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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8465)
カテゴリ:天のご機嫌
蜂蜜色の日差しが 別れを告げて 夜の色が 降りてくる 真昼の日差しを 忘れたかのように 一陣の 涼やかな風が 髪をなでて 通る 西の地平線に 陽はおちて 今日に 別れを告げる 今日一日の 出来事のグラデーション ひとつの空 一面に 朱くも 蒼くも すべて同じ一日 私は ただひとり 風に吹かれながら 遠い遠い 空にメールを打つ 空は遠く高い 果てしなく遠くて 手は届かない それでもたまに 声が聞こえる 私だけにしか届かない 風が伝える 空の声 暮れてゆく空を しばらく見つめたあとで 車に乗り込めば 小さな振動と 蛍の光の着信ランプ 空と私は 遠くても 心は いつだって つながっている お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.10.09 23:50:52
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