Home town～今日は何を作ろうかな～

場所は新宿厚生年金会館。
新宿は通過駅としては使うこともあるが、
改札を出て降り立つのは何年振りのことか。
しかも会場は、駅から徒歩１５分と長い。
ＪＲ線から他の路線に乗り換えればもっと近くなるのだが
夫から、慣れてないなら乗り換えするのも大変だからタクシー乗れば？
と提案されて、それだと近距離過ぎてタクシーに嫌がられる方がイヤ。

というわけで綿密に地図を調べて頭に入れて、徒歩に決定。
思ったよりすんなり辿り着いた。開場１０分前とちょうど良い時間。

舞台は、バレエ要素が濃かった。
バレエにアクロバティックなスケート技が入るので、
度々拍手が起こるのはスケートならでは、といったところか。
ちょっとがっかりしたのは、
シンクロナイズドスイミングくらい一糸乱れず、という動きを期待していたが
群舞では、同じ回転する動きでも微妙にずれていたり、足の高さが違ったり、
そういう細かいところは演出家の狙いではなかったのかもしれない。

しかし、主役級の人達の滑りはやはり華があるなあ、と感動。
娘はといえば、

たったの一度も拍手しなかった。

楽しくなかったのか！？
Ｓ席だけに結構スペシャルなお値段だったのだが。
しかし食い入るように見ていたところもあったし、
後で覚えていることもたくさんあったので、
どう表して良いかわからなかっただけかもしれない。（と思うことにしておく）

今回最もケチがついてしまったのは休憩時間。
トイレが長蛇の列だったのだが、係員が
「３階のトイレは、大変空いておりますのでどうぞそちらをご利用下さい。」
と何度も繰り返していた。
並んでないでそっちに行けよと言わんばかりなので

だったら、と３階に上がれば１階以上に長い列。

「騙されたね。」娘も同感だったようだ。

１階に仕方なく戻れば、さっき進んだ位置より更に後退した場所に並ばねば
ならなかった。
係員、気の回し過ぎ～。かえって迷惑。

そんなアクシデントもあったりしたが、二部構成で二時間。
たっぷりスケート鑑賞を満喫して帰宅する。
開口一番、娘は夫に

「新宿ってすごい人なんだよー。初めて見たけど、ああいう場所は苦手かもー。」

と興奮気味に新宿を語る。

そ、そっちの感想だけ！？