そろそろ覚えて欲しい
母から電話があった。「柿が取れたから送る荷物の中に入れようか?」子ども達は苦手だし、私もあまり食べないので正直に「うーん、うちは食べないからいらない。」と言った。そうしたら大変なことに。「お父さんがあっちで『せっかく一生懸命木に登って取ったのに。』って文句言ってる。」へ?娘が小さい時から柿はあまり食べないっちゅうのを忘れたわけじゃあるまいね?しかも孫達も苦手だと伝えてあるはずなのだが。不作の年は送ってこない上に、豊作の年は毎度似たような会話をしているじゃないか。あーもう、仕方ない。「じゃあ2、3個送ってよ。」「たったの2、3個!?」今度は母が文句を垂れる。電話の向こうで父の方は、「2、3個でもいいぞ。」と言ってるのに。「お父さんがいいっていうなら送るわ。」と不服そう。はあ・・・。だって食べないものを送ってもらったってもったいないのにさ。おいしいと言ってくれる人に食べられる方が柿だって幸せ。実の両親だからいらないものはいらないってはっきり言えるのに、それでご機嫌斜めになるんじゃ、姑と舅みたいではないか。で、結局どう断っても送ってくるつもりだし。この人達の嫁じゃなくて良かった。