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Home town~今日は何を作ろうかな~

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kenyo5

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September 21, 2007
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カテゴリ:日々のつぶやき
娘の校外学習。河原に住む生き物を捕獲した。

いらない人は放して、欲しい人は家に持ち帰って良いと言われたのだとか。

父の教えを思い出した。
昔は良く昆虫採集とかやっていたが、家の周りで捕って
家に持ち帰って飼うということはあったのだが、
父からカブト虫やクワガタは人間が飼育できるけれども、
バッタやセミは命が短いし飼うのが難しいから、
捕まえても放してあげなさいと教わった。
父は生粋のど田舎育ちなので、
生態系なんて言葉は知らなかったけども、
子ども時代から捕って良い生き物、放さなければならない生き物、
そういうのを大人から教わって育ったのだという。
だから、父も周りの友だちもただ欲しいからという人間のエゴ的な理由で
持ち帰ったりはしなかったそうだ。

娘の行った場所は、住んでいる町から電車で行くような離れた場所。
そこから連れ帰るってどうなの?
生態系は無視?

総勢50人程度の子どもが虫を捕ったからといって
いなくなるなんてことはないだろうけど、
たかが50人、されど50人。

中にはカエルを持ち帰った子もいたという。

カエル、飼育できないことはないだろうけど、
生きた虫を食べるので難しくないのだろうか。
それ以前に、伸び伸びと自然の中で暮らしていたところへ、
突然都会家の中でケースに入れられ飼われることになるなんて
不憫この上ない。
まだ学校の池に放してやる、とかならマシかもしれないが。

生き物がそこに住んでいる意味。

学校はそういうのを教えないのだろうか。

2年生だと難しいから?
今回、何を教えに校外学習に出たのか、意味がわからない。
生き物が住みにくい世の中になっているからこそ、
子ども達も生き物と触れ合う機会を失ってしまって、
どう扱っていいのかわからないわけなのだし、
今日みたいな体験でこそ、
そういうのを教える絶好のチャンスじゃないのかなあ。
都会っ子だからこそ、虫と触れ合えないから捕っても良い、
って考えなのだろうか。
持ち帰って良い基準が、「いる」「いらない」っていうのも
何なんだか。

実家のある田舎は、シーズンになるとまだ蛍が飛んでいるけども
捕獲されてしまうから、年々減っているという。
そういうのも思い出して、なんだか鬱々としてしまった。
欲しい生き物捕って、持って帰っていいですよ、なんて

遠足以下じゃないの?





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Last updated  September 21, 2007 11:25:58 PM
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