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Home town~今日は何を作ろうかな~

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kenyo5

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October 8, 2015
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カテゴリ:日々のつぶやき
職業柄、子どもの悩みを聞くことがよくある。
親が子どもに習い事をさせる時、
もう少し考えてあげれば良いのに、と思うことが多々ある。
一番良くないのが、2歳3歳英才教育伝説を信じて
早いうちから習い事を始めると
才能が伸びるとやみくもに思い込んで始めさせるパターン。
会話もままならないこの時期にめざましく伸びるとすると、
それは稀な天才型。
理性よりも本能が勝ってしまう年頃で、
例えば、お昼寝しているところを無理矢理起こして眠りたい状態になっている時に、
教室に来て何を習得できたのか。
頑張ったら、のご褒美欲しさのためだけに、
心底楽しんでいない様子がありありの子もいる。

物事を認識する月齢に個人差があるのだから、
その子が効率良く伸びるようになる習い事開始時期というものがある。
そこを見極めるのが、子どもの一番の理解者である親の
腕の見せどころ。小学生で始めたって、3歳から習っている同級生より
短時間で同じだけのスキルを習得できてしまう子もいる。

そして、お試し体験などで、
子どもがその時楽しい、やりたいと言った言葉は
鵜呑みにしてはいけない。
子どもはその時の勢いで言っちゃった、ということが多々ある。
実はあまり楽しくなかったと自覚した子どもは、
教室に行きたくないとかやりたくないと言い出す。
親はあなたからやりたいと言ったのに、と怒り、
辞められない子どもはイヤイヤ通い、
そしてモチベーションが上がらず上達もせず、
たいていは辞めてしまうことになるのだ。

テレビで見て子どもが憧れて、とかそういう理由も
実際やってみるとイマイチなのに、子どもがやりたいと言ったからと、
子どものせいにしてなかなか辞めさせない。
結果、その習い事を子どもは大嫌いになる。

親なのにナゼ?といつも思う。
自分の子どもの性格上、何が向いているか
なんとなくわからないのだろうか。
それなのに、向いてないと薄々感じながら、
いよいよになるまで引っ張ってしまう。
長く続けることに意味がある子どもと
新しいことに挑戦させた方が功を奏する子どもがいると思う。
ほどほどで辞めておけば、将来もしかしたらまたやってみたいという
気になる可能性も残ったかもしれないのに。

じっとしているのが苦手なのに、
親が習わせたいからと、じっとしている系の習い事をさせる。
そのうち忍耐力がつくだろうと思っているのかもしれないが、
子どもにとってじっとしてないと叱られる
この苦痛な時間を過ごすのは、不幸なことこの上ない。

あとは、親がやらせたいとか、
子どもがやりたいと言ったもの全てをやらせて、
習い事で一週間を埋めてしまうパターン。
希望を叶えられるほどの財力があるのは、幸せなことかと思うが
子どもに最良な時間の使い方があるのではないか。
時間に追われずなにをしても大丈夫な自由な時間も成長には必要かと。
友だちと遊ぶ時間も大切。
全てを嬉々としてこなす器用な子なら問題はないが、
やっているうちに子ども自身が何かついていけない、と思うようになり、
アップアップし出すのに気づいてないのか、あえてスルーしているのか、
子どもにいろいろな可能性を、と思ってのことなのか、
でも私が知る限り、要領良く全てをこなしている子を
見たことがない。
全てがどっちつかずになってしまっていることが多い。

世の中のいろんな情報に惑わされず、
我が子が毎回の教室に生き生きと通えて、
人生がより豊かになれる習い事は何か、
目の前の子どもを見て考えて欲しい。

習い事は義務教育ではないのだから。















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Last updated  October 8, 2015 09:01:13 PM
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