昭和8年… って1933年かしら
に建てられた旧朝香宮邸を美術館として公開
建築もさることながら庭園も美術品のような
…だから「庭園美術館」なんですね
アール・デコ様式が取り入れられている建物
正面玄関扉と広間、旧大食堂のシャンデリアが
ルネ・ラリックによるものなんです
つい先日箱根のラリック美術館を訪れてきたので
なんだかお懐かしいというか… ここもかぁ的な😀
こちらはアンリ・ラパンの手による屋内噴水器
表面に水が流れるような仕組みになっていて
当時は照明の熱で香水を温め香りを漂わせていたそう…
奥の第客室のシャンデリアもラリック
そしてメタリックな壁画?はアンリ・ラパン
ゴージャスなインテリア
続く大食堂もアンリ・ラパンだったかしら
ここにもメタリックな壁画が施されていて
とてもシックだけれどモダンな印象
メタリックなだけではなく暖色の大理石
シャンデリアはラリックっぽいですが
食堂だけにフルーツモチーフですね
2階へと上がる階段もまたアールデコらしい
モチーフでまとめられていてステキ
こちらは植物モチーフのようです
シーリングライトも植物モチーフかしら?
陛下の書斎もアンリ・ラパン
どんだけこだわっているのでしょう…
天井にかかる照明もいちいちうつくしい…
「モラヴィアの星」と呼ばれる幾何学図形のランプ
色ガラスの照明がところどころに配され
アクセントになっているのかしら
3Fは屋上につながるウィンターテラス
少し寒々しい配色ではありますが
1F、2Fとは全く違う北欧風
本館と新館を結び、庭に続く廊下のガラス
ゆらゆらと光が反射して揺れる水面というか
陽炎の如し? ですな
建物のまわりに広がる庭園は芝庭、西洋庭園
日本庭園とあり雰囲気が全く違います
まだ暑かったので庭園は長居できずでしたが
庭園だけでも楽しめそうなステキな美術館でした
近くにステキな洋館の消防署があるよと
歩いたのだけれど… けっこう遠かった😆
高輪消防署・二本榎出張所
1933年落成の庁舎はレトロな洋館で
東京都歴史的建築物に登録されています
現在でも稼働している現役の消防署で
消防士が常駐しています
火の見櫓は現在は使われていませんが
3階の円形講堂は展示室になっています
8本の梁が中心に集まり
10個の窓部アーチと一体となった意匠は
第一次世界大戦後の「ドイツ表現主義」という
デザインだそう
昭和レトロな消防署に似合う?
ボンネット型ニッサン180型消防ポンプ車
国産消防ポンプ自動車の第1号といわれ
こちらに展示されている車体は1941年に製作
戦時中は空襲を警戒して外壁は墨で塗られていた
ポンプ車は今は赤にお化粧直しされて …キュートだわ
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