。大使館探訪といっても、一般人はそこしか入れないから、それくらいです。でもなな猫、なんかそれだけでも嬉しかった。コアラやカンガルーの絵本見て、きのうの猫虐待の後味の悪さを相殺しました。帰りは二の橋から南麻布に出て、韓国大使館の前を素通りして帰ってきました。補足ですが、二の橋から南麻布にかけての通りって、小さな町工場が軒を並べてるんですね。南麻布といえば、すてきなブティックやレストランのある街そんなイメージを描いていた地方出のなな猫、意外な街の一面を発見して、それも面白かった。マスコミに載る街の情報って、ほんと一面ですね。そういうのもこれから、東京を歩いてなな猫なりの眼で探してみたいと思った午後でした。

2004年12月14日

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