鬼嫁全開
2日間連夜で、小腹が空くので冷凍の今川焼きをチンして夜食にした。夫には、リクエスト通り無糖+牛乳入りコーヒーを入れる。1日目、夫は夕食を食べ過ぎて胃がもたれたとうなっていたので2つある今川焼きの1つだけチンした。そうしたら、「それ1個しかないの?」「うんそう。」「えー。」さも不服そうだが、さっきからうなってるし、いつだったか気を利かせて2つチンしたら「俺、あんこは苦手なんだよなー。」って文句たれたじゃないか。というわけで、私が容赦なく頂いた。2日目。「何、それまだあったの?昨日1個しかないって言ったじゃん。」「だから解凍したのは1個って意味で返事したの。」ブーイングを始める。「あんこ嫌いだ、クリームじゃないのかってこないだ文句言ったのはどちらさま?これたっぷり入ってるよ。」「甘いものが欲しいときもあるんだよー。」「あー、そういえば田舎のお父さんから、こないだの帰省の時にあんたに飯以外食べさせるなって釘さされたんだった。」これまた事実である。帰省するごとに(腹回りが)成長する息子に悲観する義両親達。そして「何を食わせてる?」と義父に文句言われるのはいつも私だ。なので軽くリベンジ(義父へは怖いので夫に)。おとなしくなったので、シメシメと思ったところへ「鬼嫁。」聞こえないと思ってささやいたのかもしれないけど、しっかり聞こえたよ。「あんだって?」「ちくしょー。俺には何にもないのかよ。」聞き捨てならん(怒)「コーヒー飲みたいって言うから、入れてますけど。ああそうだ。時々コーヒー入れろって言っておきながら飲まずに放置されることもありますがね。もう一つ言えば、飲まないばかりか誰かさんは倒しておいて朝まで黙ってたってこともありましたっけね。」「あれは俺じゃない。」おや。今まで夫だと思っていたその人はどうやら夫じゃないらしい。ならば、夫の言うところの別人格の酔っ払いさんには一生、コーヒーは入れちゃらん。そして今川焼きは、成長する恐れのない私の腹の中へ納めることに決定。