Home town～今日は何を作ろうかな～

昨日の午後、夜鍋と午前中のネコ耳探しの疲労で居眠りをしてしまった。
夕方近くになって、電話があった。
誰だろう？長男と同じクラスの子のお母さんからだった。

「今日、ＰＴＡの仕事だよ。忘れてた？」

ボケた頭で一瞬何のことかわからなかったが、徐々に状況が鮮明に。
へ？・・・もしかして！

先日、歯科帰りにそのＰＴＡの仕事中のお母さんに出会った。
その仕事は、当番制で年に１度回ってくる。
隣のクラスのお母さんで、
会ったのが今週の火曜日だったので、
もう少し先かなとのん気に構えていた。
そもそもこの仕事は、近くなるとプリントでお知らせがあるはずだった。
それを知らないってことは、

長男が渡さなかったということか。

とっちめてやりたいとこだが、本人は既に遊びに出ていない。
そんなことをしている場合でもなかった。

いつもなら連れて行くが、娘はこの際留守番だ。
何が起こったのかいまいち飲み込めてないようだったが、
わかるまで説明している暇もない。
とにかく小一時間ほど、学校の仕事が入ったから留守番しててね、
と言って慌てて学校に出向いた。
案の定、同じグループのお母さんが私のせいで待ちぼうけを
食らっていた。
平謝りに謝った。
「あらー、私なんて初めての時はプリント見てたのに
すっかり忘れちゃってすっぽかしたことあるのよ。大丈夫大丈夫。」
などと、とても優しくフォローしてもらい少しだけ救われた。

その後も、外での仕事だったので
「遅れて来てくれたおかげで雨が止んで良かったわ。
他の人たち降ってる時に出て行ったもの。」などと
恐縮してしまうようなフォローまでくれた。

それにしても、私の非を責めるでもなくこうしてフォローくれたり
仕事があることを電話で知らせてくれたり、
私の周りにはなんと親切な方が多いことだろう。
有難いことである。

電話をくれた人は、
「長男くんが、配布物渡さないなんて珍しいよね。」と言った。

このお母さんのように、長男のことをしっかりしているとかなり高めに評価してくれる人がいる。
どう考えても学校限定で、うちの中ではどこが？と思うほどなのだが、
こういう長男に落ち度がある時にも、

何だか私がうっかり母さんみたいな印象に取られているようで嫌だ。

外面男には、帰宅してから説教したのは言うまでもない。