避けて通れない道
ずっと苦手意識でやってこなかった分野がここで必要になりそうだ。音楽をかじっていたら、必ず通るはずの道を、今まで奇跡的に通ってこなかった。苦手分野は、伴奏づけと即興演奏。これができないのは講師として致命的。個人教室ならナシでもいける。しかしグレード制がシステムとして確立している教室では、試験に出るから必須。少し上達した生徒さんを担当することになりそうで、ここにきてそういうのが必要になった。個人教室出身の私は習わなかったのだが、通った学校の音楽課程で勉強できると思っていた。ところが教授は揃いも揃って「俺から盗め」派で、教授という名の芸術家だった。必要に迫られなければ、人間はやろうとしないものである。私も必要を感じなかったので盗まなかった。当時の自分を呪ってしまう。なんであの時やっておかなかったんだろう。というわけで、今からテキスト↓を取り寄せて一から始めようと決意した。新・やさしいピアノ伴奏法(1(入門編))新・やさしいピアノ伴奏法(2(応用編))改訂版