カテゴリ:日々のつぶやき
「給食に出るもやしのすっぱいのが食べたい」と長男が言った。
大根なますみたいな味だろうと思って作ってみた。 酢に砂糖を入れていたら、 「ちょっと母さん!何入れてんの?」とすごい剣幕で怒る。 だってなますだよね? 食卓に並べて 「あまっ。学校のは酢だけだよ。」と言い張る。 そんなわけない。酢だけ混ぜたらすっぱ過ぎやしないか。 昔の給食の味だってこんなもんだったと思う。 「だって寿司の酢だって砂糖入ってるよ。」 「え?」 知らなかったの? 長男は甘辛系のどんぶりやら蒲焼やら苦手だ。 砂糖が入った料理など有り得ないと言い切る。 大好きな寿司が砂糖入りだったことには少なからずショックを受けた模様。 娘は「おいしいー。」と言いながら、 箸が進まない。 素直に苦手と見た。 その後も時々つまんでは「お母さんの作ったのおいしいねえ。」 顔が心底笑ってないけど、 でもムリして食べようとするあたりかわいい。 「せっかく一生懸命作ったのにな。」といじけ風味なパフォーマンスをしてみた。 「あー、わかったわかった食いますよ。食えばいいんでしょ。」 そー、そー。食えばいいのだ。 食べては顔をくちゃくちゃに顰める。 「あのー、できればおいしそうに食べてくれるとうれしいな。」と言えば、 「はいはい。こうね、こう!」 それはおいしそうっていうより、やけくそ。 なんだかんだで3分の1食べたところでギブアップ。 「もういいでしょ。勘弁してくれ~。」 ついに泣きが入った。 なんだかんだで少しは食べてくれたが、 材料揃えて野菜も多かったので切るのさえ結構時間かかったし、 自分的には手間かけて作ったメニューが罰ゲームみたいになるのって なんだか虚しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|