カテゴリ:日々のつぶやき
夏休みの宿題を片付けるのが遅すぎだと、長男に夫の小言が入った。
しかし、夫が自分も似たようなものだったという余計な暴露を したもんだから、 「俺は、父さんの血を引いたんだから仕方ないじゃんねー。」と 開き直ってしまった。 この話は、夜中のことだった。 「おまえ、そういうこと言うならとっとと寝ろや。」と夫がすごめば、 夜更かししたい長男は、「いやいや、そんなことはないですね。 父さんは、完璧な人ですよね。」とゴマをする。 そんな持ち上げると、夫が助長するではないか! 「あんた、そういうこと言うならとっとと寝なさいよ。」と私がすごむ。 「あ?いやいや、違いましたね。お父さんは詰めの甘い人ですよね。 僕がそれに似ちゃったんですねえ。」 「寝ろ!」 「あ、いやいや。そんなことないですね。父さんは立派な人です。 家では非の打ち所ありませんからねえ。」 「寝なさいって!」 「あ、やっぱり、ダメダメですよねえ。 僕もダメだけど、父さんもダメだ、うん。」 夫を見れば、テレビに夢中だった。 「よかったね、母さん。父さんがダメダメで決着がついたよ。」 あんたもね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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