カテゴリ:日々のつぶやき
長男の家庭科の学習が裁縫になったらしい。
玉どめと玉結びを練習してくるように言われたから教えて、 というのでやらせてみた。 一通りレクチャーしたあと、やらせてみる。 「あれ?あれれ??」 玉結びの完結位置が端からすごく遠い。 「おかしいなあ。」 おかしくないよ。押さえる場所が甘いだけ。 玉どめも何度も糸を巻き直す。 「この針と糸、ヘンだよ。」 針と糸はヘンじゃない。あんたが不器用なだけ。 道具のせいにする様子は、機械のせいにするパソコン初心者と同じ。 何度かやり直しをさせて、やっと形になるように。 次の日、玉結びと玉どめをそれぞれ10個作る競争があって、 クラスで2番目に早くできたとうれしそうに帰宅した。 そりゃ、特訓したもの。 「でもさあ、ひどいんだよ。『おまえ、意外と器用なんだな。』って 友達に言われた。」 さも心外そうに言う。 普通に聞いたら失礼な発言も、事実不器用なんだから それ、褒め言葉。 無自覚の自覚という立派な言葉があるが長男の場合は逆。 自覚の無自覚とは恐ろしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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