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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8464)
カテゴリ:天のご機嫌
小高い丘の 一番上に立つ 空も街も 見渡せるこの場所 いつものように 車を走らせて 空に近い 私が好きな場所 大きく深呼吸したら 私の周りで風が動く どこかから運ばれる ツクツクホウシの 去りゆく夏を おくる声 目を閉じて 風に吹かれたとき ほんの一陣吹いた風が 変わる季節の 音色を運ぶ 夕日の朱が マゼンタの色を増し 昼の終わりを告げるころ 吹く風は涼やかに 月の訪れを祝い 真昼の熱風から 夜風に変わってゆく 何もかも 変わってゆく 季節も 風も 空の色も 耳に届く音も 少しだけ 人恋しくなる季節が 今年もまた巡ってくる 流れゆく 季節の風の中で 空の心も 移ろい 変わってゆくのだろうか たとえ 空の心が 移ろい変わっても 私は ここに立って 顔を上げて 空を想いつづける お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.10.16 20:30:39
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