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カテゴリ:音楽
さっき、アマゾンに注文しておいた本とCDが届きました。
一番楽しみにしていたのは、モーツァルトのミサ曲ハ長調K.317、通称「戴冠ミサ」とよばれる曲のCD。 わたしは中学生のころからクラシック、とりわけ宗教曲が大好きで、よく 自分の部屋でひとり静かにきいてたけれど、この曲は特にお気に入りでした。 CDプレイヤーの故障で、このCDを痛めてしまい、以来ずっと聴いていなかったのですが アマゾンで廉価版を発見♪即、購入を決めました。 モーツァルトの宗教曲といえば、「レクイエム」が有名ですが 「レクイエム」が重々しく荘厳なのに対し、この「戴冠ミサ」はメロディーラインが明白で華やか、 とても美しい曲です。 特に1曲目の「kyrie」の独唱が美しく、聴くたびに感動します。 キリスト教の長い歴史などを ぜんぜん知らなくても楽しめると思います。 わたしはイギリス留学中や、その後のヨーロッパ旅行のときに イギリスはもとよりフランスやスペイン、そしてスウェーデンの古い教会を なんども訪問しましたが、そのときの一こま一こまが この「戴冠ミサ」を通じでよみがえってくるように思えます。 宗教曲にはたくさんの名曲がありますが、わたしが好きなのは この「戴冠ミサ」(モーツァルト)・「マタイ受難曲」(JSバッハ)・そして「ミサ曲第5番」(シューベルト)です。 メロディーだけでなく、歌詞(お祈りの言葉)もとてもきれい。 キリスト教にしろ仏教にしろ、他の宗教にしろ 「神なる存在」への憧憬を芸術に昇華させたものは、ほんとうに美しいものだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 24, 2005 08:33:08 PM
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