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カテゴリ:その他
今日は、いろいろと物を考えさせられた1日でした。なぜか、こういうときは同じような問題提起が周囲で立て続けに起こります。
そして、今回のお題は「言葉」について。 わたしは職業柄、英語のできる日本人の人とも付き合いが多いのですが、普通の日本語の会話の中において、しつこいほど英単語を混ぜて話そうとする人々に良くお会いします。 例えば、「最近の若者は、ポジティブなイデオロギーをもってなくて、何事にもノープロブレムで生きようとするけど、そういう人々をケアするポジションにパーマネントに就くプロフェッショナルも必要ですね。」とか、もっと英単語を多用したような会話も耳にしないこともないわたしです。 「これも自己表現の一つなんだろうか。。。?」と内心疑問に思いつつも、わたしはバランスをとるように、なるべくカタカナ単語を抜いた表現になってしまうのです。 今日は、学習塾で英語を教えている友人からTELがありました。 中1の子で、テストの答案で英訳を書くところに「ぁれゎ、ゎたしのソボのィェですヵ?」と書いてあって、「こんなの○あげられないよね、いい子なんだけど・・・」とグチグチと。(笑 「わたしなら迷わずXにするよ?」と言ったら、彼女も少し吹っ切れたみたいだけど、言語はやっぱり場所や相手に合わせて、そして聞く(または読む)人の気持ちも考えて使うことを学んでいく必要があると思うからです。 日本語の会話において英語を多用するのも、ヘンなところで小さな文字を使うギャル言葉も、いってみれば「自己表現」の一番初歩的なやり方でしょうし、わたしはあんまり気にはならないんですけど、もっと人生を深めることによって、そんなチャチじゃない「自己表現」を身に着ける可能性もあるわけだし、と思ってみたりもします。 そんなことを考えつつ、アメリカ人の友人に英訳を頼まれた今夜放送のNHK大河ドラマ「しずやしず」をじっくり見ていたら、日本語の美しさにしみじみと感動させられました。 言葉は時代と共にかわっていくのが運命だけれど、だからこそ大切にしたい古くて美しい言葉もあるのですよね~。 わたしももうちょいオバサンになったら、「いまの若者は!!(怒」とか、ぜんぜん違う方向に走って、英語にかぶれまくったりするのかな。(笑 わたしは、素直できれいな日本語が好きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 20, 2005 11:17:57 PM
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