カテゴリ:日々のつぶやき
修行を終えて帰宅するばかりだったのに、義実家から電話があった。
長男のバカタレ、義実家に忘れ物をしていた。 すぐ必要な物だったので、取りに行かねばならない。 ちょうど仲良しの甥っ子が最後の一遊びにと来ていたので、 取りに行くのは渋々の長男だったが、 さすがに自分のチョンボなので、腹をくくったらしい。 向かう車中で、 「受け取ったらすぐ帰ろうよ。」と言う。 「そんなことができる人でしたか?」 「・・・だね。」 「この後予定があるから長居できないと言うくらいしかないよ。」 義実家に着いた。 案の定、 「まあ、お上がりなさい。」ときた。 とりあえず、あまり長くいられないことは宣言したが、 まずはお菓子とジュースで足止め作戦だった。 長男はそわそわと、ジュースだけを飲みお菓子に手を付けようとしない。 しかも、普段はあまり私の話に乗ってこない義母が、今日は饒舌。 そして思い出したように、 「そういえば、あなた達が買ってきたお土産、みんなにすっかり出すの忘れてたの。 今開けようか?」 ちっ。いつもながらお見事なことで。 夫の買って来たお土産は、常にリビングのテーブルに鎮座させているけど、 私が渡すお土産はとりあえず台所収納に置かれるのだ。 いつだったか、初詣で買ったお土産などは「これ昔とは味が違うね。」と 言いやがり、さすがの夫を「もう買ってやらねー。」とカチンとさせたこともあった。 (しかし、夫が手渡してたら扱いも違ったかも。) まさか自分の土産が、足止めのために使われるとは。 自分の首を絞めたようなもんだ。 どうせ喜ばれない土産なら、 次から買って帰るのはや~めた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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