カテゴリ:日々のつぶやき
あまり仕事の中身はここに書かないようにしていたけども、
習い事全般に言えるのかなあ、と思ったことを。 教えている時に 素直に聞ける子と必ず「でも自分はこうじゃないと・・・」と反論する子。 素直に聞けてもなかなか直せない子とすんなり直せる子。 後者はセンスによるので、早く直せようが直せまいが練習次第で 最終的にはできるようになると思う。全く問題ない。 問題なのは前者の反論タイプ。正直言って、 変えようがない。 このタイプは、自信を持っている子がほとんどで、わりと指導者を下に見ていると思う。 早く弾ければOKと思っているフシもある。 早く弾く=上手、ではない。 しかもその早くも指が上滑りしているし、ゆっくり弾かせるとしっかりリズムを 刻んでないので弾けてなかったりする。そしてこう言う。 「こんなゆっくり弾いたらうまく弾けない!早い方が弾ける!」 それは勢いでできているだけであって(厳密にはできてないけど)、 弾けていないと同義なのだが。 だからどれだけアドバイスしても直らない、ていうか直さない。 だからそれ以上の上達ははっきり言って望めない。そこまでどまり。 おそらく前任の先生も同じ思いだったのだろうと思う。 私は、これを直して素直に聞ける子にしたいと思うのだが、 このスタンスが許される期間が長く続いていたとしたら、 すぐには直らないだろうとも思う。 もしかしたら、ずっと直らないかも。 とりあえず、 「早くも弾けるのはもちろんだけど、早くもゆっくりも弾けるのが本当に 上手な人なんだよ。それを目指してみて。」と言ったらやっと頷いた。 ダメ出しに聞く耳を持たないとしたら、 あくまでも優越感をくすぐるしかないのか・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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