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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8464)
カテゴリ:天のご機嫌
ちたちた ちたちた
硬い小さな雨音 朝から聞こえる 小鳥が トゥシューズで 軽やかに踊る音 やがてぱつぱつ 硬いスネアの音がして 混じる 大粒の 霰の音 しばらくして やんだかと思えば はさはさ はさはさ いつか雪に音が変わる 降り重なった雪が やめば月が出て その銀色の光を 雪の上で転がすだろう 光は転がりながら 雪に砕けて はるか遠くまで さりさり さりさり 音叉のような 鈴のような 共鳴する音を 波紋のように 広げて伝える 空気の合間を縫って 静かな夜の 長い長い リフレイン なんて素敵な 音のする一日 今も外は はさはさの 音 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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