900457 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Home town~今日は何を作ろうかな~

Home town~今日は何を作ろうかな~

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

kenyo5

kenyo5

Category

Keyword Search

▼キーワード検索

August 4, 2006
XML
カテゴリ:日々のつぶやき
ここ数年の夏の帰省の恒例として、子ども達は短期水泳教室(5日間)に通っている。
最初の年は長男だけ受講したが、一緒に見ていた娘も来年は自分もやりたい、
と言ったので昨年から二人になった。

もともと習い事スイミング世代なので、同級生には泳げない子の方が少なく
スイミングに通っていない長男はやはり泳ぎが苦手だった。
この短期教室でなんとか人並みに泳げるようになったのだが、
根本的にはあまりプールは好きではないらしい。

教室まで車で15分。その間の車内では、おとなしく助手席に座っている娘に対して
「あー、腹が痛いかも。あー、なんかやな気分。どうして世の中にプールなんてあるんだろう。」
と根本的なところまで追求したりして、いちいちやかましい。

「あのねー。毎週スイミングに通うのと年5日間通うのとどっちがいい?」

「5日間。」

「だったら、少しは前向きになりなよ。
5日で済んで泳げるようになるんだからラッキーじゃないの?」

「それはそうなんだけどさ。泳いでる時も楽しいんだけどさ。
でもこの出向いている時間だけがなんだか憂鬱なんだよ。」

まあ、8時出発なんて通学と変わりないから気分も乗らず
仕方ない部分はあるかもしれないが、
日ごろからテンションは高いし、
毎朝6時には起き出して遊んでるのだから
もう少し気分を変えてもいいのではないか。

むしろ娘の方がぎりぎりに起きて機嫌悪い。
なのに出発の時間までには実に爽やかな表情になっているのだ。
車内でも後ろ向きな発言は全くしない。

「ねー。頑張るからさ。帰り本屋かどっか寄ってくれない?」

「だめー。そんなご褒美方式を私が嫌いなの知ってるでしょ。」

「えー。言うこと聞かないなら貴様のかわいい娘にこうしちゃうぞ。」と靴を脱いで
娘の鼻っ面に後部座席から足を持っていき「臭い足攻撃~、これでどうだ。」

嫌なことする奴だ。
止めようとしたら、娘はケラケラ笑って喜んでいるのでやめた。

「あのー、全くそんな脅迫、効いてないみたいだけど?むしろ歓迎モードだよ。」

「くっそー。」

そうこうしているうちに着いた。
レッスンになだれ込んでしまえばこっちのもの。

終わった後、実に晴々した表情で「今日は背泳ぎできた。楽しかったー。」と言った長男。

しかし明日の朝にはおそらくリセット
また車内では同じ光景が繰り返されるに違いない。
それを考えると、

こっちの方が憂鬱だよ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  August 4, 2006 10:52:09 PM
コメント(8) | コメントを書く
[日々のつぶやき] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X