カテゴリ:ビジネス
中国に進出している外資系企業は、華南地区(広東省近辺)、華東地区(上海近辺)をメインに増加している。
企業にとって、色々な問題と戦っていかなければ、中国での成功はありえない。その問題は、国内で起こっていた問題とは、環境が異なるので、多種多様に出てくる。 まず、一つの問題は、「人材」である。 一部上場の大手企業は別であろうが、大概の企業は、海外で生活ができる。言葉がわかる。仕事ができる。となると、人材がなかなか見当たらないというのが、実情であるようだ。 現に、このような自分にも、今3社からオファーがある。 そのうち1社は、一部上場企業だから、驚きだ。上場企業といえども、最近では人材が、不足しているようだ。 それに伴い、日本語のできる、香港人・中国人のニーズも高い。仕事の専門性よりも、言葉のわかる人間を採用して、教育しようという考え方である。これは、昔駐在していた人間に比べて、言語のできない人間が最近増えているので、このような傾向になっている。(会社によっては、そのような傾向はない。)一支店という考え方をしている会社だな。としか考えられない。 日本語ができて、仕事ができる人材。となると中々いないのが現実だ。それならば、よその会社にいる人材を引き抜いたほうが早いという発想になっている。 見たことのある人と、違う会社で会うことが多くなってきた。業界は狭いですから。 結局は、人材派遣会社が儲かるだけなのかな。しかし、転職した人間も給与が上がるから、いい関係なのでしょう。 友人の会社で有能な社員が引き抜かれたと聞いた。彼が出張で、いない間に、人事に退職届けを出し、受理され、今月一杯で、その社員は、他社に行くことになった。こちらの法律では、1ヶ月前に辞表を出せば、問題なく退社できる。 良い人材の確保は、採用の仕方が一つ。やめさせないようにするのが一つ。ただ手をこまねいて見ているだけではない。地場の会社は、どのようにして対策をとっているのか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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