カテゴリ:日々のつぶやき
娘がいつになくてきぱきと着替えていた。
「これで学校にいつでも行けるよー。」 一方長男はまだパジャマ。 聞こえよがしに、「あーら、妹ちゃんはおりこうねえ。なのにこの息子は!」 長男はどこふく風だ。よーし、もう一押し。 「ほんとはね、兄弟を比べて育ててはいけないってのは子育て鉄則なんだけどね、 あえて私はそれをやる。」 そうしたら、違うとこに食いついてきた。 「へ?なんで比べたらだめなの。」 「『どうせ俺なんて』っていじけてのの字書いちゃったりするからよ。 でも、あんたそういうタイプじゃなさそうだし。」 そして更に話があらぬ方向へ。 「なんでいじけると『の』の字なの! 俺なら『く』の字書いちゃうよ。ほら、こうやって。」 と指で床に「く」の字をひたすら書いている。 「ほらね。『の』の字より書くの早いじゃんか。」 そういう問題? 「別に『の』の字じゃなくてもいいんだよ。」と得意げだ。 「じゃあ、旧かなの『ゑ』の字にしたら?インテリジェンスのあるいじけ方。」 と意見すれば、 「それ、めんどくさいから!」と突っ込まれた。 どうやら効率の良いいじけ方がお好みの様子。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|