カテゴリ:日々のつぶやき
このブログを始めた頃に1度なってネタにしたことがあったかと思うが、
夫がまたなってしまった。 一昨日焼肉屋で、ちょっと高めの位置にある石鍋に入った料理を 中腰で取ろうとしてなったという情けないきっかけ。 自転車で行っていたのが幸いだった。 駐輪場から店を出たところまで自転車を私が運び、 歩くのはつらいが、自転車を座ってこげるので何とか自宅まで辿りついた。 そこからは、這うように2階に上がり、以来今日まで寝たきりである。 1階にあるトイレにはかろうじて這っていける。 普通なら甲斐甲斐しく世話すべきなのだろうが、どうも同情できない。 普段から鬼嫁だが、本人にも問題があるのは気のせいではないと思う。 これまで何度となく警告してきた。 その巨体では将来、介護状態になっても半分以下の体重である私には 支えきれないから痩せておけ、と。 その忠告を聞き流し暴飲暴食を繰り返していた夫。 不思議なことに、健康診断でもひっかからない身体だとわかると 更に増長した不節制。 ここにきてメニエルやら腰やら、原因が突き止められない病気に なったので、少し気持ちが減量方向に向いたものの、 痩せた痩せたと言いながら、結局は5kg程度落としただけだ。 私と知り合った頃、67、8だった体重が現在は90弱。 一時は、100に近付く勢いだった。 この 「痛たたた!助けてくれ。横に向くから押して。違う。そこじゃない。 もっとゆっくり。」 ・・・。注文多過ぎ。 おとなしくなったかと思えば、めがねを取れ、本を取れ、 電話をもってこい、新聞もってこい、お茶が欲しい、アイスが欲しい。 ・・・。調子こいているとしか思えない。 私だけでなく、 子ども達までパシリにする。 おとなしい病人なら優しくもなれるというものだが、 この尊大な態度に家族一同、元気になったら覚えてろよ、 というムードが高まっている。 笑うと痛いというので、頭にきている私達は 今日はまだ少し動けるが、昨日は全くだった夫に 「階段から蒲田行進曲すれば一気に降りれるよ。」 「ハイハイ上手でちゅねー。」 「立てた立てた。やればできるじゃん。」 と皮肉っては笑わすという軽い応酬を繰り返している。 「元気になったら覚えてろよ。」 むっ。それはこっちのセリフだ。 することがない夫は、テレビショッピングを見ている。 タイムリーというかなんというか、人が弱ってる時につけ込まれるのが お約束な腰痛対策用コルセットやら座椅子やらが紹介された。 そんなもので腰痛が改善されるなら、誰もが買うだろ。 と思ってたら、まんまと乗せられている夫。 「これ買っていい?どうせまたなるんだから、 これから先、これで予防するしかないじゃん。」 どうせまたなるから!? 予防!? その開き直りが気に入らない。 二度とならない方法ならある。 自分の身体を支えきれるだけの体重に戻せば良いだけのこと。 かなり怒っているので、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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