カテゴリ:日々のつぶやき
長男が帰宅してすぐ家の前で遊んでいたら、
「母さん、ちょっと来て!」と尋常でない声で私を呼ぶ。 なんだなんだ。 外に出たら、 「蜂が巣を作ってるよ。」 またまた、おおげさな。と思いつつ、長男の指差すとこを見た。 目が飛び出そうになった。 水道口近くの壁にできていたのは、ほんとに蜂の巣。 大きさは3cm小ぶりながらちゃんとハニカム構造になっている 立派な造りをしていた。 近くにいたのは、これまた小ぶりなアシナガバチっぽい一匹。 どやどや出て行くと逃げて行った。 これは大変と近くにあった傘ではがそうとしたがはがれない。 すごい粘着質。 子ども達はびびりまくって、長男は 「母さん危ないよ、やめなよ。」と言う。 周りに蜂の姿はない。田舎育ちをなめんなよ。 二人を家の中に待機させて、移植ゴテでこそげ落とした。 ら、蛇口の向こうの隙間に落ちてしまった。 げげー。 このまま放置して幼虫がかえっては困ると思い 台所で湯をわかす。 子ども達は興味津々だ。 「何するの?」 「え?蜂蜜とろうかと思って。こんな網の帽子被ってさ。」 「ほんと?」 つくづく単純な男である。 「なわけないでしょ。熱湯かけて止めを刺すのよ。」 「うわー、母さん男前ー。」 褒め言葉になってないけど、尊敬の念と解釈しておくことにした。 鍋をかかえて再び外に出る。 さっきの蜂が、巣のあったところをまたうろうろしている。 あきらめの悪い奴だ。 すぐに逃げて行ったので、巣のあった場所と落ちた場所に 熱湯をかけた。任務完了。 子ども達が拍手している。 いやあ、それほどでも。 しかし、ここまで立派な巣になるまでどうして気づかなかったのだろう。 大きくなる前で良かったが、これからも油断は禁物だ。 それにしてもうちって、秘密基地の次は 養蜂場かよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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