|
カテゴリ:スピリチュアル
「楓ちゃーーん!楓ちゃーーーん!」大声で叫びながら、
いろいろな事を考えていました。 「どうせすぐに現れてくれる」「こんなに探しているのにもし誰かにさらわれていたら」 「ターシャたちを責める事は到底できない。私のせいだ・・・」「甘えてきた時に邪険にしてしまった・・・」 「私の日頃の子育ての適当さがこうなった。」 「心の中で「どっか行ってよ」って思ってたからだ。」 「後悔してる場合じゃないよ」「あー本当に私って馬鹿」 ・・・・ 本当に日が暮れる。これはやばい。 まずヨーゼフに電話し、それから110番にかけました。 「無事でいて。とにかく無事でいて。ごめんね。ごめんね。ごめんね。」 祈りながら・・・・ ほどなく異常な速さでヨーゼフが合流。 今日は自転車で会社に行っていたので、でも見るとカバンも持っていないし社員証を首から下げたまま。本当にパソコンもつけっぱなしで文字通り飛んできてくれたヨーゼフ。 「おれ、コンビニの方まで走って行ってみるよ。」そう言って自転車をすっとばしていくヨーゼフの背中に「ありがとう。見つけてね。楓ちゃん、無事でいて。」とただただ祈りました。 数分後携帯電話が鳴り、 「いたよ!」のヨーゼフの声。。。。。。 小さく息を切らしている3歳のニキの手を握りながら「楓ちゃん、見つかったって!」と 私は泣いてしまいました。 ターシャとニキが見失った地点から2~300m離れたコンビニのそばの道路にひとり立っているところを警察が保護してくれたのだそうです。 楓ちゃんはというと全く泣くでもなくケロっとした表情でおまわりさんにもらった棒付きキャンディーをぶらぶら揺らしながら「これー、楓タンの?(ニヤリ)」と言っていました(^^; おまわりさんもヨーゼフも子供たちもみんなが口々に「よかった。本当によかった。」と何度も言いました。 お巡りさんにお礼をいって別れると、私たちはみんなでコロッケ屋さんに最後の弁当を買いに歩き始めました。お巡りさんに楓ちゃんを引き渡してもらったところからすぐそこです。 「そういえば、楓ちゃん玄関先に干してあったパパの革靴を持って出たって言ってたよね?今、持ってないよね?」 「え~~?俺の靴~?どっかおいてきちゃったのかなぁ・・・。」 コロッケ屋さんの隣の電気屋さんの店先に籐でできた大き目のキリンちゃんが立っているのですが、 その足元にお行儀良くパパの革靴が並んでいるのを発見!@@! 「楓ちゃんはここでキリンちゃんとお話をして靴を置いてきちゃったんだねぇ~」とみんなで笑い合いました。 みんなでおうちでお弁当を食べてほーーーっとすると 私の体中が・・・・痛い。寒さと緊張と何度も坂道を上り下りしたので急に体の力が抜けたらなんだか体中がヘロヘロになってしまいました。 ヨーゼフは再び会社に戻りました。 お風呂に入れて、 3人をお布団に入れて絵本を読んで・・・ 今日のドタバタが少しでも癒されるように心を込めて子守唄を歌いました。 するといつもに増して子供たちは私にひっつき「ママ愛してるよ~ぶちゅぅ~^^」と言って甘えてくれました。 寝かしつけながら、私は子供たちに 「今日はごめんねぇ。ママちゃんと見てなくて。。。ごめんねぇぇ。楓ちゃんママはなれちゃってごめんねぇ。」 「でも本当にありがとうね。ターシャもニキも精一杯一緒に探してくれて本当にありがとう。ターシャ、いつもおチビちゃんたちのお姉ちゃんえらかったね。ありがとうね。 楓ちゃん無事でいてくれてありがとう。本当にありがとう。」 「ママ、みんなのこと愛してるよ。」 そう言っていました。 これは本心からその時そう言っていました。 こじつけて言ったのではなく自然に。 しかしまー・・・あまりにもはまり過ぎてこじ付けであるかのようだ(笑) 子供たちが寝てから、「早速体現しちゃったなー。。。」なんて(笑) ***もうちょっと今日の出来事をよくよく考えて自分の内側を見てみようかな。 (長文読んでくださってありがとう) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[スピリチュアル] カテゴリの最新記事
|