正式な改名のために 郵便や宅配便、公式文書を受け取る。
通称名を社会的に長く使用していた事実が家庭裁判所に認められると、戸籍名を改名できます。
私の場合は、画数が気に入らないのが改名の理由。
10年分の通称名使用の証明を持参し、家庭裁判所に行きました。
3日後には、戸籍名変更を許可する書類が裁判所から自宅に届きました。
・本名の名付けは誰したのか
・名付けられた名前の意味を知っているか
・配偶者は通称名使用と改名をどう思っているか
・ご両親やきょうだいは通称名の使用と改名についてどう思っているか
・通称名を使っている事で困ることや不便を感じることはあるか
こんなことを家庭裁判所で聞かれます。
通称名を決めたら、とにかく多くの場面で通称名を使用しましょう。
不正に敏感な銀行関係保険関係や、免許証、給与支給の関係で会社内で名前が違うとトラブルの元だから困るとか、通称名を使えない(断られる)場面もあります。
でも、戸籍に関係なく契約を通称名で結び、カード支払いや銀行引き落としでなく現金で支払った領収証をもらえば、通称名を使用していた証明となります。
年賀状、ダイレクトメール、新聞や牛乳の請求書領収書、郵便等で送られてくる公的なもの。
みんな改名の証拠書類になります。
フルネームと年月日がはっきり分かるものを、今から保管しておきましょう。
途切れることなく現在まで通称名を使い続けたことが証明できないといけませんので、昔のものがあるだけではいけません。
毎年の記録を確実に保管してください。
確実に受けとるために、表札や郵便受けに通称名を書き込みましょう。
小さくても良いから、この名前の人間がここに居住していると、配達の人に分かるようにします。
私は名字の文字もいじっていましたので、宅配業者さんから苦情を聞いたことがあります。
郵便受けに書き込むことで、遅配や誤配を防ぎましょう。