にじんだ地平線
君の心の地平線の向こうにはいま何が見えるの私は君の背中を見ながら君の視線の向こうに想いを巡らせる遠く 遠く果てしなく遠く君の未来は続く君の心の中で私を思い出す時ちゃんと笑顔が思い出せるかなそう聞いた時少し笑って「大丈夫だよ」と答えた 君遠く離れたその場所で忙しい日々を送る君の中に笑顔の私は居るのかな最後に会った日の「じゃあね」もうどのくらい遠い日のことかな君と見たかった季節今は一人で眺めるこの緑と花色のやさしい春の風景君と眺めたかったなでも忙しい日々を知ってるから私は今は君を忘れたふりをしていよう何があっても忘れることのない大切な君君の居場所がちゃんとできて君の時間がちゃんとできたら一度だけでいいやこの風景を君と眺めたいなそのときはこんなふうに涙でかすんでいない緑の地平線美しいこの世界を君のためだけに用意しておくよまたねの笑顔と共に愛してやまない君に