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住んでいる地域では、子どもの自殺が多い。
先日も一件あった。 学校だけでは子どもの状況を把握しきれないという声もあるのだが、ここの教育委員会はある時期から特別な教育システムを取り入れていて、そろそろ成果がわかってくる頃なのだが、これだけ痛ましいことが多いと失敗だったのではという気がする。 まず、学校運営が評価制なので、問題が隠されやすい。 現に我が子が小学生の頃、子どもたちが明らかにいじめと認識している件で登校拒否になった子がいて、臨時保護者会が開かれたが、校長も担任もいじめの事実はないと言い切った。不登校になるきっかけの事件を目撃した子どももいて、加害児童が優等生でその親は教育熱心で、担任のお気に入りだったので、誰もがこれでは事実は語られないと悟った。事情を知る父兄が反論したが、覆ることはなかった。 被害児童の親は泣いていた。さぞ悔しかったと思う。 何年か前にここで呟いたが、課外授業で観察した生き物を持ち帰ることを許したり、公園の花なら取って来て良いという指導をする教師が、一人や二人ではなく、命がそこにある意味すら教えられない現場。最近では、見学でお世話になったお店に子どもはお礼を言ったが、教師はしなかったという話を店主から聞いた。 学力を伸ばすことに力を入れた教育システムなのかもしれないが、人として大切なことを教えていないのではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 17, 2016 10:48:11 PM
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