|
|
|
2006.10.09
テーマ：☆詩を書きましょう☆(8465)
カテゴリ：天のご機嫌
夕暮れの声を
蜩が 届ける 蜂蜜色から 黄金色 その後にやって来る 夕暮れの色を 伝える 声の絵画 夏はまだ 来たばかり それでも その日のおしまいを 蜩が告げる 夏の風が 黄金色の縁取りをまとった 稲の葉先に足跡をつけ その日の出来事を記していく さわさわと 黄金の波の形の足跡の その間に 今日一日の うれしいことも悲しいことも すべて記して その日のノートを閉じる すべての出来事は また明日の幸せにつながるように 星の歌声が 安らかな夢を運んで いい香りのミルクティーの色の朝が 1日の始まりを告げるように あしたの朝のための はじまりを告げる 1日の終わりに声をきいて そっと今日の風の日記を閉じよう 明日も 輝く一日が 届くように そしてまた 風が 足跡を残しながら 波打つ夏草の 一面のじゅうたんの上を 歩いてゆく お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2006.10.09 12:05:14
コメント(0) | コメントを書く
[天のご機嫌] カテゴリの最新記事
|
