カテゴリ:日々のつぶやき
今日久々に美容院に行った。実に癒された。
カットとヘナというトリートメントをしてもらい、 長時間かかったので何冊か雑誌を読んだ。 1、2冊目は20年前に読みたかったなという程、 読者世代がかなり若かったのでついていけず早々に切り上げ、 3冊目はちょうどミセス向けのようだったので熟読することにした。 そうしたらこれ、どうやらセレブママ向けのようだ。 一番興味をそそられたのが、「お受験勝ち組速報」という特集。 既に有名私立大付属小学校に子どもを合格させたママの体験談が てんこ盛りだった。 某有名女子大付属小の受験では、 家族で一緒に写っている写真が願書に必要なのだとか。 どこの場所で撮っても良いということだったが、 在校生先輩ママから合格者が多数出たという 老舗の写真館で撮影したというのを聞いて 慌ててそこで家族写真を撮ったという。 へー。 学校側も、授業料の支払い能力のある家庭をチェックするので 父親の年収だとか、会社経営ならその規模まで調べられるそうだ。 ふーん。 受験日前は体調を万全に整えるために、1週間前から子どもは幼稚園を休ませるとか。 ほー。 面接対策に、受験日1週間前は毎朝ごはん、味噌汁、焼き魚という和食メニューを出して、子どもが朝食のことを聞かれたらしっかり和食を取っているというのをアピールさせる作戦もあるのだという。 はあ!?普段は何食べさせてんの? この雑誌じゃないけど、子どもの持ち物は母親の手作りが良いと聞いて、 自分じゃ作れないからと手作り風の入学グッズを売っているところで 買う、といった話も聞いたことがある。 子どもの入学用品は買うわっていう裁縫苦手なお母さんはいるけれど、 いかにも自分が作りました風に見せかけるっていうのは、どうなの。 また、それを助長するショップがあるっていうのが、商魂たくましい。 中には、上みたいなことをせずに合格する家庭はあるだろう。 根っからのセレブ、というか。 それについていこうと必死になっている家庭の姑息さはどうもいただけない。 正直な感想を言えば、滑稽。 そこまでして、お受験に命をかける気持ちが理解できない。 これってどう考えても、子どものお受験じゃなくて 母親のお受験。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|