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長男が帰宅するなり、
「俺、今日泣きそうになった!」と言った。 中学にもなって泣く場面なんて尋常じゃないぞ。 「Tにさあ・・・」 なぬ!?Tといえば、昔から乱暴者の代名詞。 泣くほどの痛みを与えられたのか? もしかしてついに親の出番なの!?と焦れば、 「恋愛語られちゃってさー。」 あー、そっち。 Tは乱暴者でもあり、恋多き男でもある。 つきあう女の子と長続きしないという定評が。 長男は、彼女のAちゃんとはそろそろ半年の付き合いになるのだが、 特に波風もなくやっていて、一部の親しい友達を除いては その関係をひた隠しにしている。 そのTは、Aちゃんのことを長男が好きだというのはばれていて、 もしかしたら付き合っているのでは?と疑って鎌をかけてくるが、 長男が否定するので確信を持てないでいる。 それで今日、 「好きなら告っちゃえよ。ずっと思ってるだけなんて甘いぜ。」 というアドバイスをくれたのだそうだ。 その後、「俺なんて、今カノと1ヶ月続いてるんだぜ。」と得意げだったそうな。 たった1ヶ月のおまえに恋愛語られたくねーよ! と心の突っ込みは入れたけど、実際言うのは堪えたのだとか。 「あー、おまえはいいよなー。うらやましいぜ。」と言ったら、 たいそう優越感をくすぐられたような顔をしたから余計悔しいかった、と。 しょっちゅう振られている男に励まされたら、 泣きたくもなるな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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