テーマ:自律神経失調症(308)
カテゴリ:日々のつぶやき
夫が数年前から、頻繁なめまいに悩まされている。
脳のCTスキャンを撮っても血液検査をしても、どれも正常で いわゆる「メニエル病」という病名で落ち着いてしまった。 完治するものではないし、ストレスからきているのかもと言われたので、 うまく付き合っていくしかないと諦め、 時々発症するめまいに日々悩んでいた。 たまたま酒を飲んだ後に調子が悪くなったため、 断酒していたらしばらく調子良かった。 が、数日前やっぱり発症してしまった。 「ちくしょー、あとはやることないと思うんだけどなー。」 先日は、私に暴言を吐いたり素行不良だったせいだと片付けたが、 実際問題そんなことではないのはわかりきっている。 しかし、私はずっと以前から改善した方が良いのではと思い当たるフシがあり、 何度か助言したことがあったのだが、聞く耳を持たなかった。 それは、水分の取り過ぎ。 家にいるだけでもうちで一番大きなグラスで麦茶を、 起きぬけ、朝食時、食後、帰宅時、夕食時、食後、入浴後、寝る前と飲み、 朝晩私が入れるコーヒーを牛乳入りで飲む、その他にも会社での昼食でもお茶は飲んでいるだろうし、その間でも500ミリペットボトルのお茶かイオン飲料を2本は買っているという。 毎日3リットル以上の水分をがぶ飲みしていると思われる。 めまいのピーク期は1リットルの野菜ジュースを1日で空けていたこともある。 ただでさえ肥満なのだから、水でも太るだろうし、 胃液も薄まるし、あまり身体には良さそうではないので 「飲みすぎじゃない?」と警告した。 「人間2リットル以上は水が必要なんだ。それ以上減らすと倒れる。」と取り付く島もなかった。 怪しいんだけどなー、とずっと思っていた。 直近でめまいがあった頃、牛乳の減りが異様に早くどうやらがぶ飲みしていたらしい。 これは絶対関係ありだと確信してネットで調べてみた。 そうしたら、出るわ出るわ。 水分の取り過ぎでめまいが起こる説。 西洋医学では、自律神経失調症とかメニエル病で片付けられているが、 東洋医学では、立派に「水毒症」というネーミングが付けられていた。 西洋医学では、脳梗塞の予防に水分を取ろうと謳われているが、 取り過ぎは良くないというところまでは 明記されていないので、鵜呑みにして必要以上にがぶ飲みする人が多いのだという。 簡単なメカニズムは、普通過剰な水分は正常な身体だと汗や尿で排出されるのだが、 機能がうまく働いていなかったり、対応しきれないくらい水分を摂取すると 身体に滞留するらしい。 排出しきれない水を出そうと身体が反応するのが嘔吐症状だとか、 最初は重力で下半身にたまり、むくんだり下半身が太ったり、 それで飽和すると身体の上部に上がっていき、内耳のリンパ液を増やすので 平衡感覚がなくなりめまいを発症することになるのだそう。 そしてこの時期によくめまいを起こすのは、湿度が高くなるので 汗だけでは、身体から余分な水分を蒸発できなくなるせいでもあるという。 何から何まで心当たりがある。夫にこれを説明したら、いつになく神妙に聞いている。 今度こそ本気でめまいとおさらばしたいらしい。 というわけでこれがわかった昨日から水分を控えている。 「拷問に近い」とつぶやいているが、明日はゴルフだからといそいそと イオン飲料のペットボトルを2本バッグに入れていた。 おいたが見つかった子どもみたく罰が悪そうに言い訳している。 「だって暑いから汗で出るだろ?」 だーかーらー。それは正常に水分を排泄できる身体だったら、の話。 水分を取るなら熱いお茶を少しずつ飲んで、喉の渇きを潤せばよいのだという。 「でも暑い時に熱いお茶ってなー。汗が出たら気持ち悪いし。」 かーっ。だからその汗を出せ、っつってんだろ。 全く飲むな、と言ってるわけじゃない。飲み方の問題。 「・・・。あのさー、今ここで我慢するのと、一生めまいと付き合うのとどっちがいい?」 ファイナルアンサー? 「めまいはいやです。」 だったら今度こそ言うこと聞きやがれ(怒)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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