17世紀初頭にワルシャワに遷都するまで
1038年から1794年までポーランド王国、後の
ポーランド・リトアニア共和国の首都であったクラクフ
その歴代の王様の居城ヴァヴェル城
ちなみに1794年からオーストリア帝国領となり
1846年から1918年までオーストリアの
クラクフ大公国であったというこちらも複雑な歴史
その後、第2次世界大戦中は占領者のナチス・ドイツにより
クラクフ・ゲットーが創設されユダヤ人の弾圧が激化していきます
「シンドラーのリスト」で描かれたオスカー・シンドラーが
経営していた工場はそのクラクフ・ゲットーのユダヤ人を
労働者として雇っていたのです
彼はユダヤ人を自身の工場に雇い入れることで
1,200人もの命を救ったのです
ちなみにロケはクラクフで行われたそうです
現在はこのように穏やかですが…
あらま、川辺でドラゴンが火を吹いてますぜ(* ・Д・)/
小高いところに建っているヴァヴェル城の敷地に入ると
中庭に面して旧王宮と大聖堂が目に飛び込んできます
ヴァヴェル大聖堂には意匠が尽くされた
ジグムント礼拝堂(キンピカのところ)をはじめとする
礼拝堂に眠るかつての王様達の墓等々…
見どころいっぱいでしたが写真は不可でした
ガーゴイルも龍だぁ
龍の舌?何かの骨だったかな
タデウシ・コシチュシコ将軍の騎馬像
背後から撮ってしまったヾ(。>﹏<。)ノ
世界遺産に登録されている旧市街の中心部に
向かって歩くことに
戦争の被害を受けていないクラクフ …素敵な建物達
ベーグルの原型と言われている
オブヴァジャネックの屋台もソコココに
ココは本屋さん!分かりやすいd(。・∀・。)b
かっわいぃ~ わんこ達ヽ(*´∇`)ノ
聖ペテロ聖パウロ教会
12使徒がファサード前に整列しています
隣接している聖アンドリュース教会は
クラクフでも最も古い教会の一つ …廃墟かしら
トラムの走る通りの先に見えるのはドミニカン教会
時間があったら全部入ってみたい教会ですが…
残念ながら時間がオシておりまして…(´;ω;`)
突っ切った先にあるのが
中世から残っている広場としては
ヨーロッパ最大の中央市場広場
中央にある建物はルネサンス様式の織物会館
現在はお土産物屋さんのモールみたいになっています
旧市庁舎の塔が塔だけ残されています
広場の右手には聖マリア教会
広場の周りはカフェやレストランが建ち並び
寒いけれどストーブガンガン焚きながら
外でお茶しているところがヨーロッパよね
って、こちらもそろそろランチ
でもっ!絶対に屋内please!!
外は寒いけれど屋内はポカポカ
乾燥していることもあって喉が渇き ビールっ!
具だくさんの熱々スープとお魚のフライ
初めてご飯だわ!Σ(×_×;)!
紫キャベツのサラダが美味しかったわ
14世紀にブリック・ゴシック様式で建設された
高さは80mもあるアシメントリデザインの塔を持つ
聖母被昇天教会は聖マリア教会として知られています
毎時間ごとにヘイナウ・マリアツキと呼ばれる
トランペットの時報が演奏されます
音色は演奏中に中断されますが、これは13世紀に
ラッパ兵がモンゴル襲来を告げる警笛を鳴らしている
途中で喉を射られたことに由来するそうです
現在は消防団の方が演奏しています
塔の一番上の窓からラッパ見える??
カメラ持込代は別料金ですがもちろん払いましたよ
聖堂内に入った瞬間写真撮れてよかったぁ~
って心底思えたわ …だってこの豪華絢爛さ
聖母マリアの生涯を表した幅11m、高さ13メートルの
ヴィット・ストウオシ祭壇はヨーロッパの中でも最大級
オーク材としなの木で造られています
正面上部には左から聖スタニスラフ、聖マリアの戴冠、聖ボイチェホ
中央正面下部には聖マリアの眠り
上部に聖マリアの被昇天が描かれています
この人物像の高さは2.7mもあり迫力!
観音開きのように見える左右には
左側上からお告げ、キリストの出生、東方の三博士のお辞儀
右側にはキリストの復活、キリストの昇天、聖霊降臨
濃いブルーと焦げ茶色コントラストが美しい教会ですが
説教壇のように黒と金が効いていて本当に見惚れてしまいます
ステンドグラスも多くて豪華さに一役買っています
星空のようにも見える天井も意匠が凝らされています
天井を眺めていたら…
聖堂の中央にキリスト像が
相当大きいです よね
国宝に指定されているヴィット・ストウオシ祭壇
だけではなく、どこにもスキのないゴージャスな教会
今回の旅ではシヴィドニツァのプロテスタント教会が
すばらしさNo.1でしたが、ここでオーバーライド
鳩がいっぱいなのが …怖い(´;δ;`)
さてさて街散策に戻り…
ちゃりオブジェ …多いな
ボレスワヴィエツの陶器屋さんも
そろそろ旧市街にお別れ…
ここにはゲートが残っています
壁
ヨーロッパ中でも3か所しか残っていない要塞バルバカン
そのうち2つはポーランドにあり、1か所はワルシャワ
そしてクラクフには15世紀に… こっちの方が大きいそう
あと一か所はフランスのカルカッソンヌでしたっけ
ゲートを出たところお堀上に造られる円形の
バルバカンは橋の役目も果たしています
旧市街を出ると途端にビルが高くなります
それでも歴史を感じる古い建物群は
他の街だと十分に旧市街然(*˘︶˘*)
それではこれから列車でワルシャワに向かいます
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続きはこちら 9. 首都ワルシャワへ ~ショパンの心臓の納めてある聖十字架教会 ~世界遺産ワルシャワ旧市街 ~帰国
2018年3月:ポーランド ワルシャワ~~トルン~ポズナン~ヴロツワフ~クラクフの旅トップに戻る
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