カテゴリ:日々のつぶやき
PTAの用で午後から2時間ほど出かけねばならなかった。
夫は午後からゴルフレッスンが入っていて、長男は野球、 とすると娘は留守番を強いられることになる。 最初、ゴルフに連れて行こうとした夫を拒否して、 一人で留守番できると突っぱねる娘。 この中で一番早く帰宅するであろうと思われるのは長男。 ならば、長男が帰ってきたら鍵を開けてね、とお願いした。 「帰ってきたらまず、ドアをガコンって音させてね。 その後ピンポンして。」 というわけで、長男と入念な打ち合わせが始まる。 ピンポンは3回というルールに決定。 そして私が出る時間になった頃、寂しくなったのか一気に娘が トーンダウンする。 「お父さんと一緒にゴルフ行く。」 そうなると、鍵を持ってない長男が路頭に迷う。 というわけで、やっぱり娘は留守番に。 涙目になっている娘に後ろ髪引かれる思いだが、 時間が迫っているので行かねばならない。 行程が思ったより早く進み、帰宅も早まった。 家に入ると、既に夫が帰っていた。 「どうだった?」 「それがさあ・・・。」 夫があきれた顔をしている。 そういえば長男の姿が見えない。 「長男、帰ってるんでしょ?」 「帰ったらしいんだけどね。・・・・遊びに行っちゃったってよ。」 なぬーっ!! 兄が帰るからと留守番していた妹を残して、自分は遊びに行ったってか。 ぬぬぬ。非道な奴め。 しばらくしたら何食わぬ顔で帰って来た。 「あんたさあ、妹が一人でかわいそうだとか思わないわけ? あんたが帰ってくるからって、お父さんと出かけずに待っててくれたのにさ。 よく出て行けるよね。Hくんなんか、妹ちゃんが一人は嫌だって言うから 野球さえ行けなかったって話だったよ。」 「え、そうなんだ。」 そうなんだ、じゃねーよ。 自分のことが最もかわいい長男に、罰ゲーム。 「あー、じゃあ買ってきたお土産のシュークリーム。 クリームが4種類あるから優先権は妹ちゃんに決定。 あんたは私とお父さんの次の4番目。」 「ええっ!?」 これでも軽いくらいじゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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