カテゴリ:日々のつぶやき
教員採用汚職事件。
県教委のナンバー2が関わっているなんて、 まったく自分とは関係のない県の出来事だけどなんだかがっかりした。 ずい分昔には、教師になりたかったらコネが必要、 なんて話は聞いたことがある。 だけど、最近ではそういうアンフェアなことは 大っぴらにできない時代になったのだろうと思っていた。 私は教育学部にいたので、教師にどうしてもなりたいと熱望していた友人を たくさん知っている。 その友人達が、教師になるまでにどれほど努力していたかも見てきた。 幸い、皆教師になれたのだが。 しかし今年の採用試験で、 同じような努力をして本当なら合格できているはずの人が、 コネがなかったばかりに不合格にされた、と考えると ものすごく腹立たしい。 しかも関わったのがどこそこの学校の要職だったりする。 子どもにズルはいけないと教える立場の人間が、 こそこそと自分がズルをしていた、という事実。 これはどうにも許し難い。 我が子をそこまでして教師にしたいのだろうか。 ここまで発覚したら自分達も職を失うばかりか、 採用されて先生になったばかりの我が子も失職に違いない。 これがばれたらどうなるか、ちょっと考えればわかりそうなことが わからないなんて 教育現場にいながら愚かとしかいいようがない。 でもきっとこの事件、この県では今年に限っただけではないと思う。 たまたまばれただけで、 氷山の一角に違いない。 だってそうでなければ、金品をやりとりする発想が出てくるはずがないのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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