Home town～今日は何を作ろうかな～

いよいよ選挙が近くなってきた。
アポなし訪問はさすがに何件もないだろうと思ってはいるが、
今日は電話だった。
いつも数ヶ所からかかってくるのだが、まずは予想していたＡから早速。

「どうもねえ、今回は危ないらしいのよ。だからぜひともお願いしたくって。
候補者の方と先日知り合いにならせて頂いてね、
ご立派な活動をされてご本人もとても良い方だったから、
あのお人柄を知ったら、どうしても入れてあげたい！って気になるような
方なので、お願いしますね。」

・・・。

その候補者とやらはＡ以上に接点があるから知っているけど、
いろいろと良くしているという行動とやらは、
Ａが入っている組織限定。

無関係の人間に対しては、ほんとそこいらにいる普通のおっさんだから。
選挙の時期にはやたら誰にでも愛想は良いような気がするけど、
終わったらすれ違っても会釈すらしない。その奥様も然り。

結局人のために選挙を闘っているのではなく自分のため、
もしくは自分の所属する組織のため。

わかりきったことを再認識させられる電話にはうんざり～。

「できればご主人にもお願いして欲しいのよ。そういうのお嫌いな方？」
「お互い選挙に関してはいつもノーコメントなの。主人は特にそういうの嫌いだし。」
「まあ～残念、じゃあそれとなくこの方を紹介しておいて下さいね。」

早く選挙終わってくれ。イライラする。
この意趣返しは、

接戦になりそうな対立候補に投じるしかないか。

とすら思うようになった。電話も訪問もほんと逆効果だからね。